「美味しんぼ」騒動

すごいことになっています。
先週の「美味しんぼ」で、福島に行ったら鼻血が出て、どうたらこうたらという話をやったら、猛烈な反論が。
政府、福島県、それになぜか大阪（笑）から抗議が。
最早意味がわからないレベル。
メディアもがっつり伝えてますね。
政府は必死ですね。

そして、今週の「美味しんぼ」はもっとはっきりした内容だったようです。
ここに書くより、
きっこのブログ　「美味しんぼ」
こちらのブログを見てもらったほうがいいかと。
田母神様とアパグループの癒着についても詳しく書かれていたブログであります。

しかし、政府の抗議がすごいですね。もう本当に必死。
風評被害などと言っていますが、福島県から来た人を旅館が泊めないみたいな頭の悪い話と違います。
今年に入ってからも、汚染水漏れの事故ばっかり起こしていて、まるで終息に向かっていないのに、大手メディアは伝えないわけです。
自民党は野党時代、鼻血を国会でも問題視していたのに、与党になったら、鼻血と被曝は関係ないことになってます。
素晴らしい手のひら返し。

それはそれですごいですけど、とにかく都合の悪いことは全力で抑え込もうという姿勢は、このまま国のやり方としてエスカレートしていくでしょうね。
今、この時点ではもちろん「美味しんぼ」の作者が捕まると言うことはないし、まだ出版もできているわけですが、いずれは出版できなくなったり、逮捕されたりするようになるでしょう。
２年はかからないと思います。

上記のブログを書いた人のツイートなんですが、
今、「ゴールデンラジオ」で、阿川佐和子さんが「福島に取材に行った時、ここで本当のことを言うのはタブー、ここに住んでいたければ本当のことは口にできない、と言われた」と言っていました。
だそうです。
一体何十年昔に戻ったんだろう。すでに後進国ですよね。