知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

開所へ向けて一歩ずつ

2024年10月21日 | Weblog
11月開所に向けて、一歩ずつ前進しています。

本日も、今後一番お世話になるだろう、地元の健康福祉課を訪れました。(もちろん、事前にアポイントを取っています)

丁寧に現状を説明いただき、この令和6年度から改正になった報酬改定等の見直しで、全国で相当数のA型が閉鎖や、B型への移行を余儀なくされ、その一番に影響を受けたのが、利用者さんだったわけですが、
私の勤務する事業所は、こういう(いわば)大変な時期にA型を始めようとしたので、福祉課の担当者の方も驚かれていました(当然かも?)。

それでも、オーナーさんが一昨年あたりから計画され、ようやく現状に行きついたので、このまま止めるわけにもいかず、とりあえず3年ほどやってダメならB型に移行等を考えよう・・・ということで、
現在前向きに取り組んでいます、


逆に利用者さんは、行き場をなくして、A型を探しておられる可能性もあり、利用者さんの確保は出来るかも?との見通し。(そうなれば嬉しいですが)

もちろん、申請後の状況で、まだ確実に11月からとは決定しておらず、準備期間としては、少し短かったんですが、すでに箱(事業所)はあり、、またパートの支援員さんも採用しているので、
開所に向けて前進あるのみです。

私は、サビ管として、これで新規開所に関わるのは4つめ?そのため、期待感と同時に大丈夫だろうか?という不安感も、当然あります。
特に現在の世間の状況が悪い中、この中を乗り切るには頑張りしかありません。

せっかく、A型を開所するのですから、中途半端で終わらせたくもないので、なんとか良い見通しを持って取り組みたいですね。


ハローワークや、地元の相談支援事業所等にも挨拶をし、ほんとにこのまま11月開所を期待したいです(これが一番の心配ごと)。


福祉課の担当者の方が言っていたのは、こういう改定が行われる原因は、A型を儲けの対象にして、補助金等を目当てに、十分な利益も得られないのに、この事業を始めて中途半端にやっている一部の方のせいかも・・・?
と言われていました。
確かに、国保をあてに、たいした営業もせずに、利用者さんに給与を払えずに、名前はA型でも、形だけで終わってしまう・・・そんな一部の事業者のために、
国が罰を与えた感覚なのでしょうか?

でも、純粋に利用者のことを考えて、事業所を立ち上げた方も多く、常に一部の考えの悪い方々のせいで、難しい方向になるのは、どうしても解せません。

私が、就労継続支援のサビ管を始めた(平成時代です)頃から、そういううわさはありました。
また、そういう部分の方が、またマスコミが記事にするため(いい雰囲気でやっている事業所は取り上げてくれません)、余計にそれが大きな話題となって、国も動き出した感じなのでしょうか?


いつも感じるのは、一番大きな影響を受け、迷惑をしているのが、利用者さんであるわけです。

そういう意味合いも含め、まだA型をやって、そういった利用者さんを本来の一般就労へ向けて、取り組む姿勢を出したいですね。


コメント
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