名古屋の百貨店といえば、4MプラスJR高島屋ですが、いづれの百貨店も、最近の消費低迷を受けて苦戦しています。中でも4Mの一角の丸栄は売上高が416億円と10年前の5割に、落ち込んでいます。
丸栄といえば江戸時代名古屋栄の本町通に店を構えた、十一屋呉服店を礎とする老舗中の老舗百貨店です。かって、名古屋城下の本町通で江戸の越後屋(三越)、京都の大丸屋(大丸)、それに地元の伊藤呉服店(松阪屋)と激しく競い合っていました。その地元の松阪屋もかってのライバル大丸と手を組みました。取り残された丸栄は益々苦戦がつづきそうです。JR高島屋の進出も大きな影響をうけました。
そういえば、地元資本の老舗店が数多くきえてしまいました。電気店ではカトー無線、中野無線が消滅し、 栄電社(エイデン)が残っているだけです。紳士服でも、ヤマヨ、トリイの両雄が消滅してしまいました。
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