知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

今更・・・

2024年11月16日 | Weblog
こんな記事を見つけました。
「障害就労A型事業所廃止の対応整理 厚労省、自治体に事務連絡」(福祉新聞より)
https://fukushishimbun.com/series06/37789


自分たちが行った施策の結果を、どう解決していくのか?という、いつもの課題が残されています。
何につけても、この国の政策は、こんなばっか・・・。

こうなるのは分かっているのに、何を今更・・・と思います。

確かに悪い事業所もいるにはいます。しかし、ほとんどの事業所は、利用者のことを考え取り組んでいます。
A型がなくなる、イコール利用者があぶれる・・・この図式が想像出来ないほど、馬鹿なんでしょうかね。


くだらない総理大臣に、くだらない各省庁の大臣・・・。(選択肢のない国民の選挙って、ひどいですね)

合衆国もそうですが、世界中が悪い方向へ向かっているような気がするのは、気のせい?
特に21世紀になって、明るいニュースがほとんど見当たらない。

マスコミも、悪いニュースばかり流すので、世界がだんだん暗くなっていく。

まあ、そんな愚痴も言いたくなる世の中です。


今、事業所は役所から「チャレンジャーだね」と感心されたほど、この時期に新たにA型を立ち上げるという、いわば「暴挙?」に、
とりあえず、やってみないと分からないと考えて、取り組んでいます。

先の見通し的には、あまり明るい未来は見えないのですが、まずは最初の一歩である、事業所の仕事探しから始まります。
地元の内職業者に連絡し、ようやく来週、面会出来そうです。

また、ハローワークにも、ようやく登録が出来、今日その知らせが来ました。まずは1歩前進・・・。

置いてあったホワイトボードも取り付けました(2枚)。



どんどん事業所っぽくなってきたので、パートの職員さんもやる気になってきました。


事業所立ち上げの際、オーナーさんが「自分たちは、全く素人だから、お願いします・・・」と言われましたが、思った以上に「素人」だったので、
コンサル頼りになっています。

いろんな書類や契約、様々な動きが後手後手になり、実際にはスタートラインに立った感じで、やっと前に進む感じです。

今後、どんな感覚の事業所になっていくのか?非常に楽しみでもあり、大きな不安もかかえています。
少しずつですが、報告していきます。

見守って下さい。


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挨拶回りしています。いろいろ考えることも・・・

2024年11月08日 | Weblog
認可が下りて、ようやく開設となりましたが、実際にはハローワークへの登録が進んでおらず、結局あまり変わっていません。

それでも、各相談支援事業所等への挨拶をして、開所したことをアピールし、利用者確保に向けて取り組んでいます。

地元の市に限らず、周辺の市町村へも挨拶回りを・・・。なかなか移動距離も長く、少々疲れます。
回っていると、それぞれ自治体によって考え方が違うのが、よく分かります。

積極的にこうした就労に向けた福祉(障害者向け)に取り組んでいる自治体もあれば、障害者就活・生活センター(いわゆる就ポツ)が機能していない自治体も・・・
そうしたことろは、委託によって専門業務を、各事業所に任せているところも・・・。

この方法がいいのか、悪いのか?については、それぞれの考え方の違いかと思います。

変に専門知識のないような行政関係が、そういった関係に関わることで、不具合も出ます。
逆に、対応が冷たいと感じる部分も・・・。


また、相談支援事業所の数も、それぞれの自治体の事情や取り組む姿勢を反映していると感じます。

中には、名前だけの相談支援事業所もあり、これについては、就労継続支援事業所についても、同様のことがありますね。

今日も、事業所の内部の設定等の準備を整えて、実際に利用者さんが来ることを期待して、雰囲気作りをしています。



今日、TV番組(ニュース)で、海外でITや様々な機械を使って「障害者の補助」をするという大会があったそうで(詳しくはニュース情報等で)、
この分野では、結構様々な方法で障害者へのアプローチが進んでいると感じます。

ただ、あくまでも身体障害者向けの対応が主になっているので、今後精神障害者や知的障害者、また高齢者に対するアプローチや、方法等も考えていってほしいですね。

特にアメリカを中心に、軍隊がある国では、戦争経験者の身体障害者数の数は、戦争に直接関わらない日本などとは、考え方の違いがあるのでは?と思います。
過去には、ベトナム戦争等での傷病兵への対応が問題化していた頃もあります。(映画にもなりました)

当然、障害者対応の商売を考える方もおり、これがいい方向に進めば、非常に期待できますが、逆に儲けしか考えない方は、
結局、中途半端なアプローチになったり、途中でやめてしまったり・・・。

特に就労継続支援A型は、そういうパターンが多かったために、現在の状況が生まれているとも思われます。

架空の話ですが、一時期話題になった日本のアニメ「攻殻機動隊」などは、身体も頭の中身も、それぞれ仮の機械の中で存在するという、
そういった考え方は、非常に面白いと感じます。

脳内の動き等が、明らかになれば、それぞれの原因も分かってくると思います。

ただ、一番難しいのは、この業界では直接的な人間での試み、試行や実態実験等がやりにくいという部分があります。
私は、こう業界でもやはりデータは必要と考えており、実際の対応とそれに伴うデータで、様々な対応を考えていくという方法がいいと思っています。

政府もこうした分野に、もっと予算をつぎ込んでいってほしいですね。

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事業所、開所です。

2024年11月01日 | Weblog
2か月前から準備してきた、就労継続支援A型事業所が、ようやく開設に至りました。


行政側がいろいろ諸事情で、なかなか動きが遅く、どうなるかな?と心配してましたが、2日目ほどにようやく認可の連絡があり、関係者全員ホッとしました。
いよいよ本格的に活動開始です。


一応、地元自治体の役所、ハローワーク、障害者関係の機関には挨拶を済ませ、実際に予定通りに開所できるか?が一番の心配で、コンサルさんが何度も役所に連絡してくれ、なんとか認可が下りました。

今後は、実際の活動として、内容の問題で、事業所でのメインの業務・仕事をどうするか?(いくつか当たってはいますが・・・)

また、一番肝心な利用者を集めることです。


今年度の初めに、厚労省から発表された3年ごとの改正で、今年は特にA型に対する風当たりが強く感じられ、全国規模でA型の閉鎖やB型への移行が行われていました。
実際、この地元の市では、元々A型が少なく、ほとんどがB型という土地柄・・・。そのため、A型を希望する方は、他の市町村や隣の府県に行くようです。

その意味でも、実際にA型を希望される利用者の方がどの程度おられるのか?そのあたりの把握をしなければなりません。
おそらく、B型に移行された場合も、1年はなんとか同じ収入も確保出来るとは思いますが、それも今後は先行きは不安定ですね。


オーナーは、開所を決断されたのが、2年前ということで、こうした改定がなされることは分かりませんでした。
しかし、一旦開所を聞けたからには、後戻りはできません。

とりあえず現状でやれるところまで、頑張ろうと言い合って取り組んでいます。


今日も開所式・・・と言っても、職員が全員集まってオリエンテーションと、今後の動きについて相談しましたが、その後、地元就ポツ(障害者就業・生活支援センター)に事業所のパンフを配りに行きました。

快く受け取っていただき、いよいよ本格活動開始です。


同業者等から、ありがたいことに、お祝いとして大きい観葉植物をいただきました。
感謝です。



この後、もうひとつ届いたようですね。


来週から活動します。また、順次報告していきます。





皆さんも、温かく見守って下さい。
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