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高速増殖炉「もんじゅ」は原子炉内をナトリュウウムで満たしていますが、このナトリュウムが超厄介な代物です。空気や水に触れると、発火や爆発をひきおこします。フランスやロシアの高速増殖炉でもナトリュウム漏れで、火災がおこっています。米国分のデータを除いても海外で138回もナトリュウウム漏れ事故が起きています。
これまで総額2兆円をかけて開発中のもんじゅですが実用化は夢のまた夢ものがたりになりそうです。そして、さらに危険なのが、プルトニュウムです。仮に、もんじゅでプルトニュウム漏れ事故が起きれば、汚染地域は半径200キロに及ぶといわれています。半径200キロ県内には中京工業地帯と大阪や京都が含まれます。福島原発事故と比べられないくらいの、被害が予想されます。停止に向けた行動をとるしか選択の余地はありません。
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