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東京製鐵は鉄スクラップを原料に電気炉を使い製品を作り出しますが、不純物が混ざりやすく、安定した製品が作り出せなかったので、これまでは建築用の鉄筋などに限って製造してきました。しかし、近年の技術革新で自動車などの高炉メーカーの製品が使われていた分野にも進出してきました。電炉大手の東京製鐵では昨年の6月から、トヨタ、日産系の部品大手にも製品を供給しはじめました。高炉メーカー製品よりも安さを武器に、これから、益々、需要は増えるでしょう。
一方、新日鉄などの高炉メーカーは、高騰する鉄鉱石や石炭、縮小する国内市場に苦戦中です新日鉄と住友金属の合併も資源(鉄鉱石、石炭)メーカーと価格交渉で有利に立つ子とを、視野に入れているのでしょう。
高級鋼材の生産が出来る会社とは知っていましたが、
どのような方法で生産しているかは知りませんでした。
このWebをみて、初めてその仕組みを知りました。
格安な高級鋼材は、資源高の時代に、大きな武器になると思われます。
東京製鐵の発展は期待できるでしょう。
ご存知と思いますが、
東京製鐵は、事実上の無借金経営で、財務的にも大変優良企業なのです。
潤沢な資金は、更なる設備投資や、研究開発の資金となり更なる発展につながると思われます。