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平安時代もやはり美人の条件は長い黒髪でした。女の子が生まれると4歳までは毎朝頭をそります。これによって毛根が刺激され、髪の毛がより成長するのです。それからは一度もそりません.髪に良いといわれる海藻類を食べ、つやを出すため、さねかずらの液汁髪を磨きます。
髪美人コンテストの1号は村上天皇の中宮の芳子様で、髪の長さが5メートルもあったそうです。このおかげでしようか、最後には皇后になりました。
当時は美人になるのも大変でした。長い髪に厚化粧ですから、たまりません。それに食べ物を食べると化粧が落ちてしまいます。当然塗りなおします。おまけに当時の白粉は鉛が含まれていて、皮膚を侵します。最後は神経までやられていたそうです。
ところで美智子様はずいぶん若いころから銀髪になられました。上品な顔立ちに銀髪がお似合いです。
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