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電気業界では売上高で11兆円超えの日立製作所、パナソニックのトップグループに比べると、4兆円の三菱電機は、やや劣りますが、堅実な経営を続けています。競争のはげしい、携帯端末や洗濯機事業からは、いち早く撤退し通信衛星事業などの得意分野に、経営資源を集中し、会社の構造改革をいち早く断行しています。
薄型テレビ事業においては、利益の出ない、パネル事業からはいち早く撤退、他社からの購入に切り替えています。そんな三菱電機ですが今回の特需を見越し、3.5倍の生産をつづけてきました。それでも需要を満たすことが出来ず、最終的には5倍まで、生産をひきあげたそうです。この柔軟性が三菱の堅実経営を、支えているのでしょう。
最も、三菱電機が薄型テレビの生産を5倍に引上げたといっても、トップグループのシャープヤパナソニックと比べると、生産量は桁が違います。足元にも及びません。
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