6/2~4は、今シーズン最後の雪山ガイドでした。奥穂高岳・南稜は日本アルプスの名を広めたW、ウェストンが初登攀した超クラシックなクライミングルートです。
岳沢小屋から標高差1000mで突き上がるロングルートです。左上には核心部のトリコニーの岩峰(三角の3つの岩峰)が並びます。
岳沢を眼下に核心部のトリコニーの岩場を登ります。高度感満点!
トリコニーの岩場を越えて、露出感満点の雪稜を登ります。体力的にも辛い頑張りどころです!
約1000mを登り詰めて、遂に登攀終了点の「南稜の頭」へ立ちました。
まだまだしっかり雪を纏った、前穂高岳と北尾根。この絶景には何度見ても魅了されます。
南稜の頭からほど近い奥穂高岳山頂に到達です。厳しい登攀を頑張り抜いたHさん、Yさんのお二人。さすがに満足してとても嬉しそうですね。
翌日は涸沢を経由して上高地へ下山しました。 涸沢から見上げる北穂高岳。疲れた体にも関わらず遥かなる峰々を眺めていると次なる憧れが湧き上がってきます。
来シーズンはどこに挑戦しましょうかね~!!
まずはお疲れさまでした。