名目国内総生産(DGP)とは、文字どうり、個人消費や企業の設備投資などですが、この中には賃貸住宅の家賃も含まれます。これはいいとして、持ち家でも名目家賃を払ったようにして、DGPに計上されます。計算上の数字です。さらには、国や地方の公務員の給与も計上されています。これらは、景気にはほとんど左右されません。これらの景気に無関係の支出が2009年10月~12月では150兆円も含まれています。3分の一を超えています。さらに、6月からは子供手当が配られそうですが、これらの景気の動向に関係しない非市場性のDGPが、今後ますます増えそうです。
鳩山政権は福祉などの、内需拡大で経済を拡大しようとしていますが、人口減少社会では、経済活動の活性化は期待できません。無資源国の日本は輸出で生きていくしかありません。
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