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秋口になると新物サンマが100円前後で売り出されるのが常でしたが、近年秋口になっても新物サンマを見かけることが少なくなってきました。それもそのはず、2016年の水揚げは2年前の半分になっています。
かって、北太平洋におけるサンマ漁獲量はロシアと日本で二分していました。そこに台湾、韓国、中国が参入してきて、大型漁船で乱獲しているのです。それに、地球温暖化の影響で日本近海の海水温の上昇で日本のサンマ漁獲量は激減しています。
もともとサンマを食べる習慣がなかった中国などは日本に輸出するために?乱獲しているのです。缶詰ように不足するサンマは韓国、台湾、中国から輸入しています。
資源保護の観点からサンマの漁獲量を国別に割り当てる会議が日本で開かれましたが、予想どうり、物別れに終わりました。
今年も高いサンマを食わされそうです。
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