行雲流水的蕎麦人生と…

高松の手打ち蕎麦「お乃」の店主が日々感じたことや蕎麦以外の趣味、他愛もない事等々を書き綴ります。

磯の香りで…!

2009年05月29日 | Weblog
天気は回復しても…スッキリしませんな~
今日はずっと座ってたような…

まあこんな日は何か変わったことでもせな…
賄い蕎麦は「花巻蕎麦」です!まあ簡単な種なんですが~、通常は炙った焼きのりをちぎってかけ蕎麦の上にのせ、山葵を真ん中に!海苔の風味が食欲をそそります今日は高知県の「フノリ」を水で戻しトッピング!より一層磯の香りが漂います~、フノリの食感もアクセントになりいいですね~ これはまた秋以降にメニューにしてもいいかと思います
さて海苔を乗せただけで花巻?何でやろう~

「花巻きそば」の略。かけそばに焼き海苔を乗せ、薬味はおろしワサビが決まりでネギはハつけない。海苔の香りとそばの味を楽しむ趣向。
安永(1772~81)頃からある古い種物。
文政八年(1825)版『今様職人尽歌合』下に「夜桜をみにくる人に売らんとて花まき蕎麦のにほふゆふぐれ」と詠まれている。

「浅草海苔をあぶりて揉み加ふ」と、江戸末期の『守貞漫稿』に記されているが、すでに安永頃(1772~80)にはそば屋の品書きの一つとして定着していたようである。
かけそばに、もみ海苔を散らしただけの「花まき」が持てはやされたのは、上等な焼海苔の磯の香と、そばの淡い風味がうまくとけあう点が好まれたのであろう。この組み合わせの妙味が「花まき」の魅力であった。
「花まき」の名は、浅草海苔のことを″磯の花″にたとえられることからきている。

そばの豆辞典を引用させて頂きました
ちなみに海苔は有明海苔を使いました


コメント
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