木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

21世紀は戦争のない世界に運命づけられている

2020年04月11日 | Weblog

長野市もコロナウィルス禍の渦中に。
私は不特定多数の人が行きかう駅には行かないが、それでも買い物にスーパーには行ったりする。生協の配達を利用しているのでやむを得ない場合だけだが。交通機関が動いている以上利用する人はいるだろう。
テレビを見ていたら秘書に暴力・暴言を吐いた元自民党衆議院議員の豊田真由子が出ていた。テレビは何でもありなんだなと思った。議員になった時点でこの女は恥の感覚を捨てたんだと思った。
豊田真由子は厚労省の官僚から自民党の候補になったので厚労省のどうしようもない内部事情はよくわかっているのだろう。
殴ったり暴言を吐くのがお得意なんだから自分より立場の弱い秘書に当たるんじゃなくて安倍晋三を「このボケー」と殴りに行けばいいのだ。今からでも遅くない。いや今だからこそそうするべきだ。

21世紀の安全保障はどうあるべきか。元外交官の浅井基文氏の意見を読んだ。
浅井氏は国家の組織的暴力の双璧をなすのは死刑と戦争だと喝破する。
死刑廃止には率先垂範するEU・欧州諸国がこと戦争となると多くがNatoに加盟しアメリカ主導の軍事行動に加担することを何とも思わない。
日本もマスコミと保守政治屋の言う「中国脅威論」、「北朝鮮脅威論」に金縛りになっている人が殆どだ。
それはアメリカというプリズムを通しての考え方で、外務省、自民党そのままの思考である。
浅井氏は言う。中国の軍事力増強は、台湾を手放さず日米同盟強化によって中国を強圧するアメリカに隙を見せないための努力なのだと見る。
朝鮮のミサイル開発は朝鮮の政権転覆を追求してきたアメリカ歴代政権に対する自己保存の最後の拠り所と見る。
全てはアメリカが悪い。しかし21世紀、核とコロナウィルスはアメリカの独善を許さない状態になっている。核を使ったら地球は終わるし、コロナウィルスは音もなく人類に忍び寄る。銃で身構えても防ぎようがない。
アメリカの軍事とマネーの支配は無力になる。アメリカの99パーセントの人々は普通の生活と健康を脅かされている。1パーセントの強欲など許されない。日本も同じだ。アメリカ信仰を捨てなければ同じ運命に沈む。
米軍も自衛隊もいらない。日本は憲法9条の国なのだ。
地球規模の諸問題は21世紀を戦争のない世界にすることを運命づけていると浅井氏は結論する。私もそう思う。

コメント
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