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トランプはやる、オバマとは大違い

2017-04-08 00:00:17 | 外交と防衛
北・中に誇示…「ラインを超えた」警告から一日でシリア爆撃したトランプ

「友情積んだ」習近平との晩餐直後に爆撃…「北朝鮮の核に忍耐しない」中国役割論が浮上

(ソウル=聯合ニュース)イジュンソ記者

7日(現地時間・米国時間6日夜)、シリア政府軍への米軍の電撃的な空襲は、ドナルド・トランプ大統領の最初の警告が出てからわずか一日で行われた。

シリア政府軍の仕業と推定される化学兵器攻撃で民間人が大挙殺傷すると、ドナルド・トランプ大統領は5日、「アサド政権の不謹慎な行動がラインを越えた」と正面からの対応を予告した。

トランプ大統領は6日にもフロリダ州パームビーチのマラガに向かう専用機「エアフォースワン」の中でも「アサドがひどいことをした」と重ねて警告した。

特にシリア「アサド政権」追放のための軍事介入のカードまで開いておいた発言をしてからわずか数時間で空襲につながった。

これは「米軍統帥権」のトランプ大統領の発言が、ただ口頭では終わらないというメッセージを国際社会に送ったとも読まれる。
すぐにトランプ政権が当面の懸案として挙げている北朝鮮の核・ミサイル挑発への警告という解釈も可能な部分だ。

ニューヨークタイムズ(NYT)は「今回のシリア空爆は北朝鮮とイランをはじめ、米国の潜在的な敵国に対するメッセージ」と分析した。

実際、北朝鮮へのトランプ政権の発言水位は、最近になってぐっと高まった格好だ。

トランプ大統領は2日、英国の日刊フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、「中国が北朝鮮問題を解決しなければ、私たちがするだろう」と強い意志を表わしたのを皮切りに、「北朝鮮は人類の問題」(4日)、 「北朝鮮問題を解決することは私の責任」(5日)など、一日を置かすに強硬発言を吐き出している。

安倍晋三日本首相との電話通話では、「すべての選択肢がテーブルの上にある」とし、軍事行動も排除しなかった。

レックス・ティラーソン米国務長官も今週、北朝鮮の弾道ミサイル発射に「米国は言うことはもう言ってきた」と冷淡な反応をしたし、ニッキー・ヘイリー国連駐在米国大使は「この(トランプ)政権は忍耐しない」と警告している。

北東アジアと中東の地政学的な地形は根本的に異なっているが、発言の水位の高さだけをみると、シリア「アサド政権」より北朝鮮「金正恩政権」により強力な警告を投げているわけだ。

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何よりも習近平中国国家主席との首脳会談(6〜7日)が行われている状況で「シリア空襲」を敢行したという点は、意味を持っている。

シリア空襲当日、フロリダ州パームビーチのマラガリゾートで、習近平主席と晩餐をして「私たちは友情を積んだ」とおもてなししたのと対比される。
シリア空襲時刻は、両国首脳の晩餐が終わってからわずか1時間後に行われたと分かった。

シリア空襲のターゲットは、根本的には「アサド政権」をサポートしているロシアという国際政治の解釈と微妙にオーバーラップする構図を演出しつつ、北朝鮮の核問題の「中国役割論」を圧迫する雰囲気を最高潮に引き上げようという高度な計算が敷かれているのではないかということだ。

引用ソース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=001&aid=0009170742&date=20170407&type=1&rankingSeq=7&rankingSectionId=104


相も変わらず、長い、長すぎる記事である。韓国人はもっと短い文章で記事を書くことから始めて欲しい。
これは、中国に対する脅しにもなっただろう。会談後即シリアミサイル攻撃とは、流石に習近平総書記もビビったのではないか?オバマとは違うと。
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1491556078/
日本政府は米軍がシリアを巡航ミサイルで攻撃したことを受け、情報収集を急いでいる。
「(中略)」
外務省幹部は「北朝鮮は米軍の行動に驚き、恐怖を感じているのではないか」と指摘した。
「(中略)」

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170407-OYT1T50079.html?from=ytop_main1

との甘い見方が外務官僚とは恐れ入る。北朝鮮も米国がこれ位の事は簡単に出来る事を前提として行動している。自分たちは「核」保有国だと言う自負心だけで、朝鮮民族特有の相手を見下すように自分たちは高級と考えている。
攻撃対象の場所は20箇所だと把握されている
ただその各々がそれなりに広範だし移動手段を使ったミサイル発射手段も有る
ただ固形燃料ミサイルはこの前初めて使ったからまだ数は揃っていないと考えられる
その辺りを考えれば北朝鮮攻撃には広範な目標を一度に叩ける手段と移動する攻撃対象を叩ける手段が必要になってくる
米国はあらゆる選択肢を使うと言っている
勿論北朝鮮が核兵器やミサイルや生物科学兵器を放棄すれば問題は解決するがね
今回の中国との首脳会談は中国が北朝鮮と交易を遮断するか米国が北朝鮮攻撃を行うかを話し合う場、両方やらないのはあり得ない
との書き込みが秀逸。
7日某シティ・ホテルの喫茶店にて某大使館の職員(入店時「予約していた某大使館」と言う日本語が聞こえた)らしき複数人が、可也大きな声で話していた。
「ノースコリア ハブ ハードアタック」や「サウスコリア イズ バトルフィールド」等のフレーズが聞こえた。日本人が使う英語に似ていたため(流暢でない)多少だが英語が赤点ギリギリだった私でも聞き取れた。仏よりミラージュ戦闘機の設計図を盗み出した諜報機関を擁する国の大使館員にしては不用心過ぎるが。
これ、朝鮮半島は相当ヤバイのではないか?
コメント
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