1月20日は、個人ご依頼で「鈴鹿 御在所岳 藤内沢と雪山講習とアイスクライミング体験」の仕事でした🏔
遠路遥々、関東からお越しのクライアント様のお二人様、普段からとても熱心に登山にクライミングに取り組まれているので折角なので盛り沢山の内容でご案内させていただきました☆彡
藤内沢をアイゼンワークやピッケルワークを念入りに練習していただきながら登っていき、途中の小氷瀑でアイスクライミングを楽しみ、最後に3ルンゼのアイスゲレンデで2時間ミッチリアイスクライミングを楽しんでいただきました。昨シーズン、赤岳鉱泉のアイスキャンディで初めてアイスクライミングを経験されたお二人様ですが、今回初めての天然の氷瀑をとても上手に登られて満足感一杯のようでした☆彡
藤内壁出合から藤内壁を望みます。
4日前は雪がドッサリで真っ白だったのにたった4日で様変わりしていて驚きました。
一つ前の赤岳山行の記事でも書きましたが、ここ御在所岳もやはり中学生の時に父親に連れられて来たのが初めてでした。前を歩く女性2人組の登山者の後を着いて登山道を登って来てこの藤内壁出合に着いたのですが2人組を進む後をなんの疑問もなしにそのまま後を着いていき始めると「普通の登山者はそっちの道ですよ」的なことを言われ行き先を正されました。ふと彼女達のザックを見るとスゴイ形のピッケルが2本も着いてて、藤内壁に向かって進んでいく2人を眺めながら「なんかスゴイ世界があるんだなぁ」と感心したことを強烈に覚えています。やはり時が過ぎてここが今の自分の仕事場になっているのがとても不思議です。
藤内沢を進みます。
コウモリ滝のミニ氷瀑をアイスクライミングで登ります。
ショートロープのメリットとデメリットを理解しているので多少易しくても登攀的な個所はクライアント様のストレス軽減と安全を考えると「1本のロープに1人」の原則で登って来ていただきます。
ガイドということからすると作業が異常に増えて大変でもありますが「職人が楽をしようとするとロクなことにならない」という尊敬する伝説のパティシエ、杉野英美氏の言葉をずっと大切に仕事に取り組んできたつもりです。
アイゼンワーク、ピッケルワークを練習しながら登って来ていただきます。
クライマックスは3ルンゼでアイスクライミングを楽しんでいただきました。
トップロープで先ずは傾斜の緩い易しいところで安全に楽しんでいただきます。
続いてミニバーティカルにもチャレンジ!
大きい目のラインもそれぞれ2ラインずつ登っていただきました。
お二人様ともとても上手に登られて見事にクリア👏 とても満足のお二人でしたが見ている僕の方もとても満足でした☆彡
最後に御在所岳登頂!
雪山登山満載の一日でしたね☆彡
今回は下山はロープウェイでビューンと下山🚡
大黒尾根をはじめ濃尾平野や四日市の海を眺めを堪能しながら下山して一日の山行を無事に終了しました☆彡
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう!