Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

相田みつを全貌展

2009-04-13 16:43:01 | オススメ
4月4日(土)の午後から、熊本城そばの県立美術館分館で行われている「相田みつを全貌展」へ行ってきました。



今回の全貌展でもっとも考えさせられたのが、上記の作品です。
この作品を見て、父から「もしも」を口にするな。人生の中で「もしも~だったら」ということはありえない。
と、教えてもらったことを思い出しました。

もしも私が男だったら…
もしもあの時あんな言葉をいわなければ…

過去のこと。取り返しはつかない、リセットできるわけはない。
それに囚われているよりも、今何をすべきなのか、できることは何なのかを考え行動しなさい。ってことか

けれど…で言葉を始めると…この後に続く言葉は「言い訳」となります。
人生の中、言い訳もしたくなるけど…

相田みつをさんの写真をみると、その背中に何千何百枚の書き損じの紙が積んでいました


 右側の白い山が書き損じた半紙です。
 一角だけでこの山だから何万枚かもしれませんね。










その作品によって紙の質を変え、墨を変え、筆を変えて作品に向かう。全部が良い作品にできる訳ではない。何回も何回も書き直し…。何度も繰り返して。

私も一度で成長できるわけがない。繰り返し(相田さんの後の半紙の山みたいに)何回もやって積み重ねて、最後にその前で笑顔でいれたらいいな。

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