熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

個人ガイド 八ヶ岳 大同心稜~横岳

2024-01-31 12:01:50 | ガイド山行/雪山登山
1月29日~30日は、個人ご依頼で大同心稜~横岳のガイドでした。
最高の晴天に恵まれた2日間でした。
初日は赤岳鉱泉についてアイスキャンディでアイスクライミング体験。始めてのアイスクライミングを楽しんでいただきました。
2日目はメインの大同心稜をめざしました。風も弱く、絶好のコンディションで落ち着いて登っていただくことが出来ました。折角なので大同心の頭に寄って360度の絶景を眺めながらマッタリタイムを満喫しました。とにかく花丸💮の2日間でした。


赤岳鉱泉に到着~ かなり良い具合に仕上がってきたアイスキャンディが出迎えてくれました。




午後はアイスクライミング体験。交代で登っていただきます。
お二人様共に初めてとは思えないくらいに上手に登られて見事完登!👏


皆でアイスキャンディの上に登って明日めざす大同心稜を眺めます。期待に気持ちが昂りますね!


この日の赤岳鉱泉の夕飯はホッケと水餃子。
とても美味しくいただきました。


下部の急な樹林帯を登ってきて大同心の基部まできました。


大同心基部をトラバース






更に大同心ルンゼの上部を弱点を突きながら登ります。


大同心の頭からの赤岳、阿弥陀岳の眺め


硫黄岳方面を望みます。


大同心の頭を後に、稜線めざして最後の一頑張り!


横岳登頂! おめでとうございます!
富士山はじめ360度の大展望を心行くまで満喫しました。


横岳を後に地蔵尾根の頭まで主稜線を縦走です。
なんと気持ち良い稜線歩きでしょうか!
この後、地蔵尾根を経由して赤岳鉱泉、美濃戸へと下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。







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鈴鹿 御在所岳 藤内壁 後尾根

2024-01-31 11:43:25 | ガイド山行/雪山登山
1月28日は、鈴鹿 御在所岳藤内壁の後尾根をガイドしてきました。
天候に恵まれた日曜日でしたが、他に誰もいない貸切状態の後尾根でした。もちろんトレースは皆無で後尾根終了点から登山道合流までの樹林帯の登りは猛烈ラッセルでした。前日の比良堂満岳に続けてのラッセル連チャンの週末でした。流石に疲れきりましたが、ご参加のお二人とも本当によく頑張って登られてとても満足されたようで充実した一日でした。


可愛いヒヨコ(アヒル?)の軍団。
藤内小屋の外流し台にて


藤内壁出合からの藤内壁


後尾根の取付きます。
ルンゼ、ガリー、クラック、とにかく窪んだ所は全て雪がガッツリ溜まりまくっているので掻き出して進まなければなりません。


なかなか際どい岩場登り


更に際どい岩場登り


中尾根方面を眺めます。奥には前尾根
なかなか凄まじい景観です。


後尾根の核心部に突入です。
ここも膨大な雪が詰まっていてラッセルしながら進んで岩場に取付きます。




一枚岩を突破してこられます。
なかなか奮闘の登攀です。


後尾根を終了してからは暫し猛烈ラッセルで突破。
ようやく御在所岳登頂! 樹氷がとても綺麗でした。


折角なので山頂レストランで休憩~
お決まりのみたらし団子&ウインナーコーヒーの組み合わせでホッコリタイムです。
この後、麓に下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。







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比良 堂満岳 堂満ルンゼ中央稜

2024-01-31 11:05:24 | ガイド山行/雪山登山
1月27日は、比良山系の堂満岳 堂満ルンゼ中央稜のガイドでした。
大雪後のドカ雪の比良でした。途中からトレースは皆無でひたすらラッセル三昧で中央稜終了点まではなんとか登りきりましたが、その後の山頂までの登りは時間的にとても無理なのでここまでとして、懸垂下降の連続で同ルートを下降。ゴリゴリにシゴかれまくった一日でした。


麓から望む堂満岳。
田んぼも真っ白なので山中のドカ雪を想像させられます。少々心配しながら先ずは駐車地のイン谷口へ向かいます。


堂満ルンゼ出合の堰堤に到着。
既にドカ雪です。


先行者が既に3パーティ有り。
トレースに助けられて中央稜取付きのだいぶ手前まで来ましたが順番待ちをしていると時間切れになってしまいそうなので支稜を登って途中から合流することに。しかしここからが物凄いラッセルをしながらとにかく上をめざします。




膨大な量の流雪溝と化したルンゼを登ります。


更に2ピッチ目のチムニー状の所が悪い悪い!
苦労しながらも突破してこられます。




更に最後のミックス帯を登ります。
ここを2ピッチで抜けて中央稜の登攀終了~。
少し休憩をして山頂をめざし始めましたがあまりの膨大な積雪でとても登れたものじゃありません。既にタイムオーバーなのでここから下山することに。




登ってきた中央稜を懸垂下降の連続で下ります。計6回の懸垂下降でした。


まさに雪との格闘!といった感じで雪崩に用心してラインを選びながら下っていきます。
この後、登山口に下山して今回の山行を無事に終了しました。
大変、大変お疲れ様でした。
ご参加ありがとうございました。







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