そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

「うるさい」って、ミュージシャンが言おうぜ!!

2009-02-19 21:26:17 | 路上ライブ


 写真は、池袋のウイ・ロード。この狭いトンネルで
アンプで声を増幅して歌う輩がいる。最近は、そんな
人を見かける度に、「他でやんな」と言うのだが、普
段着でギターを持っている時とスーツ姿の時とは反応
がまるで違う。

 ギターを持って、同業者風の時は、やっている方も
一応、聞き耳を持ってくれるのだが、スーツの時は、
「うるせぇ、おやじ!!」なんて言われてしまうのだ。

 スーツ姿の私とギターを持った私とどこが違うとい
うのさ。そんな事だから、ダメなんだ。いい加減にお
しよ。そのうち本気になって怒るぜ。

 長く続けたいと思う人間は、まず他人の迷惑をかけ
るような事はしないはず。

   路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

 

「ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン」なんて思う日は・・。

2009-02-18 18:05:28 | 路上ライブ


  大好きなアルバート・キングがスタックス・レーベル
から出した第1弾が「ボーン・アンダー・ア・バッド・
サイン」。邦題では、よく「悪い星の下に生まれて」が
使われている。いかにもブルースのステロタイプな閉息
感をあらわしている。

 そんな事を思うような時は、新宿を歩こう。MINAMI嬢
がギターを掻き回し、HIROYUKIさんがカリンバを鳴らし
てくれているといいな。たとえ、のえはいなくても・・・。
世間様のどす黒い空気を少しでも忘れる事ができる。

 そう言えば、ちょうどこの写真のような新宿の「大きな
ビル」と「のみ屋街」を対比させた歌を歌った日本の歌い
手もいたっけ。知っている人は、知っている。正に、この
写真のようなイメージの歌だよね。

     路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

好きだな。こんな路上人。

2009-02-15 02:28:49 | 路上ライブ


 あたたかい。迷わず、新宿に歌いに出た。まぁ、道系の人間は
考える事が一緒なのか、何人かの「同志達」にも会った。

  久しぶりに会ったのは、新宿・アルタ前広場の瀬間明良さん。
金券屋がなくなってからはじめてかな。もう20年以上この場所
で叩いているけれど、何か、どんどん若くなっている。彼は、
「あの叩き方(知っている人は知っている。笑)」で、8時半か
ら2時間演奏した。恐らく、私には同じ事をする体力はない。

 そして、今日、新宿でとびきり光っていたのは4年位前に池袋・
芸劇前で毎日のように会っていた北野善教くん。あのアンプ武装
をした「CD販売系」のミュージシャンばかりの新宿南口に純アコ
1本で挑んでた。

 青柳自身は、南口で演奏するほとんどの人間に興味はない(音更
と彼の仲間位)。「CD販売系」?あまりお上手ではないパターン
化した音楽を披露して原価の安いCDを売る人達の群れ。

 彼を、素敵だとと思ったっす。ひとしきり歌うと、シビれをきら
した販売系のヨレヨレの服を着たスタッフさん(バイトさんまで雇
っているのか?)が「次、いいですか」と目を合わせず言ってきた。
すると、「いいですよ。俺、もう上がりますから」と、すっと言い
放って撤収をはじめた。

 彼の行動の意味をここに集う何人が考えたろうか。そして、あの
スタッフさんはどんな気持ちになったのか。気になる。

         路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・写真は、「久しぶり」って感じの表情をつくってくれた瀬間
さん。



この人の音楽に近付きたい。ドブロの歌姫、chihana

2009-02-14 01:49:06 | お茶の水博士と歩く楽器街


  エコダムドのドラマーの存在も刺激的だった
けれど、写真の女性の存在がとても気になる。
いいですよね。このギターのセンス。

 スライド系の女性ミュージシャンの登場、今
日、新宿のディスク・ユニオンに行ったら、こ
のチラシがあった。吉祥寺の『曼荼羅』や渋谷
『青い部屋』など、東京のライブハウスで活動
されていて、ホームページもある。名前は、
chihanaさんていうのだろう。この人の音楽に
接近したいと思いさらに調べるとユーチューブに
も映像がアップされている。

 スライド系の女性ミュージシャンは、日本にい
るようでいなかったですよね。ルックスもいいし、
ええ感じなのだ。機会を見て、ライブにでも行っ
てみようか。

 路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・じゅんさん、どうです?
 筋のいいお嬢さんじゃないですか?  


もし奥田民生さん、斉藤和義さんとギター屋に行くなら。

2009-02-12 23:52:09 | お茶の水博士と歩く楽器街


 これは、あくまで妄想です。もし、ギター・マニア
として知られる奥田民生さんや斉藤和義さんとギター
屋に行く事になったら、みなさんはどこの店に行くだろ
う?

 彼らは、手強い。有名人でありながら、小さいギタ
ー屋にまでレアな楽器を求めて足を運んでいるらしい。

 神奈川の「リアリー・ミュージック」さんとかは、
もう行っているのだろうか。当然の事ながら、「レト
ロバザール」さんや「アーモンド・グリーン」さんに
は行っているはず(と思う)。今、私なら埼玉の大宮
に近い三橋という所にある「ジャンキングギター」に
連れて行く。

 あそこなら、「隠れ家」的だから、ファンの女の子が
きて困るという事はないだろう。彼らが、マニアな楽器
の話をしながら、ゆっくり楽しい時間を過ごす事ができ
そう。

 上のような1800年代後半の「チターギター」や蓄音機
のついた「フィドル」(下)のような超マニアな楽器を見
ながらギターの話がしてみてぇなぁ~。

 こんな妄想が実現する日がくるかな~? ただ、ちょいと
困る。彼らは、有名人だから電車とかで一緒に行く事ができ
ないのだよね(恐らく)。さて、どうしよう。やはり、雑誌
とかを巻き込んで「企画」として行くよりないか。

      路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信



ランキング14位。路上音楽、アマゾンで売れてきたみたい。

2009-02-11 03:44:25 | 路上ライブ


  最下段に記したサイトによると、アマゾンのミュージ
シャン向け本の売れ行き調査で、私の本、『路上音楽』が、
本日現在で14位にランキングされている。

 何、これ? 著者が驚くのも格好、悪いのだけれど、売れ
行きのランキングなんて、ほとんど意識していなかった。
価格はDVD付で2800円程と、結構、高い。発売から数
年が経過しているし・・・。
 2006年7月、発売日初日に新宿の紀伊国屋で完売したと
いう事実だけで嬉しかった。その後、池袋の石橋楽器とか、
色々な楽器屋さん、そして池袋・ジュンク堂で完売しただ
けで、もう十分、満足だった。

 ランキングを見ると、シンコーさんとか、角川さんとかの
凄い額の制作費や広告費を投下した本と一緒にランキングに
載っている。私の本なんか、ただの一度も広告を打った事が
ない。「日本全国に路上音楽好きがいる。しかし、日本には、
路上音楽を真正面から取り上げた本がない。マスコミにも正
しいストリート・ミュージシャンの情報はない。ならば、そ
れを徹底に書けば喜んでくれる人がいるだろう」という私の
単純な発想からはじまったのだ。
 当然の事ながら「風」をつくるための書店ランキング操作
などしていない(版元を含め、どこに、そんな資金があるの
かという状態で)。

 そして、何が嬉しいかって、この本は、私の思想とか意見
や想像を形にした本ではないという事。全国に、こんな素敵
で面白い路上のミュージシャンがいますよと紹介するために
つくった。リトルファッツ、デルタ・ブルース・プロジェク
ト、枯山水(山田せんろ+しんちゃん)、藤枝貴子、なかす
(ペイントボックスのベーシスト)、ワープールズエン
ド、MINAMI、トミイセイジ、ボガルサ(故人となったテッ
シンがいた)、ROIKI、トリップ・レモンズ、石井明夫、ナ
ラカズヲ、桑田健志、松島英生、池増唯哲、のえ、土門秀明、
KIKU、おつ、ラ・ケンターズ、ボス、古庄弓津規、アリアズ
・スレイブ・・・。みんな名前を知らないかもしれないけれ
ど、こういう人達の音楽が最高ですよ、面白いですと。それ
が認められたという事なのか。

 すこぶる嬉しい。2冊目の路上本、『路上ライブ大作戦』で
もがんばります。みなさん、ありがとう。

http://www.ne.jp/asahi/jubus/com/task/html/task19.html

       路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・今、都心部のほとんどの本屋さんで、路上音楽は売れてし
まっている。素人ぼいけれど、本屋に自分の本があり、尊敬する
仲井戸麗市さんや友部正人さんの本の隣にあるだけで、気分がよ
かった。今は、そういう状態にはない。はやく次のタマを仕込
まないとね。そして、思う。もう三度目の路上音楽ブームになっ
てきているのかと。

マニアにしか伝わらない「路上のお話」

2009-02-11 00:16:01 | 路上ライブ


 地方の街の屋外演奏という事になると商店街のアーケードや
駅前広場でという事が多い。しかし、東京などの大都市の場合、
ガード下で歌うというケースが少なくない。

 この場合も、片方の出口付近から、もう片方の出口に向かって
歌うのならよいがガード内でとなると、写真のような風景を見な
がらになる。

 私だけかな? これが嫌いなのだ。殺風景だし、どこを見たらよ
いかわからない。そして、これまた悪い事に演奏をあまり立ち止
まって聴いた事のないお客様は、この視界の真ん前に立つ。そし
て、酔っぱらいの方々は、「羞恥心」というものをどこかに忘れ
てこられているようで、さらにミュージシャン寄りに立つ(中に
は、ゆらゆらしながら異常に接近する人も。笑)。

 猛者と呼ばれる人達に打ち明けると、「そういう時こそ、止ま
った人の目を見て歌う」とか言うのだけれど、私は、恥ずかしく
て、とても、そないな事はできない。何か、左右どちらかにはず
して立ってくれないのかなぁなんて思うのだ。こんな事を考える
のは、私くらいかな? 失礼。今日は、こないな所で。

        路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信


ここは足利? 志木の街にも「からっ風」みたいな強風が。

2009-02-08 22:14:18 | 日々の泡立ち。


「オレは、吹き荒れるハリケーンの晩に生まれた」
みたいな内容の歌詞が、ストーンズの『ジャンピン
グ・ジャック・フラッシュ』の中にある。

 かくいう私は、とんでもない風の吹く街に生まれ
た。私の生まれた栃木県の足利・佐野エリアは、と
んでもない「からっ風」の地帯。学生の頃、よく今
頃の季節は、駅前とか百貨店の前に並べてある自転
車が凄い勢いで倒れた。きれいに整列されてあった
30台位の自転車が、ザーッとドミノのように倒れる
のを毎日のように見た。

 だから、ちょっとやそっとの風には驚かないのだけ
れど、今日のうちの近辺に吹いた風は凄かった。もう
洗濯物を干す段階から風が強かったので、物干竿と、
洗濯物をとめたハンガー(これで、よいのか? ちょっ
と呼び方がわからない。写真の青いやつ)をビニール
ひもでしばっておいた。

 で、夕方になってベランダに行ってみると、この有
り様。風のやつ、へし折ってやんの(写真の下の方に
ガムテープが見えるかもしれない。あれは、数週間前
に風のために折れたので補強したのだ)。志木市の風
も結構、強力なのだ。この部屋に越してきて3回目の
冬。
 同じ志木市でも、前に住んでいた所は、こんなでは
なかったのになぁ。まいった。まいった。

   路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・洗濯物を取り込んで池袋に行くと、また、サー
ド・ステージの出演者リストに松島英生くんの名前が。
「よくがんばってんな」と思うけれど、バイトは、で
きているのか? めしは食えているのか? と心配になっ
た。ホント、大丈夫?



ギルドさんと、shout,shout,out!! 

2009-02-07 23:55:17 | 路上ライブ


  今日は、いつもよりも暖かかったので、
駅前広場でギルドD55さんと歌ったっす。

 先週は、忙しくて満足に歌えなかったか
ら、今日は、気が済むまで歌ってやったっ
す。あ~、気持ちよかった。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・でも、最近、セッションを楽しんでい
ない。誰か、楽器を持って遊びにこないかな。

1日に1発、ジャンベに向き合った気持ちになって、こやつを「コン」と。

2009-02-06 00:10:24 | ジャンベのお稽古。


 1日に1度、ジャンベに向き合った気持ちで、
駅のホームにあるこのスチールの箱をコンと叩く。
「今日は、スラップで」とか、「オープンで」と
か思いながら。今、本の執筆が忙しくて、楽器に
ゆっくり向き合っている時間がつくれないのです。

 こいつが、数少ない楽しみの一つ。トホホ。

 毎晩、カンと響く不思議な音を線路の向かいに
あるコンビニの店員さんは、何だと思っているの
か?

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信


追記・せっかくなので、ナラさんの続報。
ナラカズヲさんライブ。
代官山 晴れたら空に豆まいて
2月11日(祝・水)

場所☆晴れたら空に豆まいて
www.mameromantic.com/
1500034渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B2)
東急東横線 代官山駅改札出てすぐのみずほ銀行ATM斜
め向かいのモンシェリービル地下2F

18:00開場 18:30開演
奈良さんはトップバッター6時半からです。
前売り・予約\2000+DRINK/当日 \2500 +DRINK
和風な店構え 落ち着く場所です
場内禁煙 入り口に喫煙スペースあります。