
まもなく開会式が始まります。
市内の主要道路は、ほぼ規制が解除されて渋滞は解消されました。
孤立集落も無くなり、一安心です。
このブログを見た十日町市出身の方から、報道以外の被害の様子を知ることができたとメールでコメントが寄せられました。
また、市内の方からも同様なご意見が寄せられています。
これもネットの持っている力(パワー)なのですね。
今日も被災地の様子を回ってきましたのでご覧ください。
田川では、本格的に重機が稼動しています。
浅河原の千手トンネル入り口の道路陥没(7/29の水害)
浅河原地内の住宅(7/29の水害)
河内町と美雪町の間にある線路下道路。
水はすっかり排出されましたが、水の跡が鮮明です。
田麦では、8月2日午前1時に大規模な土砂崩れが発生しました。
現在は車両の通行は可能です。
同じ田麦地内ですが、複数の土砂崩れが発生しています。
二ツ屋と塩之又へ通じる道路は通行できません。
がんばろう十日町
すでに昨日から復興に向けて官民が全力で動いています。
市内の道路や、住宅の車庫なども被災直後と比べれば、ずいぶんときれいになりました。
人のパワーの大きさには、いつも感動させられます。
さて、今回の大きな水害を経験していろいろと考えさせられました。
まずは『動く勇気』。
勇気と言うと意味合いが違うかもしれませんが、即断する能力のことです。
大津波の時もそうでしたが、ぎりぎりまで推移を見守ってから避難をするのではなく、
少しでも危険を感じたら高台などの安全な場所へ避難することです。
自分の家は大切でしょうが、一番守らなければいけないのは『命』です。
「ちょっと心配だなぁ」と思った時点で、避難開始としましょう。
次は、『動かぬ勇気』です。
雨が降ると、農作物のことが心配になります。
また、河川の水位が心配で堤防のギリギリのところまで見に行ってしまいます。
今回も、夜中に車で農作物の様子を見に来た方が、崩れかけた堤防から転落しそうになりました。
心配なのは当然でしょうが、危険な所へは近づかないでください。
離れたところから見る程度にして状況を判断しましょう。
さて、今週末は全少です。
ラストスパート頑張るぞ!