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改正薬事法が施行

2009-06-02 05:32:10 | 経済
政府は、今度の改正は、インターネットや並行輸入によって無秩序に流入する、薬を規制して、国民を薬害から守る為の改正だと、説明していますが、果たして、どうでしょう。

これまでの、大きな薬害(サリドマイド、血液製剤)のほとんどは、厚生省の不手際でおきています。諸外国ではすでに禁止している薬剤を長年にわたり、使用を許してきた厚生省の責任です。それを、薬害被害から守り為の、薬事法の改正とは、少し、違うのではないでしょうか。

たしかに、対面販売すれば、薬の安全性は今よりは高まると思いますが、一方,第3類医薬品の販売においては、規制が、今より、緩められ、大手スーパーやコンビにでも販売が促進されようとしています。

 パスポの導入によって、町の小さなタバコやさんが、壊滅的な影響をうけたように、こンどの薬事法改正で、個人経営の薬局、薬店の客がコンビにやスーパーに流れるものとおもわれます。個人経営の薬屋さんでの売り上げのほとんどは、第3類の医薬品です。

さらに問題なのは、伝統的な医薬品です。日本古来からの伝統的な医薬品の販売は通信販売などで、細々と販売してきましたが、これらの医薬品も、例外は認めず、対面販売を強要したことです。とりあえず、2年間は既存客に限り、通信販売を認めましたが、新規客への通信販売を認められず、問題です。


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