Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

益城町にて

2016-04-30 22:53:41 | こころの声
今日、昼間時間があったので両親と益城町をとおり地蔵峠まで行ってきました。
熊本地震で最も被害が大きかったところ。

手前、健軍電停より渋滞。
しかし、健軍はそう変化は感じられなかった。

その後、益城町へ。
ひどい…。
まともに建っている家は目に映る範囲、まったくない。
県道を通りながら、益城町役場前を通る。
テレビでみる状態。
震度7と、たぶん私がいた清水町は震度6強か弱か…。
まったく違う。

地震・雷・火事・親父…
とも言いますが、震度4程度の地震はそう怖いとは思っていなかったけど、今回目の当たりにして地震は怖い。震度7は半端ない。

そのまま通り過ぎると、また被害は落ち着く。
断層部分って本当に怖いな。その部分の被害は甚大。
しかも断層は目に見えないし。
耐震をしっかりして(でも現在の耐震は7に1度耐えて、逃げれる強度)、シェルター作るべき。
2度耐えれる耐震強度ってどんなんだろう…。

現在、南阿蘇方面に向かうには地蔵峠を迂回するしかない。
この辺りは、道路を補正した跡は残るものの、ほとんど変化なし。
西原村を通り過ぎた、久木野も白水あたりも高森も、ほとんど変化はみられない。

さて、明日は被災後初の福岡へ。
安田徒手医学セミナーを受講しに新幹線で行ってきます。
皆さんの元気な姿をみれるのがうれしいかな…(^^)
なんか安心する…通常に戻った感じ…です。

ガスの復旧

2016-04-29 00:36:18 | こころの声
今日で前震から2週間。
夕方、やっとガスが復旧しました。
ガスが止まって、カセットガスを7本使用。
友紀ちゃんのお見舞いのお陰様で、なんとか乗り切ることができました。
ありがとうございます。

久しぶりの我が家のお風呂。
仕事を終えて、お風呂に入れるってこんなに幸せなことだったのね…。
西部ガスさんありがとうございます。
ちなみに、ガスの復旧には各地から入って来られていて、どうも北区は東京ガスさん。
宿泊先は天草・日田。
毎日、2時間かけて熊本入り。
被災しないためらしいのですが、本当にお疲れ様ですm(_ _)m

ずいぶん余震も減ってはきましたが、私は未だ弟の部屋に避難中。

両親は2階がない部分のお座敷で寝ています。

私の車は、避難グッズを入れたまま、車庫には入れず、すぐに乗れるし、隣近所からも離れた駐車場に停めたまま。

それでも、徐々に「普通」に近づいていく。
このまま終息して欲しいと願います。

その3 熊本城

2016-04-24 21:57:05 | こころの声
昨日、東京から弟が帰熊してきてくれました。
弟の勤務先は、熊本にも支社があり、今回の地震により会社持ちで熊本へ帰ってきても良いとの計らいをしてくださったとのこと。
実は、この企業にはわたしも毎週火曜日夕方にレッスンをさせて頂いていますが、こんなに福利厚生が厚い企業体はそうないと思います。

そして、今日の夕方には東京へ帰るので、空港へ送る途中、熊本城へ寄ってみました。



最初の風景。
二の丸公園から熊本城へ向かう道。
石垣が崩れてこれから先には立ち入ることはできませんでした。
涙がでてくる…。



西側からの熊本城は屋根がみえないので、そう酷くはみえないですが、手前の長塀はすべて東側へ倒れている。



二の丸公園側のお堀の石垣もこんなに崩れていた。

夜の地震は、真っ暗で本当に怖い思いをしましたが、これが昼間で無くてほんとうに良かったと思う。
昼間であったら、いったい何人の方が下敷きになっておられたか解らない。

空港の途中、西原村の入り口を通りましたが、(入口の東側は立ち入り禁止)すべての家屋の玄関に赤・黄・緑の損害具合の紙が貼られていました。
せつない…。
ほとんどが赤・黄色
かなり地域によって被害は違う。
市街地、清水地区はそう酷くはない。

でもね…。
自分のスタジオが同じように全壊していたら、一体どれだけのショックだろう。
考えさせられます。

その後 2

2016-04-23 15:19:55 | こころの声
昨日、沖縄のトレーナー仲間のOさんよりお水が届きました。



沖縄伊藤園のお水。
初めて見ました。熊本ではみたことない。
どうもありがとうございますm(_ _)m
震災を受けて、水の大切さを改めて思う。
頂いたお水は備蓄します。

震災から10日。
早かった…。
昨夜、ご参加の会員様は熊本市東部。
ご自宅は半壊で、中学校に避難しておられるとのこと。
両足、左前腕に大きな内出血。
脚は前震で、腕は本震で。
本震はとにかく長かった。
私も2階で被災しましたが、揺れが収まったら降りようと思っていても25分程度揺れっぱなし。
あの揺れの中を、外に出られたのか…。
きっと、私よりも東部はもっと揺れたはず。

エコノミークラス症候群が問題となっていますが、暗い建物の中で潰される恐怖。
身体が揺さぶられる感じ、家が軋む音、物が落ちて床を滑る音(自分に向かってくる恐怖)、壊れる音。
車が一番怖くない。
だから、降りれないのも判ります。

とにかく余震が収束(終息)して欲しい。
今日は、ずいぶん減ってきた。
それはそれで、また本震がくるんじゃないかと不安を煽る。
微妙…。

熊本地震 その後今の心境

2016-04-21 23:24:13 | こころの声
今日で前震より1週間。
いろいろと考えること。気付くことたくさん。
Facebookでの援助等々、読んでいると嬉しくて涙がでてきます。本当に有難いです。
ありがとうございます。

我が家では水は復旧していますが、ガスがまだなのでお風呂が沸かせません。
そのため仕事の隙間をぬって温泉に行きます。
贅沢そうですが、有難いことに熊本市北部には温泉が沢山あり、被害も少ないところから営業を再開してくださいました。
今日の午後、両親と行ってきたのは我が家から車で10分もかからない。梶尾温泉。
ウィークディの午後3時、こんなに混雑している梶尾温泉見たことないって位、混雑していましたが。

タオルももたず、長い髪を束ねもせずびちゃびちゃなママ、大量のしずくを落としながら更衣室に上がってくる女性。
しかも、そのまま拭きもせずしばらく立っている。
その床をあと何人の方が訪れると思っているんだ!
(いや、ちっとも他の人のことなんて思ってはいない。)
お店の方は駐車場への誘導・整理もされていて、人手は足りていないから、掃除にきたりタオル交換にもなかなか来れるはずはないだろ!

注意しちゃいました。

しかも、後ろで何人も洗い場が空くのを待っているのに、ながながと何かを洗って座っている方。
そのため、身体を洗いもせずお湯に入ろうとする親子連れ。

母も注意しちゃったらしい…。(やっぱり親子か)

ほか、我が家のご近所の熊本葬儀社さんが新築の施設(震度8でも大丈夫なように設計されたらしい)を避難所として、近所の一人暮らしのお年寄りを受け入れてくださっていたのだが、葬儀が入るので本日の午後4時に閉められたらしい。
その中で、ご近所ではない親子連れさんが一番最後まで退出されず、葬儀社の方が龍南中まで送ってくださったらしい。

いや、たとえ車がなくても、施設横の坂上がれば徒歩3分で避難所となっている清水小に行けるでしょ。
しかもお父さんもお母さんもご一緒だったらしい。
子供さんは小さかったらしいので、ご両親は20~30代か。若い!

たしかにいろんな人がいる。
考え方もいろいろある。
でもね。甘えてばかりいてどうするんだ。
自分の行動がどんな影響を及ぼすのか、考えないのか?
自分で動かず、そしてすべてを他のせいにするのか。

ちなみに、清水地区ではトライアルにも物資が普通に入庫してきています。
我が家も大丈夫。
もう本震は来ないでね…。←前震で騙されているから、なかなか安心しきらない。
早く収束(終息)して欲しい。これが一番の願いです。