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家電業界トップも消費税増税のあおりをもろに受け売り上げが低迷しています。さらにネット通販による安値販売などの影響もあり、売上回復時期が見えません。住宅メーカーのエスバイエルやベスト電器の子会社化が足を引っ張っています。もともとは住宅事業と一体化で家電販売を強化するもくろみでしたが、共倒れ状態です。
今回のソフトバンクとの提携はビックやヨドバシカメラに比べて携帯電話販売で後れを取っているヤマダがソフトバンクを巻き込んだ提携です。ソフトバンクにとってそんなにメリットはないようです。なぜならヤマダは大型家電販売メーカーという立場上ドコモやauも売らなければなりません。
業績低迷中のヤマダとしては発行済み株式の13.16パーセントを握るシンガポールの投資ファンド対策でしょう。安定株式対策としてソフトバンクとの提携でしよう。
今回の資本提携は投資ファンドから山田家を守るための苦肉の策でしかない。
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