#野比温泉

・隣のスーパーが経営する温泉施設
・昭和の感性が至るところに感じられる
・かなり狭い浴室




京急本線
#YRP野比駅

▲わいあーるぴーのび。奇妙な駅名であるが、これには訳がある




▲階段を降りる手前に

▲ドコモの広告

▲階段を下り


▲横には案内板

▲実はこのYRPというのは、横須賀リサーチパークの省略で、横須賀に作った民間研究開発の一大拠点である。
先ほどのドコモやNECや有名どころが集結し、世界的にも有名な場所らしい。
Googleで検索すると、「YRP野比 地獄」と出てきて、研究者にとってはかなり過酷な場所なんだとか

▲改札口

▲改札口を抜けると地図があって

▲今ここで、三浦海岸方面へと歩く(地図で見ると下側)

▲改札口をでたら左を向いて

▲一度線路沿いを歩く



▲住宅地へどんどん進む


▲道に沿って右に進み


▲次の分かれ道は左




▲すると大通りにでる。この通りは、尻こすり坂通りと呼ばれる道だ

▲名前から急坂かと思っていたが、その割には緩やかな傾斜である。

▲改札口

▲改札口を抜けると地図があって

▲今ここで、三浦海岸方面へと歩く(地図で見ると下側)

▲改札口をでたら左を向いて

▲一度線路沿いを歩く



▲住宅地へどんどん進む


▲道に沿って右に進み


▲次の分かれ道は左




▲すると大通りにでる。この通りは、尻こすり坂通りと呼ばれる道だ

▲名前から急坂かと思っていたが、その割には緩やかな傾斜である。
それもそのはずで、尻をこするほど急坂だったのは、開削するまえの話。先人たちのおかげで緩やかな坂をのぼることができる

▲あとはまっすぐ進むだけ

▲スーパーを横切り




▲山が近づいてくる

▲ファミマがみえてきたらもう近い


▲右側にみえてくる

▲YRP野比駅から歩いて13~15分ほどだろうか。ちょっと歩く距離である。

▲あとはまっすぐ進むだけ

▲スーパーを横切り




▲山が近づいてくる

▲ファミマがみえてきたらもう近い


▲右側にみえてくる

▲YRP野比駅から歩いて13~15分ほどだろうか。ちょっと歩く距離である。
ここからさらに海沿いに進めば、ペリー上陸記念碑がある。横須賀はペリーさん一行が初めて日本の地に足を踏み入れた場所だ

▲後ろをみると

▲川になっている


▲到着
恐る恐る入ると、ちょうど女性従業員の女性が掃除をしている最中だった。
ここはすぐ上にある業務スーパー協同(ほかに町田店とかも運営している会社)がオーナーである。なぜスーパーの経営会社が温泉施設を始めたのかというと、食品を保存するために地下水を掘っていたところ(その発想がすごいが)、たまたま鉱泉が湧き出たらしく、それなら利用しない手はないということで温泉施設を始めたんだとか。
そのような経緯があるため、地続きで業務スーパーと駐車場を共有している。

野比温泉はとにかく昭和感満載で、昔の古い旅館を彷彿させるようなノスタルジーに彩られた空間である。
入って左側には休憩室があって、椅子にテーブルとテレビが置いてある。テレビは全画面緑色で故障したまま。このへんの緩さも昭和らしい。
受付は右側で、受付前には券売機が設置してある。
料金はこのときだとゴールデンウイークだったので、休日料金で900円。さらにバスタオルを借りる場合は、200円。ほかにタオル200円。これはおそらく販売用のフェイスタオルだろう。
当初は、バスタオルだからフェイスタオルもついてくるのかと思ったら、バスタオルだけだった。
チケットを差し出すと、一見さんとバレバレだったようで、丁寧に説明してくれた。
受付の右奥に下足箱があり、奥にある緑(青)が男で、手前のピンクが女性だという。先に下足箱に靴を入れて、その鍵を受付に渡す。同じ番号の鍵を渡され、それが脱衣場のロッカーの鍵になる。
男湯は2階で、狭い階段をのぼる。
階段の手前奥には、休憩所とレストランが併設されている。
とにかく古くて昭和の頃に作られたままだろうなと思ってたら、実は2009年にリニューアルしたのだとか。しかも数千万も掛けてるという。失礼ながら、とてもそこまでお金を掛けたとは思えなかった。
狭い通路を進むと、脱衣場も古くて狭いところだった。

▲殿方、婦人という表現も昭和の感性を感じさせる

▲階段をのぼってきたところ
右壁のところにロッカーが並び、示された番号をみつけて鍵を回すのだが、ガタついていて、上手く回せない。とにかく全体的に老朽化している(どこに何千万もお金を掛けたのだろう?)。
扉も小さくて、なんと引き戸。この時点でなにやら嫌な予感が…。
取っ手が不安定な洋風ぽい扉を開けると、入ってすぐに愕然としたのが、思った以上に狭いことだ。カランの数が片方で5つだけである。
入浴料900円にタオル200円はもはやスーパー銭湯とおなじ値段だが、設備はどうみても地方の公営温泉レベル。
これで温泉でなかったら失望は相当だったと思われる。
最初の手前左側にあるのが、サウナで、これまた扉が小さい。屈みながら中に入ると、一応詰めれば3人が入れるぐらいなのであるが、端っこは足の置き場がないので、実質2人用。
かなり薄暗くて、すみっこに照明が一つあるだけ。
温度は低めで、90℃もあるかどうか…。
それでもじっとしてれば汗が滲んでくる。
カランは左右にあって、ハンドルはスーパー銭湯タイプであるが、自動では止まらず自分のタイミングで調整できる仕様。一つひとつがみんな違ってるので、操作がバラバラなのは戸惑った。
備え付けはちゃんと用意してあって、シャンプー、ボディソープ、せっけんまでもある。
物を置くスペースは奥行きがあっていいのだが、シャワーのヘッドを固定する場所が奥にあるうえ、ものによっては角度が内側にあるので、正直使いづらい。
浴槽は奥にあって、一つのみ。
縦長で、半身浴が出来るように手前側は縁があって、奥にジェットバスがある。ジェットバスのところは仕切壁があり、湧出口が小さな岩のモニュメントでビニール管から流れてくる。
湯船は茶褐色というか、薄い黄土色。見るからに塩化物泉という感じで泉質は高いだろう。
温度は想像したよりも低くて、40℃ぐらいか。なので、体に優しくて久しぶりに長湯してしまった。

出典:ニフティ温泉ホームページ引用
▲信楽焼きのたぬきが置いてあるのもなんといえない味わいがある
客層は、高齢者が中心ながら若い人も2人ほどいた。
高齢者は顔見知りらしく、盛んに色々と話をしており、とてもにぎやか。昨今のコロナ渦における黙浴とは無縁だった。
設備はかなり老朽化が目立ち、設備はシンプルかつ最低限。下の階だと、おそらくまた違うのだろうけれども、上階に関してはコストパフォーマンスが悪く、風情を楽しむ以外に地元の人でないとリピートしようとは中々思えないところだった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 YRP野比
経路 線路沿い
周辺の環境 業務スーパー、森、川
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 信楽焼きの狸
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 狭い
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ジェットバス
サウナ あり
温度 40℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 丁寧
清潔さ 古いけど清掃はされている
貸しタオル あり(200円)
備え付け あり
◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者や若者
【案内】
所在
地神奈川県横須賀市野比4-3-5
電話番号
046-848-1430
営業時間
11:00〜21:00
定休日
毎週水曜日、12月30・31日
駐車場
40台
入湯料[入湯は11時より]
■10:30〜17:00大人 800円(日・祝日は900円)/子供 500円■17:00〜21:00大人 700円(日・祝日は800円)/子供 300円■幼児(0才〜小学生未満)100円* 毎月10日・20日・30日はサービスデー…大人500円/小人 300円
* 回数券(11枚つづり) 8,000円施設案内
・大浴場(内湯/男1 女1)
・サウナ
・休憩所(大広間)(飲食物は持込禁止)
・売店
・レストラン
※休憩室・カラオケのご利用は16:00まで
備付品
バスタオル(有料)、 石鹸(無料)、 ドライヤー(無料)泉 質ナトリウムー炭酸水素塩泉、弱アルカリ性、低張性、
冷鉱泉(神奈川温研第593号)16.8℃/加温効 能神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、
運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、疲労回復期、痔疾、
冷え性、疲労回復、健康増進
※野比温泉ホームページ転載