2012/02/12撮影
平等寺は、通称「因幡薬師」で知られる古刹、高倉天皇より「平等寺」の寺名が下賜されました。
本尊は、薬師如来立像で藤原時代の一木造で、頭巾をかぶっています。
信州信濃の善光寺の阿弥陀如来、京都嵯峨の清凉寺(嵯峨釈迦堂)とともに日本三如来に数えられています。
薬師如来像は、現在宝物館に移動されていてまじかで見ることができます。
御本尊である頭巾をかぶった薬師如来像、両脇に釈迦如来・如意輪観音像、漢織神・呉織神像を見ることができました。
通常は、寺宝の公開はされていないようなので興味のある方は期間中に
日本三如来の一つに数えられる本尊薬師如来立像の他にも
•清凉寺式釈迦如来像(重文)
•如意輪観音坐像(重文)
•開基 橘行平坐像
•十二神将、不動明王像
•小督局遺品「毛髪織込光明真言」
•小督局愛用の「琴」と「蒔絵硯筥(すずりばこ)」
•『一代要記』(北村季吟写本)ほか高倉天皇ゆかりの寺宝
が一般公開されていました。
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第46回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開 因幡堂平等寺
期間:平成24年1月7日(土)~3月18日(日)
時間:午前10時~午後4時(受付終了)
拝観料:600円