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最近の、一般家庭で使う家電製品は50Hzでも60Hzでも使えるようになっていますが、電力会社ではそうはいきません。東京電力、東北電力、北海道電力など、東日本にある電力会社の発電機は50Hz,中部電力、関西電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の西日本勢は60Hzの発電機を使っています。
電力を融通してもらうには、周波数を合わせる必要があります。その設備が周波数変換所です。でも、変換能力が低いのが、欠点です。浜松市佐久間にある電源開発の佐久間周波数変換所下は30万KW、東京電力の新信濃変電所で、60万KW。中部電力の東清水変電所は10万KWでしかありません。
今回不足の1000万KWといえば100万KW級の発電所10個分ですから、半端ではありません。
いかに危機対応に関心が薄かったかということになりましょうか。
周波数が違う西日本で節電しても、
60ヘルツを50ヘルツに変換できる、設備は
3か所程度と聞いています。
西日本の節電は、火力発電の燃料を節約する為なのだろうか?
今日スーパーへ行きました、有る食品売り場が暗く、地震による節電の為の張り紙に唖然と・・意味が無いだろう節電の為との理由は?
そのスーパーでは節電している益が有るのだろう・・・
いずれにしても、原子力発電無しでは、無資源国の日本では、成り立ちません。人々の英知で乗り切ることを、祈るしかありません。