知り合いが殴られているのを見かけたら

とかいう不思議な例えが出回っています。
集団的自衛権の話らしいです。

知り合いが殴られているのを見かけても、放っておくのか？などというおバカな人たちが今だにいるようですね、日本には。
集団的自衛権は、つまり、知り合いが殴られていたら、「助太刀いたす」と言ってケンカするということですね。
普通、知り合いが殴られていたら、止めに入るよね。知り合いじゃなくてもなにか手はうつけど、ケンカはしないだろうね。
相手がやばそうなやつらで止めても無駄な感じだったら、一緒に逃げるでしょう。
あとは、警察呼ぶとか、「おまわりさんこっちです」などと声を出して小芝居うつとか。

上記は、人口１０数万のローカル都市に住むおいらの想定。

実際には、世界の国と地域は２００程度しかないです。
つまらない例えなんぞ使わないで、具体的に考えられる数です。
おいらが居た高校だと、普通科が１８０人、商業科も１８０人。これの普通科とだいたい同じですかね。
知らないやつなどいない、つまり、全員が知り合いですよ。
世界の国と地域で知らない国なんてあるのか？
つまり、殴っているほうも殴られているほうも知り合い。
あまりよく知らない国というのはあるだろうけど、それって遠方の小国でしょ。
そこが日本と親しい国を殴るなんてことがあるわけないじゃん。あほですか。
セントクリストファー・ネイビスがアメリカ様を殴ったりするかい。

実際には、アメリカ様が殴っている国を一緒になって殴る、これが一番あり得る話ですかね。
「ほら、ポチ行け」とか言われて、アメリカ様の弾避けになって、相手国から恨みを買うという素敵な展開。

もう少し大義名分がありそうな状況を考えてみましょう。
中国がベトナムかどこか、インドシナ半島に進出する。
それに対抗して、日本がベトナム側（？）として参戦する。
こういう感じですか。ネトウヨさん的には、これなら満足ですかね。
まず、中立を破るわけですから、宣戦布告することになりますかね。
この時点でかなりやばいです。しかし、これはあとにおいといて。
戦場。インドシナの密林で殺し合いなんて地獄そのものでしょうね。
日本が出る幕はないでしょう。というか絶対やめたほうがいいです。
本当の地獄で、そのことだけでも何十年かトラウマになるでしょうね。
宣戦布告をしたということは、他の場所も戦場になります。
尖閣とか。本土の原発とかも空爆されるのでしょうか。
当然、中国と戦う場合、アメリカ様の協力は得られないでしょうしね。
しかも、途方もなくお金がかかりますね、これ。

一番、大義名分の立ちそうな例は、国連のＰＫＯですか。
普通の国ならそれがいいでしょう。
でも、それなら、平和憲法守って人道支援に徹していたほうがずっとましでしょうね。


すいません。タイプミスが多く修正いたしました。