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画像はこの件に直接関係ありません。
私が思うには、日本の鉄道のカーブには脱線防止用のレールが通常のレールの内側に沿って取り付けられています。写真で見る限り、今回のスイスの特急列車のレールには何も取り付けられていません。平均時速30キロ程度で走るので、必要ないと思われますが、それは違います。私のふるさとを走っていた、大分交通耶馬溪線にもカーブにはレールが2重に取り付けられていました。このローカルな列車は山間部のカーブの多いい区間を大正2年から昭和50年まで走っていました。最高時速も40キロでとことこ走っていました。中津ー守実温泉間36キロを2時間かけて走っていました。急カーブやトンネルの連続で、スピードが出せなかったのでしょう。そりゃー遅いといったら、これ以上遅い列車は見たことがありません。
この大分交通耶馬溪線のレールにも、カーブには脱線防止用のレールが取り付けられていました。今でこそ理解できますが、その当時は、何で線路が2重になっているのだろうと、いつも、思っていました。その当時は、レールの取替え時に、ゲージ代わりにするものだと、勝手に、理解していました。
いくらスピードが遅くても、列車は脱線します。スイスの氷河特急の線路にも脱線防止レールがあったら、もしかしたら、脱線は免れたかもしれません。
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