(ヨハネ20章)
(いきなり本題から外れますが)その昔、ライブドア事件でおなじみのドザエモンみたいなのが「政治は宗教だ」と言って、それに呼応して茂木健一郎氏も「政治は宗教だ」と言っていたのですが、
これ、「~である」の話であることは間違いないんだけど、両者は同じ感覚で言っていたのかな。
ドザエモンは、たぶん「政治は宗教だ」で終了。
彼はそもそも政治に興味がないから。何でも個人レベルで考えるので、政治的なことに関して脳内に「~べき」が存在しない。
「パナマ文書」に関しても「違法じゃないからいいだろ」で終わり。
ドザエモンみたいなものには、そうなんでしょうね。違法じゃないんだから、いくら「節税」やったって別にいいだろ、という発想。
まあ、その割には捕まってましたけど。
というか、誰もそんな「非倫理的な個人としてわたくしはどう振る舞うか」を考えているわけじゃなくて、タックスヘイブンの問題は社会(国家)にはどのような(マイナスの)影響があって、今後それを解消するには(法律などを)どう変えていくべきか、という問題なのですね。
何があっても現行法に照らして「(違法ではないから)問題ない」で終わったら立法機関はもういらないわけですからね。
日頃の発言から茂木健氏がドザエモンと同じような考え方であるとは思えないので、少なくとも「現状では政治は宗教だが、そうあるべきではない」までは考えて言っているのだと思いますが。
それで現状の「政治は宗教だ」をぼくらに見せつけているのが、プロ臣民などの皆さんですね。
でんでん君の国会での答弁を(安倍チャンネルなどの高度な編集なしで)そのまま見たら、とても支持なんかできません。というか、普通は「こいつを早く辞めさせないとまずい」となるんですが、なぜ支持できるかというとそれは見ていないからですよね。
見ないから信じられる。
「教育勅語のどこに『臣民はいざという時は国のために死ね』なんて書いてるんですか?」などというプロの方も。
あんな短い文章、読んだらわかるだろ。
読んでないんですよね。本になるぐらい長いと思ってる(笑)
あの都市伝説も、読んでたら絶対おかしいと思いますからね。読んでないからあんなもの信じる。
ネットでは普通に口語訳もありますからね。
いくらでも内容は確認できます。
「安倍さんは外交頑張ってる」とかも、つまり何をやっているか全く見ていない。
「経済は自民党」というのもありますね。これも完全に都市伝説の類ですが、そんなこと言うのは、何やってるかわかってないし、経済とは何かということを考えてもいないからでしょ。
ワイドショーで寿司郎やその仲間がそんなこと言ってるから、何となくそんな気になっているだけでしょうね。
政治は宗教とは違うんだから、見ないで信じなくてもいいんだよ。というかちゃんと見てから判断しないで何をどう評価出来るのか。
おそらくは「見ても判断できない」からなんだと思うんだけど。それでワイドショーのおっさんが言ってるレベルで済ませる。
どうせ、いくら支持したって「非常にしつこい中において」とかいわれて切られるだけなんだから。
もう「あいつまだアベ支持してんのかよ」とか
「あのアホ、いまだに反サヨクしかできないんだぜ」などと逃げ遅れた人は言われる時期になったね。
1980年ごろはピンクフロイドのザ・ウォールから。
Pink Floyd - Comfortably Numb
極めて森友学園的な何か。
Another Brick In The Wall
しかし、このような警告を当時は軽く見てましたよ。
否定文に"no"が入ってるから二重不定かよ、とかそんな感想で(笑)
まさか21世紀の日本で深刻な問題になるとはね。
塚本幼稚園どころか、国会で防衛大臣が教育勅語をとりもろすとか言っちゃうんだから。
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