7月20日は、京都大原の金毘羅山で岩場技術の実践編講習でした。
今週3回目の金毘羅岩場講習、今回は4名様の内の3名様が遠路遥々福岡と鳥取からのご参加でした。毎回思うことですがご参加いただく皆さまはとても熱心でヤル気満々な方ばかりなのが本当に頼もしく講習をさせていただく僕としても嬉しい限りです。
後半の途中で短時間ですがゲリラ豪雨的な激しい降雨があってコンディションが悪くなってしまいましたが内容を少し変えつつも夕方までしっかり行って終了~ ガッツリ密度の濃い一日でした☆彡
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先ずは危なくない範囲で登り、下り、トラバース、をひたすら反復練習して動きを体に覚え込ませます。
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続けて実際の登山を想定してのシミュレーション行動で岩尾根を登っていきます。
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次々と現れる岩場を越えていきます。
実際の山岳地での行動においてはとにかく「慌てず」「落ち着いて」「確実な動作」で行動することが大切なのです。
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ワイケンの頭から大原の里を眺めます。
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ワイケンの頭のフェースを使って限界点を底上げする為の登り込みです。
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途中で突然のゲリラ豪雨で岩場ビショビショになってしまいましたが皆さん登り込みを続けられます。皆さんのヤル気満々さには頭が下がります。
この後、他の岩尾根に行きたかったのですがあまりにコンディションが悪いので内容を変えて下降技術の練習を重点的に行いながら下山することにしました。
登ったからにはちゃんと無事に下るのが登山だから下降技術こそ重要な技術なのです。
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懸垂下降を交えながらの下山です。
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クライミングダウンではとても下れそうにない所はひたすら懸垂下降です。
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濡れて滑りやすくなった岩場を落ち着いた確実な動作でクライミングダウンしていきます。
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最後は30mの懸垂下降で平地に下り立ってようやく終了~
朝から夕方まで途中の激しい雨にもめげず本当によく頑張っていただきました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
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熱く、楽しくいこう!