知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

挨拶回りしています。いろいろ考えることも・・・

2024年11月08日 | Weblog
認可が下りて、ようやく開設となりましたが、実際にはハローワークへの登録が進んでおらず、結局あまり変わっていません。

それでも、各相談支援事業所等への挨拶をして、開所したことをアピールし、利用者確保に向けて取り組んでいます。

地元の市に限らず、周辺の市町村へも挨拶回りを・・・。なかなか移動距離も長く、少々疲れます。
回っていると、それぞれ自治体によって考え方が違うのが、よく分かります。

積極的にこうした就労に向けた福祉(障害者向け)に取り組んでいる自治体もあれば、障害者就活・生活センター(いわゆる就ポツ)が機能していない自治体も・・・
そうしたことろは、委託によって専門業務を、各事業所に任せているところも・・・。

この方法がいいのか、悪いのか?については、それぞれの考え方の違いかと思います。

変に専門知識のないような行政関係が、そういった関係に関わることで、不具合も出ます。
逆に、対応が冷たいと感じる部分も・・・。


また、相談支援事業所の数も、それぞれの自治体の事情や取り組む姿勢を反映していると感じます。

中には、名前だけの相談支援事業所もあり、これについては、就労継続支援事業所についても、同様のことがありますね。

今日も、事業所の内部の設定等の準備を整えて、実際に利用者さんが来ることを期待して、雰囲気作りをしています。



今日、TV番組(ニュース)で、海外でITや様々な機械を使って「障害者の補助」をするという大会があったそうで(詳しくはニュース情報等で)、
この分野では、結構様々な方法で障害者へのアプローチが進んでいると感じます。

ただ、あくまでも身体障害者向けの対応が主になっているので、今後精神障害者や知的障害者、また高齢者に対するアプローチや、方法等も考えていってほしいですね。

特にアメリカを中心に、軍隊がある国では、戦争経験者の身体障害者数の数は、戦争に直接関わらない日本などとは、考え方の違いがあるのでは?と思います。
過去には、ベトナム戦争等での傷病兵への対応が問題化していた頃もあります。(映画にもなりました)

当然、障害者対応の商売を考える方もおり、これがいい方向に進めば、非常に期待できますが、逆に儲けしか考えない方は、
結局、中途半端なアプローチになったり、途中でやめてしまったり・・・。

特に就労継続支援A型は、そういうパターンが多かったために、現在の状況が生まれているとも思われます。

架空の話ですが、一時期話題になった日本のアニメ「攻殻機動隊」などは、身体も頭の中身も、それぞれ仮の機械の中で存在するという、
そういった考え方は、非常に面白いと感じます。

脳内の動き等が、明らかになれば、それぞれの原因も分かってくると思います。

ただ、一番難しいのは、この業界では直接的な人間での試み、試行や実態実験等がやりにくいという部分があります。
私は、こう業界でもやはりデータは必要と考えており、実際の対応とそれに伴うデータで、様々な対応を考えていくという方法がいいと思っています。

政府もこうした分野に、もっと予算をつぎ込んでいってほしいですね。


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