JRもしくは市営地下鉄の新横浜駅からバスに揺られてIKEA近くまで行くと、そのそばに港北の湯がある。
酒屋さんが経営しているものの、完成度の高いスーパー銭湯だった。
【港北の湯】をザックリいうと
◎とりあえず全部揃ってる
・酒屋さんが経営
・ビル型垂直構造
・地元愛で経営
▲新横浜駅の改札口
▲朝の時間帯なので閑散としているが、この日は横浜国際競技場(日産スタジアム)でニュージーランド対南アフリカの試合がある日だった
ちなみに、夕方頃になると
▲ラグビーファンでにぎわっていた(これはまだマシな頃の写真)
▲駅ビルの入り口を出たところ
▲右に向くと
▲バスの案内板
▲⑤の300系統の仲町台行きのバスに乗るので、
▲ここの⑤のところにいく
▲階段をのぼって
▲ここの右
一方で裏技…?も
▲先ほどの階段
▲上って
▲左に曲がり
▲この先をズームすると
▲IKEA行きの無料バスがある。IKEAに用事があって、かつ港北の湯に行く人ならば、こちらを利用した方がいいだろう
そしてバスに乗って10分ほど
▲新開橋というバス停で降りる
▲目の前がIKEAだ
▲そのIKEAの反対側を向くと
▲左はす向かいに港北の湯
▲その隣に見える看板が、港北の湯を経営してるツカサ
▲横断歩道を渡って
▲左の横断歩道も渡る
▲港北の湯を見上げる
▲右に入ると入口
▲駐車場の奥に
▲ツカサ
▲入口に入ると階段
▲もしくはエレベーター
▲受付の階に到着
下足箱のスペースは一部がバリアフリーになっている。それとここはコインリターン式なので100円が必要。もちろん両替機もそばにある。
その下足箱の近くには、床屋とマッサージルームが並ぶ。
通路には椅子が複数並び、ちょっとした休憩所として使え、さらに奥は食事処。左に受付だ。チケットは通路にある券売機で購入する。
券売機の隣に自販機が並ぶが、安い商品だと350ml缶のカルピスが80円!
コカ・コーラ系統は10円安いぐらいだが、それでもすべて廉価価格。
このへんは酒屋が経営している強みだろう。
ここはビル銭なので、上にあがる必要がある。
男湯は三階で、女湯は四階。
三階に到着して男湯ののれんをくぐると脱衣場になるが、配置は特に特徴もなくて真ん中に島ロッカー。その周りをぐるっとロッカーが並ぶ。
ちなみにここもコインリターン式なので、100円が必要。
それと洗面所やトイレなどもあるが、残念ながらアメニティは乏しかった。あるのはティッシュのみ。
くわえて喫煙所が併設されている。
喫煙者には嬉しい施設だが、扉を開けると若干煙が漏れてくるので、このへんはちょっと考えものだ。
浴室の入口に入ると、少し狭い通路になっており、右に立ちシャワーが2つ。立ちシャワーの横にはサウナ。
そのサウナであるが狭い割には段差があるので意外と収容能力が高い。
入り口は二重扉と抜かりなく温度も高めなので、ちょっといるだけで汗が吹き出してくる。
出典:港北の湯ホームページ引用
▲実物は写真ほど広くは見えない
その対面(左側)にあるのが寝湯。おなじ浴槽内でエステバスと座湯が併設。38℃とぬるめだ。
さらにその奥隣に水風呂。つまり、サウナからすると斜め前にある。
掛け湯もサウナ側と水風呂側に一つずつあって、なかなか便利。冷水機もあるので客が効率的に動けるように考えられている。
出典:港北の湯ホームページ引用
そのサウナより奥に進むと、今度は右側が洗い場で、島カランがあって、その周りの壁をぐるっとカランが並ぶ。
浴室左側には、一番奥にあつ湯。といってもそこはスーパー銭湯なので42℃ほどだが、ブラックシリカの浴槽である。ブラックシリカとは北海道で産出される遠赤外線を放射する石なのだが、そのせいかポカポカする気分になる。
その右隣は、不思議の湯と表記されているものの、ようするに不感の湯。36℃とかなり低め。
隣同士の浴槽で6℃も差があるのは珍しいだろう。
出典:港北の湯ホームページ引用
▲左奥があつ湯で、右手前が不思議の湯
ここまでが室内で、室内だけでもかなり充実しているのだが、外も同じぐらい充実している。真ん中にある二重扉を開けると露天風呂が目の前に広がる。
すぐ左手が炭酸泉。この炭酸泉はそんなに濃度が高くないものの、一般の銭湯と比べれば高め。詰めれば6人ほどが入れそうな広さで、やはりここが一番人気。
出典:港北の湯ホームページ引用
その炭酸泉の前に円形で上段下段と繋がった黒湯の浴槽。かなり濃厚な黒湯で、温度は41℃と気持ちいい。
出典:港北の湯ホームページ引用
その黒湯の奥に寝湯。こちらも黒湯で若干薄く見えるが、お湯の厚みが薄いためだろう。角度の案配が素晴らしく、温度の適温さとあいまってウトウトと眠くなった。
出典:港北の湯ホームページ引用
露天風呂の入口に戻ると、今度は手前右側が薬湯。40℃ほどで広さもそこそこある。その薬湯の上に壺湯が2つ。壺湯も黒湯だ。
出典:港北の湯ホームページ引用
出典:港北の湯ホームページ引用
その壺湯の奥にミストサウナ。単にミストだけでなく、天然ラジウム鉱石を使ったものである。
中に入ると最初に立ちシャワーがあり、さらに奥の扉を開けるとかなり低温のミストサウナになっている。
実はここは元々、塩サウナだったため定間隔に蛇口があって、座る場所をそれで流すことができる。
扉上には小さな液晶テレビがあるが音がちょっとうるさかった。
出典:港北の湯ホームページ引用
とこんな感じで駆け足の紹介となってしまったが、スパ銭に求められる機能はすべて網羅していると言えるだろう。
客層をみると、訪れたのは昼間の時間帯だったが、ほぼ高齢者。
場所が駅から微妙に遠いので、大半は地元の人たちか車で来る人たちだろう。
ここにしかないスペシャルなものはないので遠方から客を引きつけるまでには至らないだろうが、本業が酒屋さんなのに、設備、ホスピタリティ、サービスとその完成度は高く、不満がほとんど見つからないスーパー銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 新横浜
経路 バスでIKEA近くまで
周辺の環境 IKEAやツカサ
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 通路
脱衣所 ふつう
シャワーの出 良い
浴槽の種類 網羅してる
サウナ あり
温度 36~42℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(260円)
備え付け あり
◆人
受付 40代から50代の男女
客層 中高年や若者
【案内】
料金
【通常】
大人800円 (土日祝900円 ) こども(4才以上)420円(土日祝470円)
【よる割(23時以降)】
大人650円 (土日祝750円 )
電話
045-470-0026
住所
神奈川県横浜市都筑区折本町248
交通アクセス
1. 横浜市営地下鉄「新羽駅」より横浜市営バス41系統、「中山駅前 川向町折返場」行乗車【新開橋】バス停下車
2. 横浜市営地下鉄・JR「新横浜駅」より横浜市営バス300系統「仲町台」行乗車【新開橋】 バス停下車
港北ICよりすぐ
※ニフティ温泉ホームページ転載