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ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

相国寺塔頭 瑞春院

2008-03-04 21:33:22 | ちょいぶら京都 -洛中-
080301撮影

瑞春院は、作家水上勉さんが小僧をしていたことで知られています。
その記憶から書かれたのが直木賞受賞作『雁の寺』。
方丈には、八方睨みの龍(梅村景山筆)、孔雀の襖絵(今景年筆)、
上官の間には、雁の襖絵(上田萬秋筆)、古松の絵(鈴木松年筆)があります。


【南庭 雲頂庭】 借景は、同志社大学



【北庭 雲泉庭】 池泉観賞式庭園 夢窓国師の作風をとりいれ作庭



北庭の奥には、ちいさな滝があります。



【水琴窟】 北庭にある水琴窟、右側の竹筒に耳をあてるといい音色がします。
いままで聞いてきた水琴窟中で一番きれいな高い音色がしました。
 


右側は、茶室『久昌庵』表千家の「不審菴」を模したものだそうです。
濡額の書は千宗左(而妙斎)直筆。



【書院】一休禅師の掛け軸や大茶碗等がありました。


書院の中に蔵・・・・  でした。 画像がないのが残念ですが・・・







手水鉢と梅の木



梅は、まだ咲いていませんでした。 お庭のいいアクセントになっています。




ひょうたんの形をした手水鉢
 



【瑞春院】上京区今出川通烏丸東入ル
拝観時間:10:00~16:00 拝観料:600円
アクセス:地下鉄今出川駅下車北へ徒歩約5分 
平成20年1月12日(土)~3月18日(火)非公開文化財特別公開中
*期間外は、拝観3名以上 要予約