最近スーパーの100円セールで銀サケが見かけなくなりました。銀サケは長年価格が1切れ100円程度で安定していたのですが、今年になって急に50パーセント以上値上がりしました。
日本に輸入される銀サケの90パーセントが南米のチリ産です。このチリ産銀サケが価格を安定させてきました。しかし最近チリ産銀サケの輸出価格が2倍以上に高騰しているのです。その影響で、日本国内の銀サケ価格も高騰しているのです。
チリの輸出価格の高騰は人件費が高騰したからだそうです。チリはサケだけではありません.銅鉱石の世界一生産国です。チリは526万トンの銅鉱石を生産して他国を圧倒しています。その銅鉱山労働者の人件費が高騰しています。その影響で銀サケ養殖業者は労働力を得るために労働者の賃金を上げざるをえません。そういうわけで銀サケが高騰しているのです。
養殖銀サケをチリに頼ってきた日本のツケが回ってきたのでしよう。これからは国産養殖者の育成や輸入国の多様化を図ることが必要です。
サケ弁当
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