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OPECが9月末に合意した原油の下限は日量3350万バーレルです。減産の4割は最大の輸出国のサウジが担当します。
減産合意の思惑だけで原油価格は高騰していますが、OPEC側にも懸念があります。今回ナイジェリアとリビアは部族対立や内戦で適用除外になりました。この2ヶ国は日量50万バーレル以上の生産予力があります。この2ヶ国が増産すれば今回減産合意した日量120万バーレルは吹っ飛びます。
さらに怖いのが米国のシェールオイルです。原油価格が55ドルを突破すれば一斉に増産することでしよう。
それより、日本にとって気になるのは最近の円安ドル高です。原油は高騰しなくても、円安により、ガソリン価格は上昇することでしよう。それも上昇幅は数円でしよう。
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