フランス連続テロ事件の犠牲者を悼むため仏各地で実施された大行進について、
仏内務省は11日、全国の参加者の合計が少なくとも370万人に達したとの推計を発表した。
仏メディアは、第2次世界大戦中の1944年の「パリ解放」時を超える「前例のない規模」だと報じている。行進は同日夜に終了し、目立った混乱はなかった。
このうちパリの行進に加わったのは160万人超とみられ、98年にパリのシャンゼリゼ通りに集まってサッカー・ワールドカップ(W杯)のフランス優勝を祝った150万人の記録を上回った。
パリ解放の際には4年にわたったナチス・ドイツの占領が終了し、全国で多くの国民が集会などを開いて自由を祝った。
正確な人数は定かではないが、フランスでは史上最大の人出の象徴と位置付けられている。
大行進にはキャメロン英首相やドイツのメルケル首相ら欧州主要国を中心とする40人超の各国首脳も参加。参加者は事件の犠牲者の遺族に先導され、市中心部レピュブリック広場から東部ナシオン広場までの約3キロを練り歩いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150112-00000013-jij-eurp
これは、ヘタをするとEU対ムスリムとの対立激化となるぞ!正確には国家と移民との対立。引いては第三次世界大戦が始まるぞ!
移民賛成の左翼系マスコミは「移民問題」に論点を持って行きたくないようだが、明らかに移民問題の結果である。在日の問題に重複するために「移民問題」として扱いたくないことは、多くの国民には見え見えである。
しかし、このEUとムスリムとの対立、ISISやアルカイダとの対立に発展しそうである。ロシアもチェチェン問題等でムスリムとの対応に頭を抱えている。対ムスリムで共闘する可能性はある。中国も新疆ウィグルとの問題がある。
対ムスリムがキーワードでEU、ロシア、中国とが共闘する可能性が出てきた。ムスリム諸国で、自国で武器を生産できる国はトルコのみ。しかもトルコは政教分離が確立している。が、ドイツでの排斥の対象はトルコ系移民。どう動くか注視しなければならない。
米国はシェール・ガスの実用化で中東に介入する意義が低下している。OPEC諸国や中央アジア諸国は比較的安定しているし、ISISやアルカイダとは一線を隔している。米国とOPEC諸国とが介入しなければ、EUvsISISとアルカイダとの対立となり、世界大戦までにならない。紛争が生じても規模が小さくて済む。
お花畑的幻想が招いた結果である。その国の宗教や法律・慣習に同化できなければ移民してはいけない。その国を乗っ取る形になる。「地球市民」など戦争を呼び込んでいるだけ、「多文化主義の限界」を実証した形である。左翼の方の「崇高な理念は血を好む」ようだ。「崇高な理念のためには犠牲は付きもの」とでも反論されるのかな?
ヨーロッパには未開の土地に押し入ったツケが、日本も未開の朝鮮に関わったツケが…?恐ろしいです。