6/13~14は、鳥取県の大山へガイドでした。 前日の北アルプスから大山へ。自分でも驚きの移動距離です 桃次郎一番星のようです(って古~!)
初日は足慣らしを兼ねて、自然観察しながら鏡ヶ成周辺の山歩きを楽しみました。象山山頂からキラキラ新緑の鏡ヶ成を見下ろします。
2日目は今回のメイン、大山最高峰の剣ヶ峰を目指します。あまりにも崩壊が激しく危険な為に「一般登山者通行禁止」になっていて登山地図からも消去されたコースです。ということで今回はバリエーションルートということで臨みました。
象ヶ鼻から望む、天狗ヶ峰と剣ヶ峰
登山道?はいよいよ厳しさを増し、崩壊激しいヤセ尾根を進みます。勿論ロープで確保です。
厳しい稜線なので殆ど写真の取れないまま、憧れの剣ヶ峰の山頂に到着です。
辿ってきた鋭い稜線を眺めます。
剣ヶ峰を後に往路と同じルートを戻ります。
帰りに三鈷峰にも登りました。この山もとても人気のある鋭い三角錐のカッコイイ山です。
下山中、北壁が姿を見せます。僕自身北壁は何度も登攀していますがいつ見てもこの姿には圧倒されます。
大山というと、百名山に選ばれていることもあり、99%?位の方が一般道の夏山登山コースを登られていますが、大山の良さは実はこの東側のコースにこそあります。特に今回登った剣ヶ峰は一般的には「登山禁止」になっているので誰にでもはお勧めできません(だからこそバリエーションルート扱いになります)が、「本当の意味での大山頂上(リアル大山)」なのです。
僕自身、西日本の大きな山では最も数多く登っている山ですが、大山は本当に奥深く、魅力の多い山なのです。