感情は発生時点でしか解決しない

感情処理が発生時点で処理した方が良いのは過去となった感情は決して消えることは無く溜まる一方だからです。

昔の感情的なシコリがありませんか？と聞くと「昔のことだからもう気にしていません」と答えるクライアントの多いのに驚きます。

感情的なシコリは理由がなければ解決することはありません。例えば対象の人が「謝ってくれた」とか「誠意をつくされた」とかの理由が必要なのです。

その理由がないのに「もう気にしていません」はウソです。そんな事はありえません。ただ堪忍袋に蓄えられているだけです。

過去となった感情が消えない証拠に離婚にいたる夫婦の会話のなかで妻が、「あの時、あなたは○○してくれなかった」とか「あの時、あなたは●●をした」とかが噴出してきます。一方夫は、「そんな昔のことを言われても」と反論します。

積み重ねられた感情エネルギーは核分裂のごとく連鎖反応を起こし、大爆発を起こします。核分裂をコントロールする為には制御棒が必要です。

制御棒が暴走した中性子を吸収し、核分裂をコントロールできます。その制御棒が感情開放です。初期の軽いシコリは、カラオケや食べる事や買い物等でも開放できます。

もうひとつ感情開放が出来る方法があります。感情処理リベンジの機会が定期的に必ずやって来るのでその時にクリアできれば感情は過去も含めて処理が出来ます。

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