そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

努力は自分を強くする。ありがとう。沖縄!!

2010-09-25 02:19:30 | 沖縄取材


実は、今、青柳さんは、人生の曲がり角にある。
人によったら、「こんな時に沖縄なんて」と言われて
しまうかもしれない。しかし、いたしかたない。転機
は、突然にやってきた。

どんとくんの六角堂を探している時、この看板に出
会った。何もない時期なら、見過ごしたかな?(笑)
努力は自分を強くする。ありがとう。沖縄。沢山の道
を教えてくれた人、ありがとうございます。そして、何
より音楽を通してつながったみんな、ありがとう。また、
ギターで遊ぼうな。

さて、何とかしなきゃ。バイト探しからはじめるか。
一から、出直しだ。努力は自分を強くする。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
          http://pub.ne.jp/solo_solo/



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

http://www.stickam.jp/video/179719778


そして、着いたぜ。ボ・ガンボス・どんとくんの六角堂。

2010-09-25 02:13:18 | 沖縄取材


海に出るまでに一迷い。目印の浜辺の茶屋はすぐ見つかった
が、そこからがまた一苦労。しかし、国際通りの牧志から、バイク
で1時間ちょっとで目的地へ。ついたぜ、どんとくんの六角堂。

そこはさとうきび畑のある坂を登った山の上。当日、その場所
にいたのは、名古屋からきたという「ボロン」の2人。お互いに持
っていたチラシを見せ合って、音楽活動の話をした。

バルコニーからは、沖縄の海が見えて、涼しい風が吹き抜ける。
時間が止まったような空間で、何も考える事もなく海を見た。観光
地の道端に、本当の沖縄はないし、観光客相手のめし屋に、沖縄
の庶民の味はない。「無理してでもきてよかった」と思った。



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那覇で出会った歌い手、リサの地図を頼りに。

2010-09-24 00:13:37 | 沖縄取材


そして、この日、もう一つ大事な出会いがあった。どんとくんの
息子さんであるラキタくんと交流もあるリサという歌い手との出
会いだ。この人との話の中で思い出したのが、惜しまれつつ他
界したボ・ガンボスのどんとくんの存在。

  彼女の主張は、こうだ。沖縄は鎌倉から移住したどんとくん
が亡くなる直前まで住んでいた場所。那覇に近い南城市には、
彼のお墓があり、近くには彼の死後、寄附で建てられた家もあ
る。明日まで沖縄にいるのなら、行っておくべきだ。そして、「地
図も書いてあげるから」と。

  で、「なるほど」と思いながらも考えた。

 「レンタルバイクの予約は、後1時間で終了する。もう1日、延
長できるか」「見知らぬ土地のガイドにもない場所を夜の飛行機
までの時間に探し出して、戻ってこれるか」。そして、「連日、沖
縄の焼け付くような日差しにさらされた身体が、もう1日、持つの
か」。 こんな不安がよぎった。

  しかし、この歌い手の出会いは、どんとくんの「せっかくきたん
だから、寄ってきな」の声に思えて、どんとくんのゆかりの地を探
す事を決めたのです。

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追記・その場所は、海辺の浜辺の茶屋を目指して進み、
さときび畑の横の道を上がった所にあるという。行ける
か? 見つかるか?

国際通りでググっときたのは、ブルースハープを吹きながらアクセサリーを売る崎間武利さん。

2010-09-23 22:55:02 | 沖縄取材


で、国際通り。ここは那覇のメインとなる大通り。仙台で言
えばアーケード街のような場所。当然の事ながら、夜の9時を
過ぎるといたる所で歌声が上がった。興味を持ったのは、東
京の八王子から移り住んで6年になるというガムさんと、アク
セサリーを売りながら一人でブルースハープを吹きまくる崎間
武利さん。特に、崎間さんは、最高にかっこよくて、すぐにセッ
ションを申し込んだ(沖縄に演奏旅行にきていた友部正人さん
に、「貸してみな」とハーモニカの伝授を受けた事もある。導く
人がいなくてもつながる人は、つながるのだ。笑)。

  10穴ハープをはじめたきっかけはブルーハーツで、以後、
自己流でハーモニカと向き合ってきた。どうして彼がいいって、
ブルースハーブ1本だけで演奏しているから。ギターを従えて
ハーブなんて簡単な事なのよ。そこを一人で、しかもハーモニ
カ1本というのがぐっときた。

 彼の事は国際通りを歩けば、すぐみつかるはず。探してみて
ちょ。物売りをしながらのブルースなんて、1900年代前半の
メディシンショーみたいだよね。

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「えかった」。ゆっくり歩いた沖縄「首里城」。

2010-09-23 01:37:10 | 沖縄取材


せっかくバイクがあるので、国際通の牧志付近の市場や
米軍基地の状況も見てまわった。いいなと思ったのは、首
里城。

観光客の男達は、着飾った早口の女達に追い立てられ
て凄い勢いで通り過ぎる。「何のための観光?」と思ってい
ると、沖縄の線香(写真のように黒い)を炊く地元のおばさ
んに出会った。

曰く、「まず、ここをお参りしなければ。順序というものが
あるのです」。なるほどねと思いながら、ゆっくり進むと、誰
もが無視して通り過ぎるが、ちゃんとした装束に身を包んだ
ガイドさんも配置されていた。

沖縄の守り神、シーサーは中国に届けようとされたエジ
プトのライオン(途中で気候の変化に耐えられず亡くなり、
代わりに陶器がつくられた)がモデルになっている事。しか
し、高貴な方の守り神は、龍である事。また、龍にも位の
違いがあり、日本の龍は指が4本で中国のものは5本で
あるという事を教えてくれた。勉強になったのだ。

ひとり旅で、しかも、歩くのが遅くてよかったと思ったの
だ(笑)。では。旅は続く。





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観覧車の下なんかより、もっとよい場所があるはず。北谷町。

2010-09-21 21:03:51 | 沖縄取材


那覇から国道58号を北上して、北谷町へ。ちなみに、
読み方は「ちゃたん」。ブルース好きの君は、元・憂歌団
の内田勘太郎さんのスライドギターの教則映像の中に、
この街の「ダブルデッカー」での風景が出てくるから知っ
ているかも?

  ここは米軍基地の街、ローソンとかに行ってお客さん
に道をきこうと思ったら、お客の9割が米兵で、残り1割が
大阪からの観光客。まいった(笑)。

  この街の主な演奏場所は、「アメリカンヴィレッジ」。目
印は、写真の観覧車。バイクを駐車場に停めると、凄まじ
いエイサーの響き。「この町は、大人から子供にまでエイ
サーがある。屋外演奏がどうのというのも陳腐な話か」と、
まず思った。しかし、めげずに演奏者が見あたらず。聞き
込んでまわると、「昔は、沢山いたんだけれど、最近は、大
音響で皿をまわすショップお抱えのDJがいる。あれがうる
さ過ぎるんだよ」と。

 川沿いのボード ウォークに行くと、DJが二人しかお客が
いないのに、「ミュージック、ミュージック」と叫ぶ。夜中に
なって、ドラムとギターとボーカルの3人がやってきたが、
DJの音に負けていた。

  青柳さんは、そのDJの横で、そいつらよりでかい音で、も
ちろん電気を使わずに歌ってやったのだ。聴いている人もい
ないのにでかい音、こういう人こそ、お巡りさんに取り締まっ
て欲しい。環境は最高なのに路上の文化が死にかけている。
トホホ。

 しかし、考えようだ。もう、こんな場所で商業ミュージックと対
置していてもしようがない。次に行く事があったら、青柳さんな
ら、米兵の集まるバーやクラブを「流し」のように「歌わせてくれ」
と言いなから、まわるね。その方が、絶対、スリルのある夜を
過ごす事ができるだろう。



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バイクで、沖縄の歌うたいを探してまわります。

2010-09-21 00:40:23 | 沖縄取材


 着いたぜ、沖縄。これからバイクを借りて、沖縄の歌うたいを
探す旅にでます。でも、暑い。肌がもうジリジリいってます。台
風も近い。あ~、どうなる事やら(笑)。



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