1/19~20は、和歌山在住のUさんの個人ご依頼で八ヶ岳の人気バリエーションルート、赤岳主稜のガイドでした。
赤岳西壁の登攀は寒さと強風の戦いです。
クライマーで大賑わいの主稜はやはり渋滞続きでしたが冬季バリエーションが初めてのUさんにとってとても実りのある登攀となったようです。
赤岳西壁全景。ちょうど真ん中辺りに先行クライマーが見えます。
1ピッチ目のチムニーを登ってくるUさん。日が入らないので手の冷たさに耐えながらの登攀です。
中間部辺りの雪稜登攀。
あと一息! 最後の岩場を登る先行パーティー。
快晴の赤岳登頂! おめでとうございます! 初の冬季バリエーションルート、頑張りましたね!
下山中、振り返り見る赤岳主稜。
見て素晴らしい、登って素晴らしい、さすがの赤岳主稜でした。
1/12~14で西穂高岳ガイドでした。行程的に比較的タイトな2日間プランに対して今回は3日間ということでゆとりのある行程で西穂高岳山頂をめざしました。
山荘を出発して登ること約1時間余り。独標、そしてピラミッドピーク、西穂高稜線の核心部の登場です!
独標からはピラミッドピークと西穂高岳が大きく威圧的に聳えます。
まだまだ遠い西穂高山頂をめざしてピラミッドピークを後にします。
独標から数えること10個目の峰を越えていよいよ目の前に西穂高岳が姿を現しました。
念願の西穂高岳登頂! おめでとうございます。 Oさん、Sさん、東京都からそれぞれ別々のご参加のお二人ですが実は非常に近~いご関係だったことが発覚!・・・・・・ それにしても世間ってホント狭いですよね~!
山頂から登ってきた稜線を見下ろします。竜の背中のような姿はいつ見ても美しいです!
登りの分だけ同じく大変なのがこの西穂高岳山頂からの下り。前向きになったり後ろ向きになったり、状況に応じた様々な「動き」で落ち着いて下山しました。 厳しさと美しさを併せもった西穂高岳、いつきても刺激的な姿で迎えてくれる名峰ですね!
1/9~10は、赤岳ガイドでした。お正月も過ぎ、平日ということもありすっかり静寂を取り戻した八ヶ岳でした。今回初めてご参加のOさんは普段からハードなバリエーションルートなどにも登られているだけあってしっかりした力を持った方でした。
スッキリ晴れました! ドーンと存在感のある阿弥陀岳です。右奥には真っ白な御嶽山が望めます。
地蔵尾根を登って標高2700mの稜線に出ました。赤岳天望荘、そして赤岳山頂が大きく聳えます。残り標高差は約200m!
赤岳登頂! おめでとうございます! 条件にも恵まれてOさんにとって余裕の赤岳登頂でした。
南アルプスの山々(左から鳳凰三山、北岳、甲斐駒、仙丈)そして八ヶ岳南部の山々(権現岳、編笠山)、絶景です!
さあ、気を引き締めなおして下山です。阿弥陀岳を正面に望みながら文三郎コースを下りました。
天気にも恵まれて素晴らしい良い登山ができました。お疲れ様でした。ありがとうございました!