木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

通りに配慮しないわが村

2025年03月04日 | Weblog

3月に入ってからの方が寒い。今日も外へ出る気がしなかった。
それでも空き瓶を集積場に持っていった。足元に気を付けながら。つくづくわが村は通りに気を配っていないなあと感じた。昔に比べればみな立派な家に住んでいる。今度は通りに面した景観に気を配ってと言いたい。我が家は母が庭づくりに熱心で安物のブロック塀を「汚らしい」と言っていた。そこでマサキの生垣にしていた。生垣も生き物だから勢いが無くなってきたので植え替えた。その際少し引っ込めて植えた。車時代だし、大雪が降ったときに雪の置き場所にいいだろうとそうした。ところが向かいの家の主が雪を早く溶かそうとしたのだろう「融雪剤」をまいたらしくそこの部分だけ枯れてしまった。ハナミズキも枯れてしまった。気の強い人なら喧嘩するところだが私はだまっていた。仕方ない。植えた母はもういない。私も高齢者、又植えてもまた忘れて撒くかもしれない。相手のことは子供時代から知っている。賢いとはいえない。それでも立派な家を建て、家族も持っている。みなやがてはこの世から消えていくのだ。喧嘩しても仕方ない。
世の中は賢くない人であふれている。「令和の米騒動」。隣近所の人は賢くなくても仕方ないが、政治家や役人は普通より賢い人になってほしいが、政治家、特に自民党は賢くなくて欲だけ深い者がなっている。それを選ぶのも国民だ。テレビが進出した時「一億総白痴化」と喝破した評論家がいたが、日本国民は一向に賢くなっていない。

作家の曽野綾子さん死去。93歳。
有吉佐和子さんと並び称されたいわゆる「女流作家」。カトリック信者で意地悪なことを言う人という印象がある。
子供時代両親が不和でそれが影響したらしい。作品はいくつか読んでいる。
「沖縄の集団自決」に軍の命令は無かったという論陣を張った一人。軍の幹部が直接来て命令をしたわけではなかったかもしれないが、当時軍の命令は絶対で、村の幹部は命令に背くことを何より恐れていた。今でもそう。責任を負いたくない。作家ならばそういうときの心理を察するはずだが、彼女は意地悪なのでそうはしなかったと私など思ってしまう。

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