銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

オリンピックミュージアムふたたび

2022-02-17 06:17:00 | オリンピック





オリンピックが終わってしばらく落ち着きを取り戻してみると、2021年の東京オリンピックとはなんだったのかと冷静に振り返ることができます。
真実はひとつであっても答えは人それぞれにあります。その答えの一つを見に行きたいと思います(訪れたのは2021年12月になります)



新国立競技場です。今だと外壁を取り払われて一般に公開されています





その近くにあるのがオリンピックミュージアムです



オリンピックは終わっても、記念撮影をする人たちはあとをたちません





現在もオンラインで予約すれば入ることができます。入場料は500円です



受付で手続きをすませると、最初はエレベーターで二階にのぼります



最初に目に飛び込んでくるのが、北京オリンピックで着用される公式スポーツウェアです。作成してる企業はデサントのようですね





そして歴代の金メダリストたちの写真



織田幹雄がアジア人初の金メダリストになります



入り口です



中に入るとオリンピックの概要を説明した動画が円形に映し出されます



古代オリンピックの歴史から解説がはじまり、



歴代トーチ



近代オリンピックのはじまり。ラグビー(ユニオン)に携わったことでスポーツの教育的価値に開眼したピエール・ド・クーベルタンが再興しました





日本オリンピックの歴史





そして今度の2030年の誘致をしている札幌オリンピック関連の展示があります



ここでは体感型の施設が並びます



ポーズで競技を選んだり





オリンピック秘話の解説。感動的な話が盛りだくさんです


ほかにも巨大シアターやパラリンピック、アスリートを支える人たちの紹介なども目白押しでした


そして今回の目玉はなんと言っても、オリンピックで活躍した選手たちの言葉や競技結果を紹介するコーナーです。こちらは一階部分にあります





銅メダリスト



金メダリスト



銀メダリスト



女子バスケットの活躍は大きな話題をさらいました





こちらは選手たちが実際に使用したユニフォームや道具などを展示してあります



錦織圭選手のユニフォーム。このマネキンは実際の身長にあわせて設置されてあると思います





お互いをたたえ合う選手たち



本物のメダルです


三宅宏実選手のユニフォームとシューズ。身長は146センチらしく、靴があまりに小さくて衝撃を受けました。
ちなみに身長は小学校5年生の平均身長と同じぐらいです。
こんな小さな体で100キロ以上の物を持ち上げるなんて!



全員が着用した公式スポーツウェア



寄せ書き



参加した選手全員の写真が飾られてありました



サッカー日本代表の久保建英選手のシューズとユニフォーム



野球のボール



そして実際の表彰台。のぼることもできます




ご存知のとおり、コロナ渦ということでオリンピック開催にあたって侃々諤々とした議論が巻き起こりました。
いまでもオリンピックに否定的な人もいれば、反対だったけど楽しんだ人、はじめから応援していた人、それぞれの思惑を巻き込んで今に至ります。
どれが正しかったのかは人それぞれにあり、今後ともその答えを集約化することはできないでしょう。
ただどんな結果であれ、行動の積み重ねや挑戦が歴史になるならば、これもひとつの歴史として残せたのではないかと思います。

宴の終わり―オリンピック最終日

2021-12-14 06:24:00 | オリンピック







この日はオリンピック最終日。
賛否両論の渦巻く国民を二分する大会ではありましたが、蓋を開けてみれば盛り上がりを見せ活況のまま終演を迎えることができました



最終回は、オリンピックスタジアムを外苑前駅から向かいます。いつも以上に警察官がいるなという感じで、実際に周辺の警察官の数は尋常じゃなかったです







人が滞留しており



手前側で閉鎖されていました。とにかく最後は絶対に何事もなく終わらせるのだという強い意志を感じました







酒屋さんの前では通行止めの案内をしていました



ほかはどうなのか青山一丁目方面へと歩いてみます



こちらもかなり手前から封鎖されていました。封鎖していてもなぜか信号を守らせる警察官



青山一丁目方面の写真



警察車両が道を塞いでいます





これが凄い。とにかくずっと奥まで続いています。関係者の休憩所も兼ねたものと思われますが、それにしてもこれだけ警察車両が並ぶのは壮観です



続きます



どんどん続きます



ひたすら続いて、最後ははとバスまで。警備員等待機場所の文字が見えます



なんと気がつけば青山一丁目駅まで到着。一駅分の長さを警察車両が並んでるのにはビックリ!



なにやらカメラを構えた人たちが集結していました。この時はなにを撮ろうとしているのか分かりませんでした



交通規制をしているので、警察関係の車両や時折迷い込んだのかよく分からないのですがタクシーを見かけました



交通規制をしている場所は、めちゃくちゃ静かです。車が通らないだけでこんなに静かになるものなんだと思いました



今は赤坂方面へと歩いてます




 
カナダ大使館





歩道橋がみえてきました



歩道橋の上から眺めます



こちらは青山一丁目方面。こんな景色は二度と見られないかもしれません。緊急事態宣言の最初の頃を思い出します



再び赤坂方面を眺めます



左に見えるのは赤坂御用地



赤坂御用地のいくつかある門のひとつ。ここは警備が軽かったです



豊川稲荷を横切り







赤坂駅に到着。ここからが交通規制の起点となっていました



近くの歩道橋から眺めます



素晴らしい景色です



ちなみに赤坂警察署が近くにありますが



すぐ隣に止まってるのは、大阪府警のパトカー。こうした光景もオリンピックならではですね





再び青山一丁目に戻ってきました



信濃町駅まで歩いてみると









こちらも車両がまったく通っておらず









警察官の数がとにかく凄い。すれ違うのは警察官ばかり。一般人より遥かに警察官の方が多く、警察官の集会場に紛れ込んだ気分です









信濃町駅に到着



ここもバリケードで立ち入り禁止でした



とにかく警察官ばかり



青山一丁目に戻ると



物凄い数のバスがかっ飛ばしていました。もうすぐ始まる閉会式にあわせて世界各国のトップアスリートたちを運んでいる最中でした。これだけ世界有数のアスリートたちが集結しているのだから警備が厳しいのも納得です





カメラマンも構えています



みんな、この瞬間を捉えるためだったんですね











再びオリンピックスタジアム前に戻ってみると





やっぱり騒々しい状況でした



感謝を伝える垂れ幕を掲げる家族もいれば





車両が通るのに撮影に夢中で場所を空けない某テレビ局のカメラマンクルーたち





そして警察官の群衆と反対派のもみ合い。ソーシャルディスタンスという概念はここではありません





開会式からお決まりのセレモニーです







警察官と仲良く話をしていたコスプレの人。観客が入ったら、こうした人たちが数多く見られたことでしょう



キム・ジョンウン氏のそっくりさんのハワードXさん。路肩で寂しそうに佇んで誰かと話をしていました。
国際的なイベントでは必ず顔を出して注目されていますが、最近は北朝鮮の動向も話題が少ないとあってか、あまり目立った活躍はできなかったようです



最後も喧噪と対立、静寂ととともに幕を閉じました




Olympic Agoraーオリンピック精神を体験する

2021-12-09 06:49:00 | オリンピック






オリンピック期間中に、日本橋にあるコレド室町でオリンピックアゴラが開催されました。
オリンピックアゴラとは、オリンピック精神を伝える文化プログラムです。
オリンピック文化遺産財団が主催し、三井不動産が運営しました。
展示物は非常に貴重な品々ばかりで、これほど凄い展示物を日本で一堂に会するのはオリンピックが自国開催した時だけではないかと思われます。










今回の目玉は、オリンピック・スピリット展。コレド室町テラスで行われました。



案内板があります。各地に展示物がちりばめられているので周囲を散策して楽しむことができます。



さっそくコレド室町テラスのオープンスペースには、こうしたデジタルアーカイヴスの設備が設置されてありました。





こちらは彫刻です。記念撮影してる方々が沢山いました。



地下にもこうした催しがなされています。



予約した時間になると、地下一階にあるところに向かいます。予想よりも大勢の人が集まり熱気がありました。
最初にスマートフォンで予約したQRコードのチケット(無料)を示すと、読み取り機で確認してもらい通されます。
アルコール消毒、検温はおなじみのルーチンです。
赤いシールを渡されて、左胸に貼るように伝えられます。



これはエレベーター待ちの壁に張ってあったポスター。こうしてみると群衆の数が圧倒的で、本来のオリンピックの景色はこうだったんだなと思いを馳せました。



エレベーターに乗り込み入り口に入ると見えるのがこの解説。



バッハ会長の挨拶もあります。



最初はオリンピック精神を伝える文言が並びます。





ゾーン02では、過去の大会のポスターがどんなものであったのか、今大会まで紹介されてありました。



その時代や国の感性をかんじることができます。









個人的には日本大会とメキシコ、



それとアメリカの広告はいいなと思いました。洗練さとユニークさ、それに当時の未来志向が感じられます。



こちらが今大会のポスターです



ゾーン03は、聖火リレーのトーチが並べられています。









こちらは札幌大会のもの。



今回のトーチです。



ゾーン03は、開会式で使われた衣装が飾られてあります。







メイド服のようですが、メイド服ではありません。



北京大会の衣装。絢爛さと中国文化を強く打ち出しています。



ゾーン04は、各大会のメダルです。





注意書きには、メダルのみの撮影はOKですが、人との撮影は禁止されています。



今大会のメダル。現代らしいデザインです。



最初の大会のメダル。



四角の時もあったんですね。



そして丸が定番になります。



と思ったら、札幌大会もこのように趣向の凝らした形状になっています。







銅メダルと銀メダルはデザインが一緒で、金メダルだけ特別仕様なのはすべて共通していました。



まわりの壁には、特筆すべき選手の足跡が紹介されています。



4大会連続でメダルを獲得したのは、世界で4人しかいません。そのうち3人がアメリカ人で男性。
伊藤馨は唯一の女性で日本人です。いかに希有な存在か分かります





こちらは日本人で初めて金メダルを獲得した人。アジア人初でもあります





当時のメモ書きが残ってます





ゾーン05は、過去の映像をスマートフォンやタブレットを並べて流していました









最後はシアター。過去の映像をダイジェストで流してオリンピックの精神を体験できるものです





帰りはほかの展示物が紹介されていました



福徳の森にあるアート。針金のような細い線を使ってデジタル表現をしており、一方で遠目ではラフスケッチのように見えて面白い試みの作品です







パラリンピックの折り返し地点④(オリンピックミュージアム前)

2021-09-10 06:24:00 | オリンピック


オリンピックミュージアムにやってきました。やはりオリンピック期間中と比べるとどうしても人が少ないかなという印象を受けます



訪れる人たちも少ないのか、受付のボランティアたちも心なしかのんびりした雰囲気を漂わせています



相変わらず他県の警察官たちをたくさん見かけます。この日は大阪府警でした



五輪のマークのところにきました



パラリンピックの開催中もパラリンピックのモニュメントは掲げないようです



相変わらず行列ができる人気ぶりですが、やはりここも開催中の割には少し人が少ないかなと思われます











みんな手持ち無沙汰のご様子





交通規制がされているためにとてもしずかで、都心とは思えないゆったりした時間が流れる空間でした

パラリンピックの折り返し地点③(夢の大橋)

2021-09-09 06:10:00 | オリンピック


東京ビックサイトにやってきました



こちらは関係者の拠点にもなっており、いろんなスタッフたちが出入りしてました





東京ビックサイトにあるモニュメントです。なぜ巨大ノコギリ?
調べてみると、アメリカのポップアート作家の作品で、問題解決のプロセスを表現してるそうです(問題を切り分けて考えるということでしょうか)



近未来型の水素バスも通っていました



ボランティアの姿がみられます



やっぱり独特ですね



夢の大橋にやってきました





残念ながら以前あったミストシャワーは撤去されていました



見えてきました





オリンピックとおなじ聖火台です







メラメラ燃えてます


 
反対側。やはり二度目ということで新鮮味もなくなったのか、あるいはこの日は暑すぎたのか、見学に来る人は少なかったです





東京ビックサイト駅近くにもどると



こんな花がありました。ミライトワとソメイティをかたどったものです



ボランティアの女性たちが楽しそうに記念撮影をしていました





さらに奥に進むと



こちらも花が飾ってあります



立体的な花です



奥にはこうしてお花畑



近づいてみると



こんな風になっていました