名古屋の絞りマン

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名古屋の映画館

2010-02-03 05:50:54 | 経済
名古屋庶民が始めて映画を見たのは明治30年に、大須の芝居劇場「末広座」で上映されたのが、最初です。当時は映画専門劇場は無く、幕間とか芝居のない日に上映されていました。専門劇場が出来たのは、明治41年でした。大須観音境内に「文明館」が最初です。続いて、「帝国劇場」などがあいついで、オープンしました。戦前は大須に名古屋の映画が集中していました。

戦後になると映画は隆盛期をむかえ、映画館は大須から栄、広小路、名古屋駅前にと広まっていきました。

      栄ーーーステート座、名古屋東映、

      広小路 ----ミリオン座,名宝会館

      名古屋駅前ーーーアロハ会館、メトロ劇場、グランド劇場、毎日ホール大劇場等が出来、1960年のピーク時には130館以上の映画館がありました。

 全国に目を向けると、1960年には7500館もの映画館がありました。その後、テレビの影響でおちこみ1993年には1700館まで落ち込みました。しかし最近は映画館というか、スクリーンの数は増えて、3400スクリーンまで回復しました。これは、シネコンによるものです。シネコンとは、一つの映画館に複数のスクリーンを設置し複数の映画を同時に上映する設備ですが、増加したスクリーン数の8割はシネコンによるものです。街の映画館は、相変わらず、衰退しています。

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2 コメント

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おはよう (ひろ君)
2010-02-04 05:48:25
最近はもっぱら、レンタルDVDです。最近は名古屋も東京並?になり、1本立てになりました。以前は、いぜんといっても、随分前になりますが、封切館でもなぜか、名古屋だけ2本立てでした。古い昔のよき時代を思い出します。
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シネコン (あけびー)
2010-02-03 22:51:39
こんばんは。

ショッピングモールに隣接してありますよね。
映画を観に行くとなると、
そういうシネコンになってしまいますね。
車で行くことができるので便利ですし。
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