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速度の速い新幹線は線路上の信号機を見て列車を走行させることは出来ません。そこで車内に表示された最高速度にしたがって、運転士が列車を操作します。最高速度の300キロで走行していた新幹線が、駅に近づくにつれて、ATCは270キロ、230キロ、と速度を落とし最終的には運転士が手動で停止させます。かりに、運転士が停止しなかった場合はATCが停止させます。
しかし、このアナログATCは問題がありました。段階的に減速していくために、乗りごごちが良くありません。そこで登場したのがデジタルATCです。
これは大容量の情報をデジタル処理して、目標の駅に1発で止まれるようにブレーキをかけ、自動で停止させられます。
このデジタルATCを採用しているのは平成19年現在、東海道、東北、九州新幹線です。
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