森友文書不開示取り消し。大阪高裁。
自民党が少数与党になり、裁判所もようやくまともな方に舵を切りつつある。
幕末から明治、そして戦後80年「長州支配」が終わりつつある。長州支配と自民党支配の終焉はまことによろこばしい。
安倍晋三の祖父岸信介は稀代の悪党だ。この人をいいという人を私は聞かない。安倍晋三はまだ死ななくていい年齢だったが、祖父の罪を背負ってあの世にいった。
アメリカではワシントン近郊で軍のヘリコプターと小型旅客機が衝突。全員が犠牲になったよう。旅客機と軍用機がこんな近くで飛行するなんて、米軍も行き詰っている。今軍に志願するのは貧困層と外国人・人種差別を受けている人たちだ。日本でも自衛隊は隊員の子弟か、やはり貧困が理由だ。安倍総理を狙撃した山上が典型。彼は安倍が擁護した「統一教会」に母親が入れあげ、進学もままならず仕方なく自衛隊に入り、そこで銃の扱いを習得。それがブーメランとなって安倍を撃ったのだった。進学したくても家庭の事情でできない若者を作ったのは自民党と経済界が一体となってすすめた「新自由主義政策」のせいだ。竹中平蔵や小泉純一郎は断罪の対象だ。進次郎など国会議員にしてはならない。
フジテレビ日枝体制が終焉。公共の電波を使いながら自民党や右翼と癒着していた。次の日枝が出ないような体制を組まないといけない。労働組合が弱かったという指摘がある。企業や団体はある程度の規模になれば経営者と従業員の話し合いと理解で仕事を勧めなくてはいけない。そうなることを願う。
埼玉県八潮市で水道管、老朽化で破損。生活に影響が出ている。
鉄道とか水道、道路と言った誰もが使う公共財を民営化するという傾向はヨーロッパでも進んだが見事に失敗。今それをもとに戻している。こうした公共財こそ税金を投入しなければならない。民営化の鐘をたたいた小泉純一郎や竹中平蔵は断罪の対象だ。しれっとテレビに出ている場合じゃない。節税という名の脱税などしないで税金を払え。でないと矢はあんたの胸に刺さる。
本格的な雪降りになった。とはいっても私の住んでいる地域は雪は深くない。
長野駅前殺人犯、親しかった友人の証言によると、30代で母親が亡くなり、そのあたりから変わっていったという。もう充分大人になっている年齢だが、やはり母は大事な存在だ。特に男にとってはね。
「徹子の部屋」。ゲストは樫山文枝さん。80歳ぐらいになるはずだが相変わらずかわいい。父は大学の教授、母は専業主婦だったが、短歌を趣味として歌集を出した。父の死の直前で、出来上がった歌集を見ることなく亡くなった。典型的な中流の教養ある家庭のお嬢様だが、NHKの朝の連続ドラマ「おはなはん」は樫山さんにふさわしいドラマだった。他の出演作は思い浮かばないが、普段は舞台に立っている。家族には恵まれていて、夫になったやはり俳優の綿引勝彦さんは何でもできる人で家事は全部と言っていいほど引き受けてくれたという。役柄は悪役が多かったけど。年下だったけど先に亡くなった。困ったなと思ったが、姪の一家が近くに引っ越してきて、何かと気を使ってくれるという。姪の子供も「ふうちゃんはゆっくり歩けばいいからね」と気遣ってくれるという。
立花孝志なる者が選挙をかきまわしている。
元々日本の「公職選挙法」が選挙の自由を縛りすぎているから、このネット時代に裏をかかれてこんな者の跋扈を許すことになった。またそれ以前に日本国民は「選挙の自由」を知らないできた。政権与党=自民党もその方が都合がいいので、部分的手直しはしたが大部分はそのままできた。衆議院の「小選挙区並立制」。その結果どういうことが起きたか。国会議員の質の劣化と多様性の喪失だ。
典型は安倍・麻生という劣化の極みとも言うべき二人。安倍は死んで、麻生も次の選挙には出ないという。だが息子か娘か知らないが世襲を続けようとしている。とんでもないこと。これを許す当該選挙民は同罪といっていい。
今ブログで何度も言っているが、明治以来の「長州の支配」が日本の民主主義をゆがめてきた。今度こそそこから脱出する時だ。
新聞とテレビという2大メディアが人々の政治動向を支配してきた。典型が「フジサンケイ」。今その牙城がくずれようとしている。新聞もテレビも、いわゆるマスコミは法律に支えられている。それが私物化でよかろうはずがない。今度こそと言いたいがその土壌がまだ育っていない。
「若者の右傾化」とよく言われるが、それを進めてきたのは政府=文科省、そして最近ではマスゴミと揶揄されている新聞、テレビ。ネット情報も上位を占めて人々の目につきやすくしていると言われるが、「わが世の春」は内部から崩壊するものだ。身内だけで固まると生物としての劣化が始まる。貴族社会を見よ、武家社会も崩壊に導いたのは下級武士と地主階級だ。そして現在、既得権益層を突き崩すのは誰か。労働者と市民しかない。
長野駅前殺傷犯は長野市で高校時代まで住んでいた。
大学進学で東京に出て、戻って就職。30歳ぐらいから人生が狂い始めたようだ。IT関係の企業に就職したが、ここでつまずく。よく聞く話。知り合いにも辞めて今は農業に従事している人もいるし、引きこもってしまっている人もいる。実家はあるが、彼は一人で生活していた。生活保護の申請も受理されているから市の担当者も事情を組んだのだろう。能力がないわけではないから相談する場があれば立ち直りは十分可能だったはずだ。「助けを求められない世代」。
中野市で近所の人を猟銃で殺傷してしまった青年も精神の不調に襲われていたようだ。
IT関連の仕事というのはどうも向き不向きがあるようで、パソコンを器用に扱えるとかそういう問題ではないようだ。それこそ働き方に問題があるようだ。高校時代の笑顔の写真を見ると、私たちの社会が考えなければならない問題が潜んでいるように思える。
アメリカなどは「銃社会」であるから毎日どこかでもっと大勢の人が犠牲になっているのではないだろうか。
長野駅前での「通り魔殺人事件」容疑者が逮捕された。市内に住む無職の40代半ばの男。地元の人間ではないようだ。
「就職氷河期世代」。安易に結び付けてはいけないが、不運な世代だ。政治の無能を押し付けられた世代。自公政権の責任は重い。
登校やイベントの開催に不安を抱えていた向きはとりあえずは安どしただろうが、今のままでは同じような事件は起こる。
フジテレビ問題。私はタモリの「笑っていいとも」はよく見ていた。タモリも年を取ったことともう充分メジャーになったことで終了して、NHKにシフトしたが良いタイミングだった。タモリは「徹子の部屋」でこれからの世の中について尋ねられ「新しい戦前になるんじゃないですか」と答え、この感想はいろんな場面で使う人がおおい。
フジテレビはこのままではもたないだろう。今までの幹部は総退陣、コマーシャルも減る。どこかが買い取るか。右翼的なスタンスはこれからは許されない。右翼=不正=差別ではいくら何でもスポンサーが引く。
アメリカ、トランプ再登板でますます混迷。
自分の首を絞めるような大統領とその仲間を支持するアメリカの中・下層の人々。すぐに気が付いて「こんなはずじゃなかった」と抗議すると思うが。
低賃金にあえぐのは移民のせいじゃない。強欲な大金持ちのトランプ支持者のやりたい放題のせいなにのに。それに気が付けばその怒りは半端じゃない。「首を洗って待ってろ」というところだが、そのためにはリーダーが必要だ。サンダース氏は年を取りすぎている。もう少し若いリーダーが必要。ハリス氏が成長すればいいのだが。それにしても一人ではだめ。周りでサポートする人物が必要。
テレビは「中居正広、性加害問題」一色だが、私は長野駅前で起こった通り魔事件が気になる。
駅前には交番がある。その前で叫びもせずバスを待っていた男性を包丁で刺した。手慣れている。警察はまだ犯人を捕まえられていない。
無差別殺人をする犯人は主張を持っている場合が殆どだ。秋葉原の加藤も、京アニの犯人も自分を認めてもらいたくてこんなことをした。でもこの犯人は主張せず、人を襲っている。こういう犯罪が増えると人は町を歩けない。私も長野駅近辺は比較的よく行くところだ。よく犯行動機を尋ねると「死刑になりたかったから」とうそぶく犯人が多い。そんなわけないと思うがそれ以上追及されるのも面倒くさいからこう答えるのだろう。こういう場合質問の角度を変える必要があり、警察官はそれはよく心得ているはずだが・・・。
フジテレビは「中居問題」の処置をうまく収められないでいる。バラエティー番組で視聴率を上げることしか考えて来なかった局の体質。報道は右寄りだが、日テレより筋がとおっているわけではないので、この部門では視聴率をあげられない。日テレは渡辺恒雄氏が権力をふるっていたころは政府よりながら「反戦・軍国主義反対」の筋は通っていたから、統一教会には厳しくこの問題では一歩抜きんでていたように思う。フジテレビは幹部総退陣しなければスポンサーが離れ、テレビ局としての存続が危うい。社員も浮足立っている。組合員数が増えたという。現金なものだが、きちんとした組合を持つということはこれからのフジテレビにとってはいいことだ。「禍転じて福となす」になってもらいたい。
長野駅前で通り魔か、3人死傷(1月23日信毎トップ記事)。
びっくりした。目の前には交番もあるというのに。犯人は犯行を隠そうともしていない。殺害されたおそらくバスを待っていた49歳の男性は瞬間までこんなことになるとは夢にも思わなかっただろう。こうした事件は外国、日本より格差の激しい外国でしょっちゅう起きてはいるが。長野は県都でありしかも駅前。午後8時頃人通りもある時間、世界中が壊れ、日本も壊れ、地方都市も壊れ始めている。「独占資本主義の末路」と私は感じた。
中居正広性加害問題。
中居は引退を発表した。10代の半ばから商品として大人に使いまわされてきた。引退はいいタイミングだ。これからは自分の人生を生きろと言いたい。
10代から商品として大人に使われてきたタレント、俳優ではそこから必死に正道を歩もうとして頑張った人としてまず浮かぶのが吉永小百合だ。彼女は稀有の存在なのだ。美空ひばりも長くは生きられなかった。小百合は80歳になった。それでも品位を保っている。
資本主義が見落としたもの「家事・ケア労働」(信毎1月19日)畑谷文代
近代経済学の祖と言われているアダム・スミスの食事を作ったのは母親だった。生活のすべてを母親の労働に頼りながら息子は母の労働に価値があり、対価が支払われるべきものという風には思い至らなかった。マルクスもそうだ。カトリーン・マルサルだけがそのことに気づいた。家事もケアもそれがなければ一日も回っていかない。それを無視していたとは学者という者は恐ろしく鈍感な連中ということだ。それを担ってきた女性という者を人間とみなしてこなかったということだ。
「家事とは私たちが生きていくうえで最も大切な労働」とは「主婦である私がマルクスの資本論読んだら」という書を著した韓国の作家チョン・ウオンさんの言葉だ。
羽鳥モーニングショー。中国人口政策の失敗。
人口政策の失敗が今後の中国に重くのしかかるという分析。
増えすぎる人口が中国の発展の妨げになると考えた政府の幹部達は「一人っ子政策」を推し進めた。結果男の子ばかりが生まれて、結婚難に陥ったため、かえって社会不安が広がった。男は一人にしておくとろくなことにならない。女性は一人で生活を整えることを知っているが、男はそういう風に育てられていない。学問を身に着け良い就職口をと親は考えて、無理をしてでも大学に進学させようとするがそれがあだになる。
やはり生まれた以上は好きなこと、得意なことを追及するのがよいのだろう。大国中国が人々をコントロールしようとする気持ちはわかるが、それはうまくいかないのが当然。毛沢東の再来を夢見る習近平の失敗である。毛沢東には周恩来、鄧小平がいたが、習近平にはそれに相当する人物がいない。李克強がそうだったが、権力集中を志向した習近平は李克強を遠ざけ、李氏は死去してしまった。代わりに登場した李強氏にそれだけの力はあるのか。
日本でも中曽根氏や渡辺恒雄氏は権力をふるって長生きはしたが、人生は有限だ。伝統芸能などは引き継いでいくものだが、芸術は一代、政治は個人的に引き継いでいくものではない。
アメリカではトランプ氏が2期目に就任した。この無知無教養な人物がアメリカの大統領である。アメリカの落日を如実に表している。元々アメリカは「張り子のトラ」のような国だ。大陸で生きていけない人間が腕力でのし上がった国だ。その典型がトランプ氏だ。彼も元々アイルランドからの移民なのに後からアメリカへ移ってきた人間を差別する。どこの国でも似たようなことは起きている。彼の年齢からくる衰えを静かに見守るしかない。議会というものがあるのでトランプ氏もめちゃくちゃはできない。
都道府県対抗駅伝、長野4連覇(信毎トップ記事)
長野県はまさに「駅伝王国」。総監督の高見沢勝監督は佐久長聖高の教員。青学の原監督とは別系統。互いにライバルというか競っています。
ガザ停戦が発効。しかしどれだけ実効性があるかはわからない。かつてナチスによって絶滅の危機に瀕したユダヤ人が同じことをパレスチナにしようとする。研究者によればパレスチナ人とユダヤ人に人種的な違いはない。第一次大戦後のシオニスト運動が全ての禍の元。
信越放送の「ずくだせテレビ」は川中島を探訪。よく歩いているところが画面に登場。
「たなぼた庵」というおそばやさん。店主は何度か変わっているらしいが、今の店主は東京でイラストレーターとして活動していた。店内も店主の作品で飾られている。この店主より前の時代に行ったことがあるが、私には量が多い。働く男の人たちがよく行く店のよう。それは量が多いからなのね。
三菱銀行支店長代理の女性行員が貸金庫を悪用して客の金を窃盗。かつては男に貢ぐために横領した女性はいたが、彼女は自分が投資で損をしてその穴埋めのために客の金に手をつけたよう。競馬で一山当てようとしたらしいが失敗。「貸金庫」を利用する側も税金逃れや親族に知られないために利用するのですべて秘密主義。でもなぜか税務署は知っている。
大学入試共通一次試験2日目。
私が大学入試に臨んだ頃はこんなものはなかった。有名国公立大学だけが一次試験をやっていた。それだけ大学入試に臨む人が増えたということなのだろう。今の時代、大学へ行こうという人は圧倒的に増えた。親も余裕があれば大学へ行かせようとする。私が若かったころは親は高校へは何とか行かせようとした。その上となるとよほど優秀か親がそういう志向でなければ進学はなかった。ましてや女子は。
激変買い物地図。
地元新聞の特集シリーズ。
大型店が振るわない。松本の地元百貨店は市街地から撤退。郊外店に移った。長野は東急系列百貨店が駅前にあって、高齢者が主要顧客のようだ。私もわざわざはいかないが、何かの用事のついでに寄って少量の買い物をする。長野市は駅前の再開発が浮上しているが、商業ビルのようなものはやめた方がいいと思う。むしろ横に発展させるのがいいのでは。世のトレンドは縦ではなく横の時代だと思う。
今日は公民館の清掃日。自分の家と違って殆ど汚れていない。すぐ済んだ。
「関口宏のこれからどうする」は日本由来の「木の活用」。外材ではなくこれを活用すれば丈夫で長持ちするという。外国、特に東南アジアの森を荒らさなくてすむ。
最近近所の家でも薪ストーブを活用している家が2軒。私は出入りの業者に頼んで屋敷の古木を運んでもらう。木にも寿命があって自然に倒れていく。それを持っていってもらう。代金はいらない。活用してもらえばありがたい。ストーブの煙突から煙が上がっているのを見ると何となくうれしくなる。
「そこまで言って委員会」。
ウクライナでパレスチナで戦争がやまない。自衛隊も備えを、最新の装備をとそのために増税ならやむを得ないと軽薄な連中が叫んでいる。
そういうことを言う連中がそういう場面になったら真っ先に前線に立てばいい。そうしてお手本を見せてこその戦いだ。
太平洋戦争では下級の兵士ほどたくさん死んだ。安倍晋三の祖父である岸信介は戦前は商務官僚として満州侵略の青写真を作った人物だ。戦後A級戦犯として処刑されるところを占領軍が反共の政治家として使えるとみて恩赦を与え、総理の座につけた。しかしその人脈も安倍晋三の死で尽きた。
「新生日本」は敗戦80年でやっと緒につく。