1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

『はる。こい』(1)

2005-08-21 13:42:51 | すいかのたね
 昨年1月末から2月初旬の約2週間、アート系のカフェで友達と『はる。こい』というタイトルで二人展をしました。その前年の夏に、イラストレーターを目指しているAちゃんにわたしの手芸話をしたら、彼女が「そしたらわたしの絵も出すから、二人展しよ!」と即決。Aちゃんは、「ええ~、そんな人様に見せられるような腕じゃないし…」としり込みするわたしに代わり、以前も展をしたことがあるというカフェに積極的に働きかけてくれ、その店長のOさんにも「大丈夫よ~」と励ましていただき…とんとん拍子に話が進んでいったのでした。
 二人展のタイトルは『はる。こい』となりました。時期的に「春(よ)来い」な感じ+「春ですねぇ、恋でもしたいねぇ」というわたしの願望?が織り交ざったなかなかナイスなネーミング☆ このチラシはAちゃんが版下を用意してくれて、彼女のイラストにわたしが作ったビーズのモチーフを髪留めに見立ててカラーコピーしたものです。あとは馴染みの店や友達にこのチラシを配って、たくさんのひとに来てもらおう!ということに(ちなみにこのチラシ、黒バージョンもあります)。
 と、ここまで決まったものの、見かけによらず心配性なわたしは話が具体化してからというもの、寝ても覚めても二人展のことばかり…「こういうのも作ったほうがいいかな」「いや先にこれを作ってしまおう」とおどおどしているうちに、あっというまに年が明け、展が始まったのでした。果たして、わたしの作品は世間の方々の鑑賞に耐えられるのでしょうか?!

『はる。こい』(2)

2005-08-21 13:17:08 | すいかのたね
 『はる。こい』の会場となったカフェは、最近そのレトロさで注目されている地域にある”アート+なごみ”なお店。生活雑誌(「クーネル」「天然生活」系)や写真集などを見ながら、丁寧に入れられたお茶・コーヒー、めちゃめちゃおいしいスイーツ(チーズケーキおすすめです~!)が楽しめて、さらに写真展やイラスト展などを入れ替えながら常時開設している、というユニークなお店。
 わたしはビーズアクセサリーとニット小物を壁際のカウンター席3分の2のスペースに置かせてもらえることになりました。ビーズ細工約40点(ピアス、ネックレス、ブレスレット、リングなど)、ニット小物は約30点(帽子、マフラー、ベストなど)の計70点を用意しました。お店の雰囲気、季節の移り変わり、客層などを0さんに相談しながら、これらを入れ替えや追加しながら展示していきました。
 とくにニット類は「まだまだ寒い冬、でもタイトルも”はる”だし、会期半ばで暦の上でも”春”となる」ということで展示品をどれにするかであれこれ悩みました。でも、たくさんのお客さんに見ていただくことができました。
 写真は昼間に撮ったもの。北向きだけど、窓が大きくとってあって、とても落ち着くカフェなんです。

『はる。こい』(3)

2005-08-21 13:15:56 | すいかのたね
 展が始まって次の日くらいに、カフェのお客さんがわたしのピアスを買ってくれた、と聞いたときはホントびっくりしました。それまで家族や親しい友人には手づくりのものをプレゼントしてなかなか好評だったけれど、まさか自分の作ったものが見ず知らずの方に受け入れてもらえるなんて! 
 あと、作品を見た人に感想を書いてもらいたくてノートを置いていたのですが、それにもカフェのお客さんが温かいメッセージを残してくれていて心に沁みました。

 何よりも嬉しかったのは、お知らせを送った友人がたくさん来てくれたこと。こういう催しものは、興味があっても実際に足を運ぶのは難しいことが多いと思っていたけど、なかには何度も来てくれた友人もいて、本当に感謝!でした。それに来られなかった友人もちゃんと覚えててくれて、「がんばって!」というメッセージをもらったりしたこと。
 いろんなことで自信を無くして、社会や友達とも距離を置いていた時期のことだっただけに、とても励まされました。この展を実現させてくれたAちゃん、店長0さん、影に日向に支えてくれた友達のみんな、そして家族のみんな、ありがとう!この展を通して、たくさんの「うれしい!」「感激!」を味わったことはとても刺激になりました。

 そして二人展から1年半以上経ったいま振り返って思うのは、このイベントが、”たくさんのひととのつながりで生きているわたし”の存在を気づかせてくれたことじゃないかと思う。なかなか思うように行かないことばかりでイライラしたりすることもあるけど、自分の殻に閉じこもってばかりいないで、いつも謙虚な気持ちでゆっくりでいいから歩いて行こう…ということだったなぁと思います。

夜になると間接照明で、ふっくらかつ大人な雰囲気になる店内。
会期後半の立春以降は、春らしいカラーのストールを飾りました(というのに、その横には展が始まってから編み始めて仕上がった冬物セーターが…)。コルクボードが寂しく見えるのは、わたしの作品に目を留めて手にとってくれた方々がいたというしるし、です。