そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

「ちょっと考えてみれば・・・」とレスポールさん語るのだ。

2014-02-03 21:14:27 | 日々の泡立ち。


ギブソンのレスポールというギターを弾こうなどと
思った事は生まれて一度もない。サンバーストの感
じとか好きだし、ギブソン好きの青柳さんとしては意
識しないわけがないのだが、どうもあの握った時の
しっかりした感じが馴染まないのだ。

 しかし、ギター好きとしては、あの楽器のある程度
の知識は知っておきたいので機会があれば資料は
購入する事にしている。

 今回、購入したのは少し前にシンコーさんから出さ
れた写真のムック本。その中に、このモデルの生み
の親、レスポールさんのインタビューが掲載されてい
て、ちょっといいなと思った。

 1915年に生まれ、かなり若い時代から音楽活動
を開始して、死ぬまで第一線で活躍した彼の言葉が
響いた。この本のインタビューの中で、才能がありな
がら大成功をおさめる事なく消えたいったプレイヤー
にこんな事を述べている。

「『人が好きかどうかなんてどうでもいい。僕はこれを
演る!』というプレイヤーはそこで終わりだと思う」
 そして、
「みんなとても良い奴ばかりだった。ただ、少し行くべ
き道を間違えただけで90マイルものスピードでそのま
ま居なくなってしまうんだ。ほんのちょっと考えてみる
だけでいいのに、それをしなかったというだけでね」
 とも。

 かつて、インタビューをさせていただいた泉谷しげる
さんにも似た質問をした事がある。「どういうミュージシ
ャンが生き残るか?」と。その時、泉谷さんは、「俺の
持論だぞ」と前置きした上で「音楽以上である事だな」
と言っていた。それに通じるような話だ。主体がどこか
と考える事が大切なのかもしれない。

 さすが、レスポールさん、ええ事、言うのだ(笑)。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/

マイスペース(演奏動画)
http://www.myspace.com/tokyojuggler



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778

2013「お花見ライブ」ドキュメント(撮影・埼玉県大宮ジャンキング・ギター・ジュンさん)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LKg1Boz1Ngg#!

追記。後、レスポールにあまり興味を示さないのは、
ピックアップがハンバッキングである事が大きい。
目の前で最高にかっこいいエレキギターの音を聴い
たのは高校1年の時。同級生の赤坂 喜代司さん、
エテンの弾いたムスタングのシングルコイルの音が
最高だったのだ。岩下楽器だったか、コグレ楽器の
スタジオか? あれでやられた感じなのだ(笑)。
 次に、最高と思ったコールドスエットの茂木功さん
は、テレキャスターだったしね。

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