身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

脳が作り出す痛み

2018-01-03 00:00:10 | うつ病
器質的な異常によって現れる痛みが時間の経過によって 回復するのに対し、脳が作り出している痛みに終わりが ありません。 脳は全ての臓器を管理監督していますからやたら仕事が 多い訳です。 まともにやっていたら脳ももたない為に手抜きをしよう とするわけです。 脳は手を変え品を変えて休養を取ろうとします。 一日の1/3が睡眠という形を取って脳は休んでいる わけです。 しかし、脳は実際は完全には休 . . . 本文を読む

器質的な異常

2018-01-02 00:00:10 | 脳機能学
身体のどこか骨が折れたり、切れていたりすると生命を 維持することが出来なくなるのでいち早く脳に現場の 状況を伝える為にあるのが本来の痛みです。 器質的な痛みには例外なく臓器が回復するまでの間休息 が必要になる訳です。 骨折などの場合には適切な処置が必要となりますが多く の場合休養によって回復に繋がっていきます。 休養によって回復するものが器質的な痛みと言ってよい でしょう。 つまり、器質的 . . . 本文を読む

二つの痛み

2018-01-01 11:00:10 | 脳機能学
身体の痛みには二通りの痛みが存在しますが今自分の 身体に起こっている痛みがどちらの痛みかによって 対処の仕方が違います。 一つ目の痛みは、身体のどこかを負傷した場合に起きる 痛みです。 一般的に我々が痛みを感じるのはこの器質的な痛みの 事を言う訳です。 この痛みは身体の状況を脳に伝えて身体を維持するために 必要なシステムとして機能しています。 もう一つは脳が発する痛みです。 脳は全ての臓 . . . 本文を読む