銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

玉の湯(東京・大塚)(廃業)

2020-09-29 06:48:00 | 銭湯
東京・大塚
#玉の湯
2020年9月30日閉店








JR山手線
#大塚駅


▲巣鴨と池袋の間にある大塚駅






▲階段を降りる


▲降りたところ


▲改札口を抜けて右にむけば東口


▲近くの地図をみると


▲だいたいこのあたり


▲東口をでて


▲大塚駅を振り返る


▲左側に進む




▲線路を横断し


▲右に進む


▲すぐ左を向いて


▲横断歩道をわたり


▲右折する


▲すぐに左折する


▲ちょっと進めば




▲大通りにでる。ここを右に進む(大通り沿いに歩く)


▲あとはほぼ一直線だ








▲この横断歩道を過ぎると


▲右に玉の湯の建物がみえる


▲だいぶ年季が入っている


▲ちょっと先を右に曲がって


▲看板がみえてくる


▲こちらは玉の湯ではなく、サウナ玉泉


なんだか風俗みたいな案内


▲そして、その隣が玉の湯だ


▲レトロモダンな外観である


▲テントは破れたまんまだ。このみすぼらしさをどうにかしようと思わなかったのだろうか…


▲到着


中に入ると、広めの下足箱スペース。
真ん中に傘立てがあって、ポスターはあるけど、装飾的なものは見あたらない。






▲閉店のお知らせ


▲のれんの破れ具合が歴史を偲ばせる


サンダルを預けて奥に進むと、左寄りにフロントがあり、座るのは70代か80を迎えたと思われる男性。
貸しタオルを訊ねると、「いやー」と言われて、入り口横にある販売するタオルならあると示された。
入浴料が470円とタオルが150円なので、合計620円。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲コロナ渦にありながら、受付は透明シートなどでは覆われておらず、写真のまんま


男湯は左側で、中に進むと、脱衣場もやはり広めである。真ん中に島ロッカーがあり、右奥には古いマッサージチェアが3つ。それと卓上型ゲーム機がある。
インベーダーゲームだろうか?と置かれてあった新聞紙をどかすと、幾分新しい様子で、イラストからみて90年代あたりのソフトが入ってたと思われる。
ただ電源は抜かれてあったので、テーブル代わりにしか使われていなかった。
ほかは昔ながらの体重計に、片隅に小さな洗面台ぐらい。
マンション銭湯の割には天井が比較的高く、入り口上には磨り硝子でタコや熱帯魚などが描かれていた。


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用

ちなみに、左壁にあるロッカーであるが、鍵の滑りがきわめて悪く、抜くときに苦労した。帰るときはまったく入らず焦った。なので使う際は(ほかの銭湯にも言えることだけど)確認してから使ったほうがいいだろう。


入り口の扉を開けると、浴室もまた広く確保されており、島カランが3つもある。もちろん両壁にもカランが並ぶが、島カランはシャワーがないので、実質使えるのはその両壁あたりか。
カラン数だけでいえば都内屈指の多さ。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲かつてはあふれるほど賑わった日もあっただろう


立ちシャワーも2つあるのだが、お湯しかでないのと、とにかくボロくて汚い。
テープで補修されたガラスブロックのところは真っ黒で、カーテンはあきらかにカビで黒ずんでいた。
このあたりの汚さは残念ながら浴室全体にみられた。


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用


カランは、やはり古いということで部品の接合部分からお湯が吹き出していた。水まわりはどうしても水圧を受けるので古いところはガタが出てくる。



出典:Dokodemo Sentoホームページ引用


浴槽は浴室の奥にあって、かなり横幅がある。
2つに分かれていて、右側が深浴槽で、ジェットバスが吹き出してくる座湯。
左は浅浴槽で、こちらもジェット付きで、真ん中に赤外線。
浅浴槽はかなり広く、10人は余裕で入れるかも。深浴槽は2人用である。
どちらとも白湯で、温度は44℃ほどだった。熱いけど、まあちょうどいい案配かもしれないと感じた。


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用
▲こちらは女湯


ここの特徴は、浴室の広さもそうなのだが、タイルがふんだんに使われていることである。
まず目に飛び込んでくるのが奥壁のタイル絵で、タイルの升目がとても小さい“豆タイル”なのに下から天井までビッシリ敷き詰められている。仕上がるまでに相当な時間とお金を掛けたに違いない。
浴槽も縁から外壁部分までタイルの装飾が施されていて、もちろん間仕切り壁のところもタイルで熱帯魚が描かれていた。言及する必要もないが、床もタイルである。
こんな感じで、開店当時としてはかなりの情熱を注いで作られたんだろうなと思い巡らせた。


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用
▲埋め尽くすタイルクラフト


出典:Dokodemo Sentoホームページ引用
▲浴槽の側面も見事なモザイク絵。まるでファミコンのドット絵をみているようである


しかし、残念ながら現在では老朽化と汚さが目立ち、特に女湯のタイル絵を覗くと、半分が天井から落ちてきた黒ずみで判別不明の状態。
あきらかに清掃してないのがわかる
当時はほかの銭湯を凌ぐモダンな銭湯だっただろうが、時代とともに惰性的になってしまったのだろうか?
受付でも店主の覇気のなさが気になったが(高齢というのもあるだろうけど)、帰りのときは足を組んでテレビをみているなど、あきらかに接客をする姿勢ではなかった。
どういった理由で銭湯を閉めるのか分からないが、栄光と斜陽のコントラストが見事に浮かび上がる、儚い気持ちにさせる銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 大塚
経路 東口を出て住宅街へ
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 昭和レトロ
壁画・眺望 立派だが汚い
統一感 あり
置物 なし
照明 若干暗め

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広め
シャワーの出 まあまあ勢いがある
浴槽の種類 座湯、ジェット、赤外線
サウナ 別施設 経営は別か?
温度 44℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 挨拶はしてくれるが元気がない
清潔さ 汚い
貸しタオル なし(販売150円)
備え付け なし

◆人
受付 70代後半ぐらいの男性
客層 中年や高齢者


【案内】

住所
〒170-0005
豊島区南大塚2−31−3

電話番号
03-3947-4126

アクセス
山手線「大塚」駅下車、徒歩5分

休日
木曜

営業時間
15:00−25:00

※東京銭湯ホームページ転載

新世界ラジウム温泉(大阪・恵美須町)

2020-09-26 06:42:00 | 銭湯 温泉
大阪・恵美須町
#新世界
ラジウム温泉








大阪メトロ堺筋線
#恵美須町駅

▲恵美須町駅の改札口


近くの地図をみると、右側に通天閣がみえる


▲出口3に出たところ


▲まっすぐ向くと、通天閣がみえる


▲通天閣を目指して、ただ、まっすぐ行くだけ








▲通天閣の足元までくると


▲左折




▲もう到着


昼間に撮った写真だと











こんな雰囲気。



▲ラジウム温泉から通天閣を眺めると、めちゃくちゃ近い




▲串カツ屋さんも目の前に


▲ラジウム温泉がここの目玉のようだ


▲中に入ると、蛍光灯がほのかに暗くて昭和らしい感じ


▲そしてキリンの置物


下足箱のスペースはごらんの通り、かなり広めで余裕で靴を脱ぐことができる。
真ん中にはキリンの置物があって、おそらく近くにある天王寺動物園のマスコットを持ってきたと思われる。


▲こちらはあべのハルカスを訪ねたときにみつけたキリンのハルカスちゃん




▲天王寺といえばキリンなんだな


入り口に立つと、男女に分かれており、ここが番台形式であることが分かる。
じつは入り口に券売機があるのだが、間抜けなことにそれを見逃してしまった。
 

扉を開けると、コロナの影響からか受付の番台にはぐるっと透明のシートが覆われており、座るのはみた感じ50代後半から60代ぐらいの男性。
渋い表情をしており、スマートフォンを耳にかざしていた。
お話中かと待っていると、こちらをジロリと眺める。後で思い返すと券売機のチケットを出さずに突っ立ってるので何だコイツ?ぐらいに思ったのだろう。
こちらは券売機を見落としていたので、対応してくれることを待っていた。
そこへおばちゃん(店主の母親か?)がヤクルトらしきものを持ってくると、男性店主が「アカンと言ってるやろが!」と怒髪天を衝く説教が始まり、置いてきぼりを食らうことに。絵に描いたような大阪のおっちゃんなので面を食らった。
「なに?」みたいな感じで聞かれたので貸しタオルお願いしますと訊くと、タオルを出してくれた。500円出してお釣りは20円。タグを渡されて、それで下足箱の鍵とあとで交換する。


番台の前に立つと男湯側から女湯の脱衣場が見晴らし良好である。
さすがに丸見えではないが、だいぶ見えた。仮に見たくなくても見たら犯罪者になるので、極力みないようにした。


脱衣場は、おおざっぱに言えば扇型のような形をしており、下足箱同様にこちらもかなりの余裕がある空間だ。
通天閣の真下ということで大阪では一等地にありながら、こうしたスペースを確保できるのは中々すごい。
建物自体はそれなりに年季を感じられたたが、当時としては相当勢いのある銭湯だったのだろう。


左側に並ぶロッカーを適当に選んで服を入れると、浴室の扉前に立てば、自動扉である。


扉を開けて中に入れば、浴室もまたスペースが広い。開放感があって、これぞ銭湯という感じである。あと設備の配置が面白い。
おおざっぱに、左奥側から右にかけてカラン(洗い場)が並び、右側を浴槽が置かれてあるが、若干混在している。つまり関東のように明確に区分けされた配置ではない。


最初に椅子を運ぼうとすると、椅子が見あたらない。
カランに目をやると、背の低い長いすが石材で作られており、そこに座る設計だった。これも斬新。
ただ、左奥と右奥のカランには個別の椅子がすで用意されていたので、よくあるプラスチックの椅子がないわけではなかった。


カランは、シャワーが高めに設置してあり、このへんは好みもあると思うが、個人的には若干使いづらい。温度調節もできるタイプで、いわゆるスーパー銭湯的なカラン。
それとビックリしたのが排水溝がないことだ。口をゆすいで吐き捨てようとしたら側溝がないので思わず飲み込んでしまった。


体を洗うと、まず最初に入ったのが、ここの主浴槽ともいうべき真ん中近くに鎮座した深めの浴槽で、関西の銭湯は関東と比べて“ぬるい”と俗説では言われているので、それを信じて躊躇なく入ったら、普通に熱かった。


おおよそ43℃ぐらいだろうか。
足先はいいとして、背中がピリピリするぐらいの熱さ。奥にスイッチがあり、押すと控えめのジェットが噴出する。
主浴槽でこれぐらい熱いと、ほかはもっと熱い?と若干不安になった。


浴槽はほかにも複数あるが、その主浴槽の右はす向かいにあるのが、ずいぶん波打ってる浴槽。
バイブラとは明らかに違って、ビックリするぐらい波そのものである。なんだろうこれは?とのぞいてみると、なんと高濃度炭酸泉と書かれてある。
まさかのマサカだ。試しに入ってみると、たしかにぬるめ。
ただ、本物の高濃度炭酸泉なのだろうか?とかなり懐疑的だった。少なくとも自分が経験してきた高濃度炭酸泉ではなかった(そもそも攪拌するのは炭酸泉では禁じ手)。


もう一つが、ここの看板になってるラジウム温泉。奥にあるカランとカランの間に設置されてある。
手を入れてみると、突然ビリビリときたので、なんだ?!と確認したら、電気風呂と兼ねたものだった。
左側が電気風呂なので、右側の方から恐る恐る入る。こちらも温度は低めで、41℃前後と思われる。
ここの看板施設であるが、その割にはかなり小さくて意外だった。
独特の強い臭いを放ち、ラジウム泉でこのような香気は始めてだ。似たような臭いを頭の中で検索してみたが思いつかなかった。
室内は、最後に水風呂。
入り口から見て一番左にある煉瓦調のスペースに用意されており、余裕で2人ぐらいが入れそうだ。水温はそこそこ冷たく、16℃ぐらいだったかもしれない。


そしてここの白眉はなんといっても露天風呂だろう。
ちゃんと二重扉で、中に入ると立派な露天風呂が目に飛び込んでくる。
かなり広くて、詰めれば7~8人は入れそうな浴槽。最初に入ったときは女湯の方から「水が飛んできたー」とおばちゃんの可愛らしい声が聞こえてきて、それに呼応する形で露天風呂にいた男性が「余計な報告せんでええわ!」と仕切り壁を通してじゃれ合っていた。
女湯からは「んふ(ハートマーク)」と嬉しそうな声が聞こえてきた。
そこへ自分みたいな空気を読めない人間がタイミング悪く入ってしまったものだから、なにやら申し訳ない気分になった。とりあえずなにも聞いてなかった振りをした(そして、ちゃっかりブログに書く)。


こんな感じで、まず全体を通してスペースに余裕があり、商店街の中心地にありながらこの開放感は素晴らしかった。
一方で、壁絵などの装飾性はほとんどなく、唯一天井が意匠の凝ったものぐらいだろうか。


客層は、若い人もいれば高齢者もおり、年齢の幅が広い。
自分の勝手なイメージだと、大阪の銭湯はとても活発で賑やかだろうなと思っていたのだが、番台の店主を除くとみんな静かで、誰かを干渉するわけでもなく淡々と入浴していた。
このへんは同じ銭湯でもその時間帯によって違ってくるものであるが、少なくとも自分が入浴したときはとても静かで、大人の雰囲気を放つ銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 恵美須町、天王寺
経路 通天閣ふもとまで
周辺の環境 通天閣や商店街

●空間演出
建物外観 コンクリート造りの銭湯
壁画・眺望 
統一感 あり
置物 キリン
照明 若干暗め

★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 広い
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ジェット、ラジウム鉱泉、水風呂、露天風呂
サウナ あり
温度 40~43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 渋い
清潔さ きれい
貸しタオル あり(20円)
備え付け なし

◆人
受付 50代の男性
客層 高齢者

【案内】
住所
〒556-0002
大阪府大阪市浪速区恵美須東1-4-13

電話番号
06-6641-3093

アクセス
天王寺駅から徒歩15分

営業時間
6:00~24:00

定休日
元日、第二第四木曜

入浴料
大人450円
中人150円
小人60円

※ニフティ温泉ホームページ引用

鳩乃湯(東京・国立)

2020-09-22 06:32:00 | 銭湯
東京・国立
#鳩乃湯








JR総武線
#国立駅

▲国立と書いて、くにたちと読む








▲ひとまず降りよう




▲改札口


▲改札口を抜けた先に地図がある


▲見にくいが、右上にある緑色のマスが一橋大学のラグビーグラウンドで、その付近に鳩の湯があるので、その方向にむかう


▲でるのは、南口




▲国立駅を振り返る


▲右隣には旧国立駅を復元した建造物があった




▲中はイベントスペース




▲色んな催し物をしてるようだ


▲左側に進む


▲横断歩道を渡って




▲ファミマを左




▲あとはしばらくまっすぐ














▲この糸井眼下を左折すればよかったのだが気が付かず…


▲少し進んだ先で気が付いた


▲近くには駐車場を用意してあるので車で来ることもできる


▲裏側から入ると




▲鳩乃湯の目の前に出る


▲2020年4月にリニューアルオープンしたとあって、とても綺麗な外観だ


▲到着


入り口に入ると、やや狭い下足箱のスペースであるが、とても綺麗な印象を受ける。靴を中に入れて奥に進むとロビーになっており、マンション銭湯にしては少し広めか。真ん中にテーブルがあって、右手前に券売機、左にフロントだ。
受付に座るのは、30代前半ぐらいの女性。銭湯業界ではかなり若い方である。帰りは男性だったが、後ろには小さなお子さんがいたので、若い夫婦で営まれているのだろう。
チケットを渡すと、「下駄箱の鍵はありますか?」と聞かれてロッカーの鍵と交換する。
男湯は、右側にあった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


のれんをくぐると、こちらもすごく清潔感にあふれている。
奥と右側にロッカーが並び、左手前に洗面台。残念ながら、アメニティ類はなかった。珍しくカゴ置き場がある。
余計なものは一切なくて動線もしっかり考えられており、非常に合理的。


浴槽の扉を開けると、右手前に立ちシャワーが2つ。円形の大きなヘッドでシャワーの粒が大きいタイプである。温度調節もできて便利。
壁は木材のような素材を使ってて、高級感がある。
その奥にサウナ。もちろんフィンランド式(別料金)だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


隣接する形で、奥に横並びのカランが二列ある。
カランも温度調節できるスーパー銭湯と同じタイプであるが、ハンドルを押すとシャワーの出が長いので使い勝手がよろしい。こちらのシャワーヘッドも大きいタイプだった。
備え付けもあって、夏ということで冷感用のシャンプーまで用意されている。
石鹸で洗うといつまでも体がぬるぬるし、軟水であることが分かった。


浴槽は、主に左(間仕切り)側で、手前に水風呂。水温は温度計は20℃を示していたが、手の感触はけっこう冷たい。
隣に炭酸泉。これがここの主浴槽で、温度は38℃ぐらいか。最大7人ぐらいは入れそうな広さである。ちゃんと濃度も確保されており、マンション銭湯の中では相当広い部類だと感じる。しかも客数は少ないので、ほぼ独占状態だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲左が水風呂、真ん中が炭酸泉。右(柱の奥)がシルク風呂である


さらに奥はシルク風呂。微細泡による白濁のもので、こちらは41℃ぐらいか。
その通路を隔てた対面に、ジェットバス関連(座湯)の熱湯があって、温度は43℃ほどなのだが、驚いたのはジェットバスが“見えない”ことである。
どういうことかというと、通常のジェットバスは白い泡になってハッキリ目に見えるのだが、ここは泡にならないために見た目ではほとんど分からないのだ。ただ足を入れとたしかに強力なジェットが噴出してる。最新式のジェットバスはこんな風になってるのかと妙に感心した。


そして一番奥にある扉を開けてみると、外気浴用のスペースだった。
灯籠が目の前にあってささやかだけれども、美しく整った坪庭だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


全体的にとても綺麗で洗練されており、引き算の美学が貫かれている。一方で、壁をよくよく見ると葉のような細かい装飾が施されていて、隠れた意匠を感じ取ることもできる。
奇抜さや強い個性はないけれども、完成度が非常に高く、教科書に紹介されるような理想的な銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 国立
経路 南東にまっすぐ
周辺の環境 飲食店

●空間演出
建物外観 新しい建物
壁画・眺望 富士山のモザイク絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 使いやすい
浴槽の種類 シルク風呂、ジェットバス、高濃度炭酸泉、水風呂
サウナ あり
温度 39~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け あり

◆人
受付 30代前半ぐらいの男女
客層 高齢者


【案内】

住所
〒186-0002
国立市東2−8−19

電話番号
042-572-0918

アクセス
中央線「国立」駅下車、徒歩8分

休日
月曜

営業時間
13:00−23:00

※東京銭湯ホームページ転載

金町湯(東京・金町)

2020-09-19 07:24:00 | 銭湯
東京・金町
#金町湯






JR常磐線
#金町駅


▲常磐線の東京の縁にあたる金町駅








▲エスカレーターを降りて




▲改札口を出たところ


▲今回は南口に向かう




▲ここは葛飾柴又と隣接している


▲金町湯は五丁目なので右に進む




▲左に見えるのは京成電鉄。隣駅に柴又駅がある。ご存知の通り「男はつらいよ」の舞台だ



ということで、ちょっと柴又に寄り道


▲柴又駅前の通り








▲撮影の着替えや休憩場所として使われた高木屋。のちに映画にも登場




▲草だんごが美味しそう






▲柴又帝釈天(題経寺)


▲柴又といえば「男はつらいよ」であるが、その主人公を演じた渥美清は非常にプライベートが秘匿された人で知られており、山田洋次監督やスタッフはおろか親友さえも自宅の電話番号さえ知らなかったのだとか。そんな秘密主義の寅さんではあったが、浅草の蛇骨湯で偶然声を掛けた早坂暁とは終生家族ぐるみの付き合いをしており、渥美清にとって銭湯は人生を変えた場所だったようである


そして金町に戻る


▲線路沿いに進んで




▲左の道をまっすぐ






▲ここでくねった道を進む。少し周囲を確認してたら、「お兄さん、なにか探してるの?」とおばちゃんに声を掛けられた。いかにも下町らしい




▲さらに少し歩けば






▲金町湯に到着














▲到着。入り口が妙に低い…


入り口に入ると、目の前にアルコール消毒液が置いてあり、手につけてくださいと書いてあった。
下足箱が左右に分かれているので、ここは番台。左が男湯である。


▲せっかくのタイル絵(招き猫)が残念ながら傘立てで埋もれている


扉の前に立つと自動扉だった。
中に入ると、番台なのだが、珍しいことに番台の前に階段が付けられている。こんなのは初めて見たのだが、脇にある扉が開かないのか…。 
当然ながら、コロナ渦の影響ということで、周囲を透明シートで覆ってある。
座るのは、60代ぐらいの女性。
「貸しタオルありますか?」と尋ねると、「これがありますが」と購入するタオルセット(石鹸、シャンプー付き)を示された。値段は130円らしいので、入浴料470円とあわせて600円。


出典:東京銭湯ホームページ引用


脱衣場は基本的に古い銭湯にありがちな造りであるが、ここはちょっと変わっていて、なぜかのれんが脱衣場の中に取り付けられている(それが写真の右側)。
通常は、脱衣場の入り口にあるものだが、おそらく客のプライバシーに配慮したものなのだろう。のれんの横にも遮光シートのようなものが設置されていた。


ロッカーは島が2つと左壁には常連客用のロッカーがある。
端っこにはカーブミラーがあって、洗濯機が2つ並び、その反対側である手前には坪庭がある。坪庭の端っこにおそらく後付けで作られたトイレ。
足元をみると、足ふきにキャプテン翼のタオルが置かれてあった。広告も南葛FCのポスターが張ってある。
妙にキャプ翼推しだなぁと思ってあとで調べると、原作者の高橋陽一がこの地域の出身者らしい。南葛という名前は、南葛飾の略のようだ。


浴室の扉を開けると、そこそこ広くて島カランが2つ。左壁にもカランがある。
右側をみるとサウナがあるが、2020年8月末でもいまだ中止だった。
そのサウナの奥に立ちシャワーが2つあった。2つのヘッドがあるタイプで、だいぶ古いのか真っ黒に錆びていた。


浴槽は奥にあって、シンプルに2つ。左が長方形で、麦飯石にお湯を通して注がれた湯船。バイブラ仕様で緑色の薬湯である。温度は43℃ほどか。



出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは男湯


その右側にあるのが円形の湯船で、こちらは定間隔でジェットバスがついていた。隣とは底でつながってるので温度も同じぐらい。ただ、奥側の底に突端みたいなのがあったので、うっかり踏んづけてしまい痛かった。業務上必要なのだろうが、客からするとちょっと困る。


客層は、ほぼ高齢者だったが、小さな子とお父さんの親子もいた。
こういうパターンだと決まって、お父さんが子どもに熱くても我慢して入れ!と発破をかける。子どもも嫌々ながら我慢して入る。
「じゃあ何分入れる?」とお父さんが聞くと、子どもは「3分!」と言った。
しかし目測を誤ったのか、途中で「何分経った?」と聞くと「まだ45秒」とお父さんが答えれば、「あれ、なにこれ?」と温度計を指して立ち上がり、さりげなく誤魔化していた。5、6歳の子どもに見えるが、そういう演技をする年なんだなと妙に関心した。
最初は熱かったらしいが、「もう、慣れてきた」と言っていたので、43℃ぐらいだと小さな子どももなんとか入れるのかもしれない。


全体的にやはり所々の老朽化は否めないが、温度と水質(麦飯石の効果?)が肌にあってるのか入っていて気持ちいいお湯だった。
客数は非常に多く、ここに来たときは自転車が隙間なく並んでいたのにはビックリ。
柴又葛飾に近いということで、やはり下町らしい雰囲気のある銭湯だったが、その割にはみんな大人しく、とても静かな銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 金町
経路 線路沿いに歩く
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 古典的な富士山
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 脱衣場兼
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 バイブラ、ジェットバス、薬湯
サウナ あり
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル なし(購入130円)
備え付け あり

◆人
受付 60代ぐらいの女性
客層 高齢者や親子


【案内】
住所
〒125-0042
葛飾区金町5−14−9

電話番号
03-3607-1459

アクセス
常磐線「金町」駅下車、南口より徒歩7分

休日
木曜、第4金曜

営業時間
15:30−22:30

※東京銭湯ホームページ転載

鴻の湯(東京・三ノ輪)

2020-09-15 06:16:00 | 銭湯
東京・三ノ輪
#鴻の湯







東京メトロ日比谷線
#三ノ輪駅




▲路線図をみるとこんな感じ。北千住と上野の間に位置する場所だ






▲階段をのぼる














▲やっと地上に到着


▲とりあえず目の前の横断歩道をわたる




▲渡ったら右(パチンコ屋がある方)


▲わたって


▲ドトールを横切る


▲そのまままっすぐ












▲目の前に見えるのは上野東京ライン


▲この高架線に沿って左に歩く








▲動物の絵のところを通り過ぎて








▲ここでストップ


▲左にむく


▲進むと


▲左側に鴻の湯がみえてくる


鴻の湯と書いて「こうの湯」と読む












▲到着


入り口に入ると、履き物をそのまま脱ぎ捨ててる人がほとんどの状態。
中に入ると、さっそく目の前がロビーで、開店直後にも関わらず全体的に雑然としていた。
ソファにはタオルが掛けっぱなしだったり、テーブルには使い捨てマスクやティッシュなどがいたるところに放置。
みんなが神経質になってる時節柄、なかなか大らかなところである。


右に目を向けるとフロントがあって、座るのは70代後半あたりの女性。
愛想がいいわけではないけど、人の良さそうな感じである。


男湯は右側(フロントのすぐ脇)で、のれんをくぐると、脱衣場もやはり所々にゴミが放置されている。
左側には体重計と洗面台で、体重計はなぜか古い体重計の上に家庭用の体重計が置かれてあった。


右側がロッカーのある空間で、右端には座るテーブルと椅子が置かれてある。
ロッカーの上もロビー同様に歯ブラシやタオルが放置されてて埃もだいぶ積もっていた。店の関係者はこういう状況でもまったく気にしないのだろうか?
一方で壁紙や天井はとても綺麗で、一度手が加えられてるのだろう。
脱衣場に隣接して小さな中庭があり、縁側というか、コンクリートのヘリをたどるとトイレにたどり着く。


浴室も汚いだろうなと思いながら扉をあけると、中は意外と綺麗だった。
真ん中に島カランと左右の壁にもカランがあり、手前左側は立ちシャワー。
奧に浴槽がある。
シャワーは当初かなり熱くて呻吟したが、しばらくするとマイルドになった。
浴室の入り口には備え付けのシャンプーが置いてあり、古い銭湯では珍しい。


浴槽は先に書いたとおり奧側にあって、L字型をしている。右側がせり出したバイブラで、真ん中が半寝湯だが、角度が微妙なので背中の収まり具合はあまりよくない。
左はボディジェットとハイパージェットが並ぶ。


温度はだいたい43~44度の間ぐらいか。最初に入るときはちょっと熱いなと感じたがすぐに慣れた。
複数の設備があるが、実質一つの湯船である。


天井は高めで昔ながらの造りであるが、壁絵はなく、庭方面も曇りガラスなのでせっかくの中庭も見れないため、目を楽しませる要素がほとんどなかった。


客層は高齢者ばかりで、ほとんど地元の人たちだろう。挨拶とか会話の類は一切なく、静寂に包まれた銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 三ノ輪
経路 線路沿い
周辺の環境 工場地帯

●空間演出
建物外観 昔ながら
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 雑然としたロビー
脱衣所 雑然とした脱衣場
シャワーの出 ふつう(一部ハズレあり)
浴槽の種類 バイブラ、半寝湯、ボディジェット、ハイパージェット
サウナ なし
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ 浴室はきれい。他は雑然としている
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり

◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒116-0014
荒川区東日暮里2−20−10

電話番号
03-3801-3011

アクセス
東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅下車、徒歩10分

休日
月曜

営業時間
15:30−22:30

※東京銭湯ホームページ転載