銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

RAKU SPA BAY 横浜(横浜・東神奈川)

2025-01-18 18:26:00 | スーパー銭湯
#RAKU SPA BAY 横浜




京急本線
#東神奈川駅

▲京急東神奈川駅

▲少し前まで仲木戸駅を名乗っていた

▲改札口にむかい

▲振り返ったところ。送迎バスはここの階下にある

▲下に降りて(下にも改札口がある)、奥の左に進むと


▲左の建物が京急東神奈川駅で、右に高架線路がみえるが


▲高架線路の下に郵便ポストがある。この付近かちょっと先に


▲送迎バスが停車している


▲バスに揺られて海方面にすすみ(箱根駅伝はこの道を左右に走っている)


▲貨物線路を渡り


▲途中で右方面に瑞穂大橋があるので
それを渡ると


▲ラクスパがみえてくる


ちなみに東神奈川駅から先ほどの道をひたすらまっすぐ進むと、




▲瑞穂橋がある。この右隣には、スターダストとポールスターというBARがある。あぶない刑事のロケ地だったり、サザンオールスターズの「思い出のスターダスト」のモチーフになったお店だ






▲ポールスターの中の様子


▲瑞穂橋の左横に併設されているのが、瑞穂橋梁。日本初の溶接鉄道橋である





▲瑞穂橋の先には、横浜ノース・ドッグ米軍基地がある






▲寄り道をしてすみません




▲到着


入り口に入ると奥に靴箱があり、数はそれなりにあった。
左が入り口で、ゲートはそのまま入れるが、帰りのときは靴鍵のバーコードを読みとらせてゲートをあける必要がある。


フロントはちょうどすべて埋まっており、少しばかり待つことに。
壁には失踪した犬のポスターが張ってあって、スーパー銭湯でこうしたポスターがあるのは珍しいなと思いながらぼんやり眺めてたら、フロントが空いていたらしく、受付の女性が困惑した顔でこちらを見ていた。
対応してくれたのは二十代前半ぐらいの可愛らしい顔立ちの女性だ。
「初めてですか?」と聞かれたので「はい、そうです」と答えると、下駄箱の鍵を出してくださいと言われ、そのあとに簡単な説明してくれた。
浴室は三階で、リクライニングルームの二階や、休憩所の四階はエレベーターで移動できないので階段を使ってほしいと言われる。
タオルや館内着はフロントの斜め後ろ(エレベーターの横)にあり、「他になにか分からないことはありますか?」と聞かれたので、「ないです」と答えた。


タオルを手にしてエレベーターで三階へと進むと、右が女湯で左が男湯。
脱衣場では受付で渡されたバンドの数字を確認して該当するロッカーをみつける必要がある。ロッカーの幅は狭く、荷物がある人はかなり使い勝手が悪いのはではないかと感じた。
服を脱いで奥に進むと、困惑する場面に遭遇する。奥の左側にはドレッサーが並ぶが、右側に出入り口があった。
最初は方向を間違えてしまったのかと思ったが、ドレッサーと出入り口のあいだに浴室へと進む通路がある。
なんとも紛らわしい構造だ。


浴室に入ると、浴室内はラグジュアリー感ある重厚的な作りで、左側には立ちシャワーと通常のカランが奥にかけて並んでいた。
仕切り板はスケルトンタイプで、隣に人が座るとすぐに分かる。テーマカラーは細部まで突き詰められていて、非常に洗練された空間だった。
シャワーはスーパー銭湯なので勢いがあるが、自動で止まる間隔が少し短いために何度もハンドルを下ろさなければならない。
カランの対面にある右側のスペースには、休憩用の椅子が定間隔で並び、ここで休憩することができる。


そこから奥へと進むと、正面には横長の内風呂があった。10人前後は入れそうな広さで、薬湯仕様。この日はヒアルロン酸が入った青い薬湯だった。
スーパー銭湯だと基本はぬるめの傾向であるが、ここは42℃ほど。なのでやや熱いと感じた。しかし訪れたのが年末の大晦日だったので、寒い時期にはもってこいの塩梅である。


そこから右に目を向けると、水風呂がある。高く設置された深めの作りで、水温は16℃ぐらいだった。スーパー銭湯にしてはけっこう冷たいと感じた。
再び正面を向くと、右側に通路が2つあり、その通路の右方面にはアカスリと高温サウナが並んでいる。
左方面の通路奥が半露天風呂だった。完全露天風呂ではなく屋根と壁があるが、外気が取り込まれている。
ここの通路の扉が開けっ放しで、自然と浴室全体が寒かった。


最初にサウナに入ると、水風呂の横に置かれたマットを手にして扉をあければ、スーパー銭湯のサウナにしては少し狭いなと感じる。
10人も入ればいっぱいになるスペース。それとテレビは設置されておらず、とても静かだった。個人的にはサウナにテレビがないほうがいい。
温度はやはり昨今のサウナブームを念頭にしてなのか、高温サウナの名のとおりかなり熱い。ただ、乾燥しすぎず、バランスはちゃんとしている。オートロウリュ機能も備えていた。


先ほどの半露天に進むと、こちらも横長の浴槽で、さきほどの内風呂より若干大きいサイズ。
濃い黄土色をたたえており、すぐに塩化物泉とわかった。温度は40℃ほどで、半露天のため低めの温度だ。
正面が格子になっていて、風の通り道にもなっている。
眺めは素晴らしく、右を見ればみなとみらい、左を見ればベイブリッジが目に飛び込む。
ここまで横浜の絶景を一望できるところは、なかなかないだろう
湯船の手前に外気浴の椅子が4つ並び、そこからも眺めを楽しむことができた。

▲四階にあるテラスで撮影した写真。右側がみなとみらい。夜景ならもっと綺麗にみえるだろう


▲左側にベイブリッジ




眺めは文句なく素晴らしいが、浴室の設備はこれだけ。(施設全体では、テラスのほかに漫画が読める休憩所やコワーキングスペース、食事処とそれなりに揃っている)
浴室の広さはそれなりにあるものの、浴室設備に関してはふつうの銭湯にも負けているぐらいだ。
温泉の質は高いが、かなりランニングコストを落としている印象である。
建物内がやや分かりづらいのも不満。脱衣場に入ったときにもう一つ奥に出入り口があったが、こちらを出ると食事処やコワーキングスペースがある。そして階段はここから移動する。
最初はエレベーター横にある階段で移動するかと思っていたら、その階段が閉ざされていたので迷ってしまった。


客層は若い人が目立つが、高齢者や親子連れなどもおり、かなり幅広い。
混雑はほとんど感じず、そのあたりでは快適に過ごすことができた。


建物にはINSPA横浜の看板があるが、元々INSPA横浜が運営していた温浴施設を極楽湯が買い取り直営化しているようである。
なので12月に開業したばかりとはいえ、実態は運営権を引き継いだだけ。扉の塗装が剥げていたりと老朽した部分はそのまま残っていた。
今後さらに改装するか分からないが、INSPAの設備を借りて運営しているので拡張はほぼ難しいだろう。
周りには高層マンションがあるだけで他の目的で訪れる場所はなく、立地も含めて色々と中途半端さが目立った。
ここから発展できるのか分からないが、なかなか盛り上げるのは難しいと感じさせるスーパー銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 東神奈川
経路 送迎バス
周辺の環境 コットンハーバー、高層マンション、米軍基地

●空間演出
建物外観 INSPA横浜
壁画・眺望 みなとみらいやベイブリッジ
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 各種ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 シャワーの出はいいが、時間短い
浴槽の種類 薬湯、塩化物泉
サウナ あり
温度 40~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(料金込み)
備え付け あり

◆人
受付 20代の女性
客層 幅広い客層


【案内】

料金

平日 :大人1,540円 子供790円
土日祝:大人1,980円 子供990円 

※大人の土日祝は入湯税が別途100円(税抜)発生致します。
※子供の入館は小学生以上となります。
※タオルセット・館内着付き
※各種アメニティあり

営業時間・営業期間

10:00~23:00(最終入館22:00)
<BAYSIDE Dining 楽>
11:00~22:00(LO21:30)
<Terrace&Cafe BARAKU>
11:00~22:30(LO22:00)
<ボディケア ナチュラ・あかすり 美々>
11:00~22:00(最終受付21:00)
<ビューティーサロン Ciel de ciel>
11:00~21:00(最終受付20:00)

休業日

無休
(年数回メンテナンス休業あり)

電話

045-548-4526

住所

神奈川県横浜市神奈川区山内町15-2

交通アクセス

東神奈川ICより約5分。国道15号「神奈川2丁目」交差点を瑞穂埠頭方面へ。2つ目の信号を「千岩町2丁目」を右折。
横浜駅・みなとみらい方面・JR東神奈川駅、京急東神奈川駅方面より無料送迎バスあり(約5分)
横浜駅西口より無料送迎バス約10分

※ニフティ温泉ホームページ転載

東京豊洲 万葉倶楽部(東京・市場前)

2024-08-17 07:14:00 | スーパー銭湯
#東京豊洲
万葉倶楽部




ゆりかもめ
#市場前駅
▲市場前駅


▲改札口を抜けると

▲右に進めば千客万来にむかう

▲ここを左折


▲途中で右を見れば大きな建物があるが、それが万葉倶楽部だ


▲千客万来の入り口がみえてきて

▲中へ入っていく

▲あとは真っ直ぐ進むだけ






▲万葉倶楽部を見上げる

▲左をみると、入り口があり

▲案内に従う。万葉倶楽部は7階で、無料の足湯は8階にある


出典:ニフティ温泉ホームページ引用
▲8階の足湯

▲入り口に入る


▲カメラがずらり。万葉倶楽部はもともとカメラ屋さんで、昭和32年から平成8年までカメラ一筋だった。ところがなにを思ったのか平成9年から湯河原で万葉倶楽部を開業している。いまやお風呂屋さんが本業だろう


▲万葉倶楽部の入り口。案内係りの人が立っている。スーパー銭湯の入り口で案内係りがいるのはちょっと記憶にない。
入って右側にエレベーターがあり、そのエレベーターにもエレベーターガールならぬエレベーターおじさんが操作してくれる。
少ない人間で仕事を回すのが時代の流れであるが、ここはそれに反してずいぶんと人をかけたところだ

▲エレベーターであがっていくと千客万来が一望できる


7階に到着すると、帰りのお客さんと入れ違い、左の通路に進めば受付のフロントがある。



入り口のまえには20代ぐらいの女性がクーポンの案内などをしていた。「おひとり様ですか?」と聞かれて「一人です」と答えると、ちょっと微妙な沈黙が流れる。そのあとで都民だと受けられるクーポンものもあるのですが?と教えられたが、「都民ではないので大丈夫です」とお断りした。
受付には、20代の女性がふたりと40代ぐらいの男性がおり、自分が対応してくれたのは突如現れた40代ぐらいの女性。
常に笑顔をみせながら親切に対応してくれて、さすが大手のスーパー銭湯だと感心した。
まずはクーポンとか招待券とかありませんか?と聞かれて、値段が3パターンあることを伝えられる。通常の入浴と、岩盤浴セットと、長時間滞在セットだ。
通常の入浴でいいですと伝えると、
「はじめての利用ですか?」と聞かれたので「そうです」と答えると詳細を案内してくれた。会員登録をすすめられたが、何度も来るところではないだろうと判断してお断りした。
最近のスーパー銭湯は手続きが複雑化してるが、ここも例外に漏れず。
ICタグが渡されて、財布代わりになると言われるのは他のスーパー銭湯とおなじだが、靴は靴専用の袋に入れ、ロッカーは自分で選べない。傘があれば傘もそのロッカーで保管するのは後で判明した。
帰りの時は自動精算機が使えるが、支払いはクレジットと一部電子マネーのみ。
それ以外の人は受付で対応してもらわなければならない。
最後はQRコードが印刷された紙を渡されて、ゲートの端末(ガラス面)にタッチすると退場することができる。
と大ざっぱにではあるが受付でこれだけ言われるので、はじめての人は頭に入れるだけで一苦労である。
業界が集約してる途中(カーシニゼーション中)なのか分からないが、今は色々とありすぎて戸惑うことが多い。「便利は不便」とはまさにこのことで、いつか統一される日が来るのだろうか。


受付をすませて靴を袋に入れると、次は館内着の選択が待っている。
こちらもいろんな浴衣を選ぶことができ、長く滞在する人は着たほうがいいだろう。自分は長く居続けるつもりはなかったので手にすることはなかったが、ほぼ9割近くの人は館内着を着て過ごしていた。遠目でみるとみんな同じ服を着ていて異様な集団にみえる。


館内着のあるところから右側に向くと、お土産や雑貨を扱ったスペースがあり、その先に進むとエレベーターや階段がある。それで浴室の6階に向かう。先ほどの館内着があるところの左は、小さなクレームゲーム機と子ども遊び場があったが、ともに狭いスペースだった。


6階に到着すると左が男湯で、右が女湯。
女性のほうが多いのか、向かう途中では多くの女性とすれ違う。
のれんをくぐると、ここの脱衣場はかなり広い。
ロッカーが横列に並び、そのロッカーの列ごとにタオルが綺麗に積み重なっていた。それを自由に手にとって使う仕組みだ。こういうのは便利で良い。
ドレッサーは、フェイスケアやスカルプケア、それと綿棒やティッシュはお決まりであるが、ブラシに、爪切りまであった。爪切りは他人と共有するのは個人的にちょっと抵抗がある。


浴室は緩衝スペースを抜けて中に入ると、一目でシンプルな作りと分かる。
すぐ右側には立ちシャワーがふたつあり、左手には洗い場のカランがあった。
このカランは工夫が施されていて、シャワーのヘッドが4種類もある。
最初に使ったのは勢いはあるもののノズルの幅が広いので使ってて微妙な感じだったが、白い丸みのヘッドはすごく密度が高くて勢いがある。ほかには一般的な通常のシャワーと、ジェットとミストを切り替えることができるミラブルみたいなヘッドもあった。
個人的には、やはり密度の高いヘッドが一番使いやすかった。複数のシャワーヘッドがあると人それぞれの好みで使いわけられるので、ほかのスーパー銭湯も同じようにしてほしいと思った。
備え付けは無名のメーカーが作ったものもあれば、クラシエの備え付けがあったり、シェービングフォームやハンドソープも置いてある。
カランの付近には、ナイロンタオルや歯ブラシ、ひげそりも用意されていた。


浴槽は、横に並んでいて、右から見ていくと浅浴槽と寝湯が一体になっており、入っているお湯は、湯河原から運んできた温泉である。
見た目は無色透明で、匂いはほとんど感じられないので最初は普通の白湯かと思った。
寝湯のジェットは最近の泡立たないものなので当初こそなにも出てないのかと思い腰をおろすと勢いよく噴出していて、不思議な感覚である。
温度は41℃ぐらいだろうか。


出典:ニフティ温泉ホームページ引用


そこから左隣が高濃度炭酸泉で、そんなに濃度は高くなく、標準的な濃度かなという感覚。温度は38℃ぐらいだった。
通路を隔てて、一番ひだりにあるのが水風呂で、水温は18℃ぐらいと標準。とくにこだわったところは感じなかった。


サウナは二種類あって、塩サウナとドライサウナである。
塩サウナはカランに隣接していて、中に入るとあまり人気がないのか先客はひとりのみ。しかもちょうど出るところだった。
左右に長いすが並び、部屋の奥に大量の塩が盛られていた。
温度はミストサウナにしては熱めのほうかもしれない。


ドライサウナは塩サウナの横で、こちらも昨今のサウナブームにしては空いている状況だった。
入った瞬間はそんなに熱く感じず、スーパー銭湯なので無難な温度設定なのかと思っていたら、自動ロウリュをやっていたようで、一定間隔で水を落としてる音が聞こえてくると、その都度静かな熱波がジワジワと肌を覆い、かなり本格的なサウナであることがわかった。


露天風呂は、内風呂のちょうど裏側にあり、扉をあけて外に出ると露天風呂が横に並ぶ。とても開放感ある空間だ。
こちらも湯河原から運ばれた温泉で、浅浴槽とジェットの組み合わせになっている。ジェットのところは石が並び、それが仕切り代わりになっていた。
売り文句なのが、「東京湾を見渡せる露天風呂」「海を望む絶景」
ここもしっかりと白いドットの膜で目隠しされていて、ハッキリみえるのは高層マンション群(オリンピックのときの選手村だったところ)だけだ。
ただ、左の隅にはベッドチェアが複数並ぶのだが、そこで立つと下まで見下ろすことができる。


出典:ニフティ温泉ホームページ引用

▲こちらは7階のラウンジからの眺めだが、ほぼ同じ景色。東京湾というよりもまだ隅田川ではないかという気もしなくもないが、左手をみればウォーターフロントが広がっている


客層は友人同士やカップル、家族連れがメインかもしれない。外国人も何人か見かけたが、羽田空港にある泉天空の湯ほどではなかった。


値段はスーパー銭湯の中でもかなり高額な部類で、入浴だけで3850円+入湯税150円が掛かるので合計4000円。
岩盤浴は別途1500円なので、入浴だけでふらっと入ってサッと出て行く施設ではないだろう。ほとんどの客が長時間滞在を前提としている。
ということで入浴施設がメインではあるが、一般的なスーパー銭湯と比べても特段広いとか設備が多彩とかはなく、むしろ設備の数は絞られていた。
あくまでも他の設備を巡って1日ゆったりと過ごす場所である。その全体の利用を考えると、この値段はむしろコストパフォーマンスが高いと言えるかもしれない。一方で、お風呂の施設だけで考えたら、まったく値段に見合わない。
食事処は和食、中華、洋食と満遍なく用意され、ブュッフェ形式もあり(ソフトドリンク飲み放題で大人2300円。アルコール飲み放題で3900円)、誰もが楽しめる安定感抜群の総合複合施設だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 市場前
経路 千客万来を通る
周辺の環境 千客万来

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 めちゃくちゃ広い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 寝湯、水風呂、高濃度炭酸泉、露天風呂
サウナ あり
温度 41℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧、親切
清潔さ きれい
貸しタオル あり(入浴料込み)
備え付け あり

◆人
受付 幅広い年齢の男女
客層 幅広い年齢層


【案内】

住所

東京都江東区豊洲6丁目5番1号(豊洲市場に隣接)

電話

03-3532-4126

営業時間

24時間
<朝風呂>6:00 〜 9:00
<岩盤浴>11 : 00~深夜 3 : 00
<ボディケア・足つぼ>
 11:00~翌4:30(受付3:30まで)
<タイ古式・バリニーズオイル>
 11:00~23:00(受付22:00まで)
<中国式足底健康法・アモイ式リンパセラピー>
 11:00~翌4:30(受付3:30まで)
<あかすりエステ>
 11:00~翌2:00(受付1:30まで)
<骨盤ストレッチ>
 11:00~翌2:00(受付1:30まで)

定休日

無休
※施設メンテナンスによる臨時休館有り

アクセス

※2階にてゆりかもめ「市場前駅」とペデストリアンデッキで連結 ≪ゆりかもめ 「市場前駅」から徒歩4分≫
≪東京BRT 「豊洲市場前」から徒歩3分/「ミチノテラス豊洲(豊洲市場前)」から徒歩7分≫
≪都営バス 「市場前駅前」から徒歩5分/「新豊洲駅前」から徒歩9分≫

駐車場

入庫から7時間まで1,200円
客室利用のお客様・深夜料金をお支払いのお客様(上限20時間)1,800円

料金

<マル得入館セット>
大人:3,850 円
小学生:2,000 円
3歳~未就学児:1,400 円
未就学児:無料

<朝風呂>
大人:2,200 円
小学生:1,100 円
3歳~未就学児:800 円
未就学児:無料

<深夜追加料金(深夜3時以降)>
大人:別途3,000 円
小学生:別途1,500 円
3歳~未就学児:別途1,500 円
未就学児:無料

※マル得セット入館料は入浴料・浴衣・バスタオル・タオル・館内利用料金のセット割引料金です。
※入湯税別途150円かかります。(12歳未満非課税)

<館内延長料金>
大人:400 円 1名1時間当たり
小学生:200 円 1名1時間当たり
小学生未満:200 円 1名1時間当たり

<家族風呂>
1時間4,500円
※別途入館料が必要です。

<岩盤浴>
大人:1,500円
※小学生以下は岩盤浴をご利用できません。
※岩盤浴着がついております。
※定期的に清掃をしております。

※ニフティ温泉ホームページ転載

湘南台温泉らく(横浜・湘南台)

2024-06-29 07:04:00 | スーパー銭湯
#湘南台温泉
らく





横浜市営地下鉄
#湘南台駅

▲湘南台駅。横浜市営地下鉄の終点駅だ



▲改札口

▲左に進む

▲かなり広い通路

▲多目的広場がある。ブレイキンをしている若者たちがいた

▲途中で湘南台温泉らくの広告をみつけた。歩いて2分とあるが、走らないと厳しいだろう

▲エレベーターであがり

▲出たところ

▲右にみえる細道に進む

▲細道を左に行く


▲十字路で立ち止まり

▲右折

▲少し進むと

▲大通りにでる

▲左折する


▲すると左にみえてくる


▲到着

▲この先を通ると入り口だ


入り口は自動ゲートになっており、入る際はなにもしなくても入れる。
入って左の奥に下足箱と、その手前に券売機があった。下足箱はコインリターン式なので100円玉を入れる必要がある。


ここは祭日の時に訪れたのだが、入浴料が980円でタオルセットが300円とかなりリーズナブルな値段だ。
奥にあるフロントに進むと2つの窓口があり、対応してくれたのは耳にピアスをつけた若い男性。
特に説明もなくタオルを渡されておしまいだった。こちらが初めてですとあらかじめ言えば良かったのだが、後で帰り方で戸惑うことになった。
帰る際は、窓口の横に精算機があるので、そこで最初に渡されるロッカーキーをかざして精算したあとにレシートがでる。そのレシートとロッカーキーをフロントに持って行くと、番号を照合してもらいQRコードの紙が渡される。それでゲートを出る仕組みだ。


ここは3階まであって、1階は受付と食事処。2階は館内着(レンタル330円)の人だけが利用できる休憩所で、寝っ転がったり漫画本を読むことができる。1日のんびりする人は利用したいだろう。
3階は浴室になっていて、左が男湯で右が女湯である。


のれんをくぐると建物の規模から想像できたことだが、脱衣場はそんなに広くはなく、島ロッカーがふたつと壁際に並ぶ程度だった。
入り口から見て右の奥に、ドレッサーとトイレがある。
ドレッサーにあるアメニティは綿棒とティッシュ、頭皮ケアローションがあるぐらい。スーパー銭湯に求められる最低限といったところだが、値段を考えたら相応だろう。
ロッカーの奥には自販機があるのだが、パンツや靴下のほかにフェイスタオル(100円)も売っていた。


浴室の扉をあけると、すごくシンプルな作りである。
大きなスーパー銭湯だと必ずある緩衝スペースがなく、すぐ左手に立シャワーが2つ、右に通常の洗い場であるカランが二列並ぶ。
カランのシャワーは、勢いがあるが流れている時間が微妙に短かいかも。短いとは言い切れないけど、もうちょっと長いといいなかという感じ。
浴槽は、奥にあって左右に一つずつある。
左にある湯船はかなり広くて、10人近くは余裕で入れる規模だが、入ってるのは2、3人ぐらいと閑散としていた。
湯川原の温泉をうたっており、れっきとした温泉のようだ。ただ無色透明で匂いもほぼないので、温泉と教えられないと気が付かなかったかも。
温度は40℃と低く長湯ができるので、万人向けならこれが正解だろう。
右にある湯船はジェット湯で、スーパー銭湯だとだいたい複数のジェットがあるが、こちらはおなじジェットが三つ並ぶだけ。温度は39℃とさらに低い。


さすがにスーパー銭湯の看板を掲げているのでこれで終わりではなく、ジェット湯の横に重厚な階段がある。
長い階段を登ると、二階は露天風呂になっている。一階はさみしかったが、二階は多くの人が集まっていた。
ここは炭酸泉と薬湯と寝ころび湯があった。炭酸泉は38℃ぐらいとぬるいけれども、濃度はきちんとあるのでぬくもりを感じられた。
そばには大きなテレビがある。


薬湯は、Uの字をした変わった岩風呂の作りで、この日はゴールデンウイーク中ということなのか、こどもの日を過ぎたにも関わらず菖蒲(しょうぶ)が何束も入っていた。
入湯口のところは前の部分の岩が外れ、触らないでくださいの注意書き。
温度はここも40℃ぐらいだった。


最後の寝ころび湯は少し高めの41℃。
お湯の厚みは少しあるので春先でも寒く感じず、気持ちよくてウッカリ眠りそうになってしまった。
サウナも露天風呂の場所にあり、この寝ころび湯の裏手にある。
扉を開けると、右側のところに水風呂があった。そこそこ深さがあり、水温は16℃前後と冷たい。
サウナは左側で、扉をあけて中に入ると、こちらもそんなに広くなくて詰めて10人前後ぐらいのキャパかなという感じだった。
左の壁のところにテレビがあるが、横幅が狭いのでテレビがすごく近く感じる。
温度はどれぐらいか想像の範囲だが、それなりに熱く感じたので90℃ぐらいはあったかなとは思う。


こんな感じでほかのラグジュアリータイプのスーパー銭湯はもとより通常のスーパー銭湯と比べてもサイズは狭くバリエーションは最低限。
ただ、個人的にはこういうシンプルなほうが好きだし、それによって値段が安いのはもっとうれしい。
わざわざ遠くから来るほどの施設ではないが(ごめんなさい)、高級店と比べても特に見劣る部分はなく、地元の人ならこれで十分ではないだろうか。
値段とサービスの質のバランスが絶妙で、定期的に通うならこういったスーパー銭湯だなと思わされた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 湘南台
経路 西口を出る
周辺の環境 住宅や飲食店

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 神奈川沖浪裏の絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 2階(館内着の人のみ)
脱衣所 やや狭い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 湯川原温泉、ジェット、薬湯、高濃度炭酸泉、寝ころび湯、水風呂
サウナ あり
温度 39~41℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(300円)
備え付け あり

◆人
受付 20代の男性と40代の女性
客層 幅広い年齢層


【案内】

料金
一般入浴コース[中学生以上]】
 ・平 日:880円[会員800円]
 ・土日祝:980円[会員900円]
※10:00~23:00(最終受付は22:00)
※館内着・タオルセット付
※延長料金:2,000円
 ・通常料金でご入館いただいた方が23:00以降(~翌9:00)も
  ご利用いただく場合に延長料金が別途必要となります。

【こども入浴コース】
 ・3歳~11歳:300円
※対象:オムツのとれたお子様。
※要保護者同伴(18歳以上の同性)
 お子様だけのご利用はいただけません。
※小学生以上の混浴はお断り致します。
※3歳未満のお子様はご入場できますがご入浴は遠慮
 いただいております。キッズスペースをご利用下さい。

【夜間ひとっ風呂コース】
 ・70分:700円
※21:00~23:00(金・土は25:00、最終受付:閉館1時間前まで)
※屋上(露天風呂・サウナ)は閉館1時間前に閉場いたします。
※日曜の夜間営業はありません。
※2階[お休み処]はご利用いただけません。
※時間延長10分以上、プラス500円。
 その後1時間超過ごとプラス500円徴収させていただきます。

【夜間入浴コース[18:00~翌朝8:00]】
 ・2,500円/学生[学生証要提示]:2,000円
※入場料・施設利用料込み(夜間滞在費)
※館内着・タオルセット付
 (タオルセットは大判タオルに変更もできます。)
※日曜日の夜間営業はありません。
※23:00以降に通常入館されたお客様は、夜間の延長料金が必要となります。
※27:00以降は屋上(露天風呂・サウナ)のご利用はいただけません。

【早朝入浴コース[5:00~7:00]】
 ・500円
※月曜日・休館明けの曜日を除く
※タオルセットなし
※3階 脱衣室 浴室のみのご利用となります。
※2階(お休み処)・屋上(露天風呂・サウナ)はご利用いただけません。

営業時間・営業期間
■月~土曜日
 10:00~翌8:00(入浴は7:00まで)
■日曜日・祝日
 10:00~22:00(最終受付21:30)

休業日
毎月第3月曜日

住所
神奈川県藤沢市湘南台2-7-5

アクセス
小田急江ノ島線・相鉄線・横浜市営地下鉄線「湘南台駅」西口A・C出口から徒歩2分
藤沢市北消防署隣り

※ニフティ温泉ホームページ転載

泉天空の湯(東京・羽田空港)

2024-06-15 06:35:00 | スーパー銭湯
#泉天空の湯
羽田空港





京急空港線
#羽田空港第3ターミナル駅
▲第3ターミナル駅。空港線の終点ひとつ手前の駅になる

▲奥に改札口

▲改札口を抜けたらエスカレートに乗る

▲けっこう長い

▲あがったところ


▲右にセブンイレブンがみえる

▲目の前に下りのエスカレートがあるので

▲いちど降りる

▲二階に降りたところ。そのまま真っ直ぐ歩くと

▲羽田エアポートガーデンの入り口がみえる

▲その中へと入っていく

▲道なりに進むだけだ

▲ゆるやかな下り坂になってる


▲左にローソンがみえてきたら

▲ローソンの横奥にホテル(ヴィラフォンテーヌ)の入り口がみえる

▲別角度から撮影したもの

▲ヴィラフォンテーヌの中に入り


▲泉天空の湯の入り口がある



エレベーターがあるので、12階まで上る。泉天空の湯の玄関先に到着し、案内係りの若い男性が「靴をお脱ぎください」と案内してくれる。


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲エントランス


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲受付


靴箱のところで靴をあずけると、靴箱のキーはICタグがついている。
ゲートを通り(通る際はなにもしなくていい)、受付があるので順番を待つ。
対応してくれたのは、大学生ぐらいの若い男性。「はじめてですか?」と聞かれたので「はじめてです」と答えると、靴箱の鍵が財布代わりになっているので、最後に機械で精算してくださいと伝えられる(支払いは現金かクレジット)。
精算したあとにレシートとQRコードの用紙がでるので、QRコードの用紙をゲートにピッとかざして出る仕組みだ。
受付のところでは、ルールを示した紙にサインが求められる。暴力団関係者でないこと、大声で騒がないことが主な内容だった。タトゥーに関しては、外国人客を想定してなのか禁止されていない。


岩盤浴の服やタオルなどは受付に向かって背後に置いてあるので、それらを自分で手にとって持って行く。
受付を出ると、左の手前側が休憩室と岩盤浴の並びになる。
窓からは羽田空港や飛び交う飛行機をみることができる。


▲写真だと分からないが、肉眼だと飛行機がよく見えた


下に見える回廊のようなものが、先ほど歩いてきた羽田エアポートガーデン


▲休憩室の奥や左側に岩盤浴がある

出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲奥の左が受付で、右が休憩室の入り口。背後にも休憩所がある


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲休憩室の中


浴室は、受付を抜けて真っ直ぐ先にあり、奥に進むと左が銀翼の湯で、右が富士見の湯になっている。この日の男湯は銀翼の湯だった。
青いのれんをくぐれば、思いの外そんなに広くない脱衣場で、左側にロッカーがコの字に連なり並ぶ。
下部分は縦長で、上部分は正方形。
ロッカーの使い勝手に良し悪しはさほどないものの、メガネ置きがついてなかったりと、値段が高い割には(入浴料4800円)細かい部分で詰めの甘さを感じた。


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲脱衣場のロッカー


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲ドレッサー


脱衣場の右側にあるドレッサー前には数種類のアメニティが置いてある。使い捨ての櫛や歯ブラシ。ドレッサーのところにシェービングフォームと使い捨てひげ剃りもあった。


奥に進むと浴室の入り口。
小さな緩衝スペースを抜けると、浴室は横長の作りで、入ってすぐの正面には多摩川が眼下に広がる。右方面が上流で、左が下流、河口の汽水域がみえるので川というよりもほぼ海だ。
対岸は川崎で、近年できたばかりの多摩川スカイブリッジが真下に見えた。じつは神奈川県には空港がないのだが、こうしてみるとあえて神奈川に空港を作る必要がないことが実感できる。だって、すぐお隣に羽田空港があるのだから。
ちなみに眺めがいいように思うかもしれないが、ここは外部から見られないように白いドット膜の目隠しがガラス面に張られており、全体的に白くモヤがかかったように見える。眺望は期待するとガッカリするだろう。


浴室の入り口に戻ると、すぐ右手に立ちシャワーがあり、左にはサウナがある。
ガラス面のところには浴槽が並ぶ。
カランは中央付近にあり、入り口近くにないのは珍しい。


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用


カランのところに座るとまず驚いたのは、シャワーのヘッドがミラブルゼロだったことだ。しきりにCMで流れてくる高機能シャワーであるが、こちらは生まれて初めて利用した。
結論から言うとかなり使いにくい。
3つの機能を使い分けることができるのだが、一つひとつが中途半端。ストレートは髪を洗うのに使えず、スプラッシュストレートは幅が短く、ミストは水圧が足りなすぎる。
美肌効果があるのか分からないが、これだったら普通のヘッドシャワーのほうが断然使いやすい。
しかもヘッド部分が大きいので握りにくく重たい。高い入浴料を払って不便とは一体どういうことなのか。
しかもこのミラブルゼロが大半を占めていて、奥の端っこにだけ普通のヘッドがあった。結局はそちらのほうへ移動する羽目に。
備え付けも、泉天空の湯のシールが貼られただけで、どのメーカーのシャンプーか分からない。ボディシャンプーは赤い色をしていたり、いかにも安っぽい印象。唯一ほかと違うのはフェイスケアが置いてあったぐらいだろうか。
一応お金を掛けてるのだろうけれども、今までのスーパー銭湯の中ではかなり不満を覚えたカランだった。


湯船は手前から見ていくと、最初にあるのがジェット関連の湯船。
深浴槽と浅浴槽に分かれていて、深浴槽は座湯で、浅浴槽は寝湯だった。
これはスイッチを押すと稼働するもので、温度は38℃ほど。
左に進むと、お次は水風呂。ちょうどサウナの前にある。水温は18℃と一般的に標準の温度だ。広さは余裕をもって4人が入れるぐらいか。

出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用


さらに左隣が高濃度炭酸泉になっている。炭酸の濃度は微妙でそんなに高くは感じず。温度は36℃ほどと通常よりも低く設定してある。炭酸は維持するのに低温のほうがいいのでそれを意識したものなのかもしれない。
そして最後の一番奥にあるのが塩化物泉の温泉だ。こちらはかなり濃度が高く、本場の温泉と見紛うものだった。
大田区にある温泉といえば黒湯が有名であるが、それよりもランクが高くみられる塩化物泉を用意したのはさすが。やはり匂いも濃厚で、良質な温泉だと感じた。温度は39℃ほどとぬるめである。

出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用


サウナは先ほどの水風呂の前にあり、入り口横に尻敷きマットが置いてある。
中に入ると白を基調とした空間で、そんなに広くなくて10人ぐらいでほぼいっぱいになる印象。
おきまりのテレビが設置してあり、クレヨンしんちゃんが流れていた。
温度もほかのスーパー銭湯と同じぐらいで90℃ぐらいだろうか。ロウリュらしきものもあったがそれがロウリュであるかは分からなかった。


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用


さらに浴室と露天風呂へと続く途中のところにミストサウナがある。
このミストサウナは漢方のミストサウナで、日によって違うようだ。
扉をあけると水蒸気が吹き出し、視界はほぼゼロ。慎重に奥に進むと、ようやく小さな椅子がみえてきた。座ると、2、3人の人がいたことが伺えた。
温度はそんなに高くもなく、ゆったりと過ごすことができる。


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用


このミストサウナのスペースを抜けると、露天風呂になる。
外に出ると最初に感じるのは風の強さ。
さすがに12階になると風がめっぽう強い。6月の初旬に訪れたのだが、けっこう寒いと感じた。それぐらいの強風だった。湯船はさざ波が起きていて、初夏でこれなら冬になると耐えられない寒さではないだろうかと思った。


湯船は3つに分かれていて、右にあるのが先ほどの温泉。手前側が通常の温度で40℃ほど。奥が熱湯になり、43.5℃ほどとこちらは結構熱い。それでも利用してる人はちらほらいた。

出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲こちらが通常の温度の温泉


出典:泉天空の湯羽田空港ホームページ引用
▲あつ湯。写真だと眺めがクリアに見えるように錯覚するが、実際はかなりの視界を遮られている



そして、左にねころび湯がある。
ねころび湯のお湯はそんなに厚みがないので、寝ていると風が容赦なく叩きつけてやはり寒い。お湯の温度もぬるめなので、こちらはほぼ夏仕様である。


そして肝心の眺めであるが、やはり露天風呂になると目隠しもさらに強化されて、外の景色はほぼ白い霧に覆われた感じなので溜息しかでなかった。


▲銀翼の湯の眺めは東京湾方面になる


客層は、羽田空港という立地なのと昨今のインバウンド客のせいか外国人とおぼしき人たちが多数みかけた。たまに中国語が聞こえてきたり、ここは多種多様な人種のるつぼだ。
そんな中で日本人の親子であろう小学生一年生ぐらいの女の子とお父さんが仲良く入っていた。そんな場面を見ると、となりのトトロで親子がお風呂に入浴するシーンを外国では賛否両論になってることを思い出した。
登場人物の長女であるサツキは12歳らしいので、たしかに日本でも極めて微妙なシチュエーションではあるが…。
アメリカなどではこうして親子で入浴したのが知られると、間髪いれずに通報されて引き離されるらしい。
ここは日本なので通報されないけど、お父さんと娘が入ってる姿はちょっとしたカルチャーショックを与えるかもしれない。


とこんな感じで、ザッと振り返ってみると、4800円という高い値段相応のスーパー銭湯かといえば、順当とは感じなかった。ほぼ半分は場所代と言ったところだろうか。たしかに休憩所からの眺め(浴室からの眺めではない)はいいけれども微妙に距離があって、飛行機を見たいなら羽田空港の屋上に出ればいいし、全体的な広さや設備、眺めにおいて中途半端な印象は否めなかった。
いまはインバウンド向けの高価格帯が出始めているそうだが、この流れに当てはめるとまさにここはインバウンド向けのスーパー銭湯と呼べるのかもしれない。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 羽田空港
経路 羽田エアポートガーデンを進む
周辺の環境 羽田空港

●空間演出
建物外観 ホテル
壁画・眺望 多摩川
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 各所あり
脱衣所 ふつうの広さ
シャワーの出 微妙
浴槽の種類 座湯、寝湯、水風呂、高濃度炭酸泉、温泉、寝ころび湯
サウナ あり
温度 36~44℃
棚 あり
男女入れ替え あり

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル 料金に含まれている
備え付け あり

◆人
受付 20代の男性
客層 幅広い年齢層と多彩な人種


【案内】

料金
大人(中学生以上)
 4,800円
 (フェイスタオル・バスタオル、館内着、岩盤浴付)
子ども(4歳~小学生)
 2,000円
 (フェイスタオル・バスタオル付)

*深夜料金*
大人(中学生以上) 前日/4,000円
※深夜25:00〜翌5:00の間に在館されている方に自動で課金されます。
※18歳未満の方は、23:00を超えてのご利用はお断りしております。(保護者同伴の場合は可)
※深夜料金はヴィラフォンテーヌグランド/プレミア羽田空港ご宿泊者様へは適用されません。
※詳しくは係員までお問い合わせください。
*ご宿泊者様優待料金*
大人(中学生以上)
 1,600円
 (フェイスタオル・バスタオル付)
子ども(4歳~小学生)
 800円
 (フェイスタオル・バスタオル付)

※岩盤浴ご利用の場合は別途800円

営業時間
24時間
※18歳未満の方は22:00までのご利用となります。
※10:00〜13:00は清掃時間のため、浴場はご利用いただけません。
※深夜1:00〜1:30は機器メンテナンスのため、精算・退館手続きができません。
<岩盤浴>
 13:00~翌9:00
<アカスリ・マッサージ>
 13:00~23:00(最終受付 22:30)

休業日
無休

※毎月1回程度、設備点検のため閉館となる日がございます。施設お知らせよりご確認ください。

電話
03-6459-9770

住所
東京都大田区羽田空港2丁目7-1

交通アクセス
羽田空港第3ターミナル2Fより直結
京急線、東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅徒歩1分。

※ニフティ温泉ホームページ転載

小杉湯原宿(東京・原宿)

2024-05-25 08:02:00 | スーパー銭湯
#小杉湯原宿




JR山手線
#原宿駅
▲原宿駅


▲改札口


▲改札口を抜けてそのまま直進

▲出たところ

▲右に進み

▲左の横断歩道をわたる

▲あとは真っ直ぐ行くだけ

▲奥に表参道がみえる

▲坂道をひたすら下り




 
▲ここでストップ

▲右を向くと目的地のハラカド(東急プラザ原宿)がみえる

▲この時は開店前に来た


▲2022年5月中旬。ちょうど二年前の建設途中の写真






▲完成予想図はこんな感じだった。2023年にはオープン予定だったようだが、少し遅れてしまった

▲2023年9月初旬。ほぼ完成した頃だ




▲屋上テラスからの眺め


▲開放感がすばらしい


▲開店の11時。新規オープンした頃と比べるとだいぶ落ち着いてきたけど、まだ人が沢山きている

▲11時過ぎにようやく動きはじめ


▲中に入ったところ。目の前のエスカレーターは上にのぼるので、裏側にまわる



ここでエスカレーターに乗ろうとしたら警備員さんが立っており、「下の銭湯はやってないのですか?」と聞くと「銭湯はやってるのですが、エスカレーターの通過の準備をしているので数分だけお待ちください」と言われる。
エレベーターもあるので、そちらを利用してくださいと言われたが…。

▲エレベーターはすごい行列


エレベーターを乗るかエスカレーターをしばらく待つか(エレベーターを乗るにしても結局待つのだが)逡巡していると、先ほどの警備員さんが気にしてくれてたようで、通れるようになったと声を掛けてくれた。

▲ありがとうございます

▲もう一つ降りて

▲ようやく小杉湯がみえてきた


▲入り口の横にはビールを提供するカウンターもある。こちらはサッポロビールらしい


▲反対の奥側から撮影。すだれが入り口を覆い、和風の装いだ

▲到着


出典:東急プラザホームページ引用


小杉湯原宿は、東京プラザ原宿「ハラカド」が2024年4月17日にオープンした時から営業しているのだが、この時点では原宿在住か原宿で働いている人などを限定としていた。
本家である小杉湯(高円寺)の人気ぶりを考えるとどれぐらいの人が押し寄せるのか未知数のため制限したと思うが、2024年5月13日から11:00~18:00までは原宿に関係のない人でも利用できるようになっていた。
解禁してから初めての日曜日ということで、さぞかし混雑してるだろうなと思いきや、ほぼ客は見あたらず。受付の人も手持ち無沙汰という感じで、なんだか拍子抜けだった。
フロントで対応してくれたのは、20代前半ぐらいの女性。
「貸しタオルありますか?」とたずねると、「レンタルでフェイスタオルは100円でバスタオルは200円です」と案内される。ちょっと高いなと思いつつフェイスタオルをお願いして、入浴料と合わせて620円(この時の入浴料は、520円)。
受付は後ろ側にもあり、「タオルは後ろで受け取ってください」と言われる。下駄箱はフロントの左側にあって、上がりかまちから靴を脱ぐと、レンタルした人は靴箱の木札を後ろ側にいた女性に渡す。この女性も20代半ばぐらいで、可愛らしい顔立ちをしていた。
終始にこやかに対応してくれて、花王の新商品であるメルトという商品のサンプル(とろシュワ生炭酸シャンプー)を渡してくれた。「水に浸けて使うとさらさらになるんですよ!」と最初はなにを言ってるのか分からなかったが、笑顔で楽しそうに話してくれたので銭湯に入る前から癒された。
ちなみに帰りのときは別の女性だったけれども(たぶん)、これまた美人。これだけ小町揃いなのは、原宿が持つ磁力なのだろうか。
男湯は左側で、女湯は右側だった。


のれんをくぐると、脱衣場に入ればやはり想像通りというか、かなり狭いなというのが第一印象だった。
真四角ではなく、奥が三角形になっているので先細りしている。手前の右側にロッカーが並び、奥の左右はドレッサーが据えられていた。
ドレッサー周りには複数の化粧水のようなものがいくつかあるが、このテの商品は日頃から無縁なので覚えられなかった。ほかにはティッシュや綿棒がある。綿棒は個装で、個装じゃないと誰が手を付けたか分からないので、こうした気配りはさすがだ。
天井を仰ぎ見ると、スケルトンでダクトやコードなどがむき出しで丸見えだった。これはビル全体がそうなっており、いかにも今時らしいデザイン。
真ん中の長いすは畳のゴザが敷かれ、ロッカーも木で作られていたりと、テーマの統一感はしっかりしている。


浴室の扉をあけると、やはり浴室も狭い。地下にあるので仕方ないが、目の前にある洗い場のカランは島カランがひとつと右壁にもカランがあるものの、合計で9しかない。超一等地で営業するには、このキャパシティは無謀すぎる。


シャワーの出はかなり勢いがあって、すこぶる快適だった。固定シャワーである点も好感度が高い。さらに驚いたのは、備え付けの豪華さだ。
ここは花王とタイアップをしているところなので、花王が新発売したメルトという商品のシャンプーとコンディショナーが置いてある。


出典:花王ホームページ引用


日頃は、ワンプッシュだと物足りないので二回ほどプッシュして洗っているが、こちらはワンプッシュで十分。泡立ちが濃密で、香りは主張しすぎずややクラシカルな匂いもその上品さを際だたせていた。仕上がりはシットリとした感じ。今までいろんな銭湯で備え付けを使ってきたが、こんなに豪華な備え付けは初めてだった。
さっそく自宅でも使ってみよと思い、帰りに販売店に立ち寄ってみたら、1760円と値段の高さに愕然。サンプルで貰ったものは、240円ぐらいで売っていた。ずいぶんと大判振る舞いである。
ボディシャンプーや洗顔がビオレで、シェービングジェルや弱酸性の子ども用シャンプーまである。なぜか化粧おとしの洗顔まで置いてあった。
椅子や桶は木できていて、狭いけれどもそれぞれのアイテムへのこだわりは半端ない。

▲新商品のメルト。ハンズで売ってた


▲左はじっこにあるのがサンプルとしてもらえた。手のひらに水をためて、そこに生炭酸シャンプーをかけて、しゅわしゅわと溶けるので、さらにメルトのシャンプーを混ぜるものらしい。この面倒な手続きだと売れるのか少し疑問に感じた


面白いと思ったのが、浴室の左隅にある立ちシャワーだ。ミストによって育肌できるシャワーと宣伝してある。
三段階に変更できて、普通のシャワーもすごく気持ちいいが、ミストはかなりの新感覚。圧力がほとんどなくて肌にとても優しい。これも自宅にほしいと思ってしまった。


浴槽は、左壁と奥にある。
メインになるのは左側で、手前(向かって左)にあるのが小杉湯名物のミルク風呂だ。独特の匂いがした。
温度は41~42℃程度なのか、最初はちょっと熱いと感じるけどすぐに慣れたらずっと入れる気分。
奥(向かって右)の湯船は白湯で、あつ湯だった。足を入れたら、半端なく熱くて驚いた。最近の銭湯だとあつ湯を名乗ってもせいぜい44℃程度なのだが、こちらはそれ以上あったと思う。
そして奥にある浴槽が水風呂。
水温は15℃ぐらいとかなり冷たい。
これで温冷交互浴するのが小杉湯のならわしであり、醍醐味だ。
こんな感じで浴槽は合計で3つあり、一つひとつが4人ぐらい入ればほぼいっぱいになる。
このへんをふまえると、10人前後までが快適なパーソナルスペースを確保できる限界か実際は、脱衣場まで見渡すと倍以上の人がいたかもしれない。



出典:東急プラザホームページ引用


壁絵は富士山の絵で、このあたりはみんながイメージする銭湯をしっかりと踏襲している。描いたのは中島盛夫さん。御年79歳。そろそろ現役引退も視野に入ってくる年齢である。
浴槽の横には、小杉湯原宿新聞なるものが張ってあって、自分が来たときは二号まで掲示してあった。手書きで一見すると拙い感じであるが、文章はちゃんと推敲された面白い内容だった。


客層は幅広く、日本人だけでなく外国人もいた。ほとんど会話がなくて静か。
自分が入ったときは数人しかいなくて、快適でいいなと思ったが、15分ぐらい過ぎたあたりからやはり徐々に人が増え始め、キャパシティの限界突破まで近づいていた。入るなら早い時間帯に来ることをお勧めする。


原宿のど真ん中にできたビルに銭湯が入ったということで多くのメディアに取り上げられていたが、銭湯が今後も生き抜くうえでおもしろい試みだと思う。
ここが成功すれば、ほかの商業施設やテナントビルでも銭湯の入る流れが生まれるかもしれない。
花王とのタイアップも最高だった。
高級シャンプーなどが使えるのはこうした場所ならではであり、個人的にはいっそうのこと花王が新商品を宣伝できる銭湯を作ってほしいとさえ思った。
ただ、ここで問題なのはやはり人が集まる原宿にも関わらず浴室が極端に狭いことだろう。東京の中でも指折りの狭さ。実験的な試みであることから仕方ないと思うのが…。
それに関して休憩所や受付の広さと浴室の広さのバランスが偏っていたのが気になった。休憩所を狭くすれば浴室は確保できたはずだ。


▲アンダーアーマとコラボしたランニングロッカーとストレッチができるペース


▲畳敷きで寝っ転がることができる


ここは銭湯として許可された公衆浴場ではないので、法的にはスーパー銭湯のような扱い。自治体から補助金が出ていないから銭湯よりも高い値段設定をしていいはず(すべき)だが、経営者は銭湯としてこだわり、同じ値段設定で続けている。これはなかなか勇気ある判断ではないかと思う。
しばらくは色々とあるだろうけれども、今後どういう形に変わるにせよ、銭湯の可能性が広がってくれることを切に願う。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 原宿
経路 表参道方面へ歩く
周辺の環境 テナントビル

●空間演出
建物外観 奇抜なビル
壁画・眺望 富士山のペンキ絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 畳の寝転がれるスペース
脱衣所 狭いが綺麗
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 ミルク風呂、熱湯、水風呂
サウナ なし
温度 41~46℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(100円)
備え付け あり

◆人
受付 若い女性たち
客層 多様な年齢層


【案内】

料金
大人520円 [12才以上]
中人200円[6才以上12才未満(小学生)]
小人100円[6才未満(未就学児)]

営業時間・営業期間
7:00~23:00

休業日
木曜日

住所

東京都渋谷区神宮前六丁目31番21号 東急プラザ原宿「ハラカド」地下1階

交通アクセス
JR 山手線「原宿」駅 徒歩4分
東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前」駅 徒歩1分
東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道」駅 徒歩8分

※ニフティ温泉ホームページ転載