転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

COJゲームブック:幻のアニメ(1)

2006-04-01 00:29:01 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

1.

端末室の冷房を思わせる冷たい風が、俺の頬をかすめる。そして目の前に広がる廃墟の街並み――現実世界から程近い異次元空間、「アルカナ」である。

フリーのハッカーであった俺は、とあるクライアントから技術提供を受け、アルカナへの行き来が可能な探索者「エージェント」となった。そしてアルカナ内でのミッションで役立つ支援装備「JOKER」も与えられたのだ。

ハーミット――そう名付けられたJOKERは、今では俺の貴重な相棒であり、同時に俺のコードネームともなっている。俺は手の甲に特殊インク印刷された「09」の文字にふと目を向けた。【JOKER《THE HERMIT》獲得、ライフ=7】 →2

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COJゲームブック:幻のアニメ(2)

2006-04-01 00:28:02 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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2.

今回のミッションはかつてアニメ制作会社であった廃ビルのローカル放棄端末から、旧世紀の発禁アニメのデータを回収することだ。何でも政府の陰謀を明かす為に有用だというが、今の俺には膨大な報酬の方が有用だ。

まずは目的地である廃ビルを目指すとするか――おやおや、アメフトめいた体格の会社員らしき男が倒れているぞ。あの様な男達に「ウォーミングアップ」と称して殴る蹴るの暴行を受けた、高校時代のトラウマが蘇る。今度は俺が「ウォーミングアップ」をする番の様だ。

まだ時間はある、軽くウィーミングアップだ→3
早速試し撃ちといこう、JOKER使用→4
ミッションが先決だ、無視して先を急ぐ→5

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COJゲームブック:幻のアニメ(3)

2006-04-01 00:27:03 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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3.

「おい、ここは立入禁止区域だ。何やってる」「うう…ここは何処だ…?」どうやらアルカナ内で自然発生した「乱流」に引きずり込まれて、ここに迷い込んだ様だ。見たところアルカナ適正が低い様で、恐らく5分もせずに心停止し、死に至るだろう。

「国家機密防衛法により、不法侵入者への射殺が認められている。運が悪かったな」勿論嘘であるが、この傲慢そうな男を絶望のどん底に叩き落す効果は絶大であった。俺は男の眉間に奇妙な形の銃を突きつけ、直ちに発砲した。

直後、俺の端末に大量のデータが流れこむ。男の生前の記憶が、生体クラウド技術を活かしたデータ転送によって吸い出されているのだ。この銃もクライアントから提供されたもので、標的は苦しむことなく即死し、使用者は記憶データを吸い出せる、まさにWIN-WINである。

これによって目的地の廃ビルが次の信号を左に曲がったところにあることが判明。急いで目的地へと向かった。→6

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COJゲームブック:幻のアニメ(4)

2006-04-01 00:26:04 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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4.

「おい、大丈夫か?」「うう…ここは何処だ…?」どうやらアルカナ内で自然発生した「乱流」の影響で、ここに引きずり込まれた様だ。見たところアルカナ適正は低く、恐らく5分もせずに心停止し、死に至るだろう。

「安心しろ、今すぐ楽にしてやる」端末にコマンドを入力すると、俺の手の甲の「09」の文字が鈍く光りだし、上空から老魔導士めいた巨大な塊が現れた。そして老魔導士が放った雷撃は、男を5秒とかけずに消し炭に変えた。後に残ったのは、殺人現場に書かれた白線めいた影のみだ。

このJOKER、ただ男を消し炭に変えただけではない。雷撃の際に男の直前の記憶も回収していたのだ。お陰で目的地の廃ビルの場所も判明、早速信号を左に折れ曲がろうとしたその時であった。【JOKER《THE HERMIT》を失う】→7

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COJゲームブック:幻のアニメ(5)

2006-04-01 00:25:05 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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5.

「だ、誰か…助けて…」男は声を絞り出す様に助けを求めていた。恐らくアルカナ内の「乱流」に巻き込まれ、ここに引きずり込まれたのだろう。あの様子では男のアルカナ適正は生体維持すら困難な程低く、恐らく5分もせずに心停止し、死に至るだろう。

俺は男を無視して裏路地に入った。端末の地図によるとこの辺りが目的地の筈だが、そこにあったのは別の建物であった。「乱流」の影響で一帯の構造が入れ替わってしまったのか――そう思った直後だった。

突如、目の前の建物の窓ガラスが割れ、中から何者かが飛び込み、俺の前に立ちはだかった。和服姿の小柄な女――あるいは少女か。端末には接近情報をはじめ、一切データが流れてこない。まるで幽霊だ。→14

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COJゲームブック:幻のアニメ(6)

2006-04-01 00:24:06 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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6.

目的地のビルを見つけた俺は、暴走開閉を続ける自動ドアの間に滑り込み、中へと入った。旧世紀、「大崩壊」が起こる前は多くの企業がアルカナ内に極秘オフィスを所持し、身寄りの無い若者達を拉致しては無給労働を強制していたという。恐らくここもそういった極秘オフィスの1つであろう。

目指すは最上階の端末室。だがエレベータホールには思わぬ先客が待ち構えていた。身長1メートル程度の、ぬいぐるみを思わせる動く物体――アルカナ内に生息する生物的存在、「ユニット」である。

元々アルカナには多くの「ユニット」が生息しており、「大崩壊」前は量子コンピュータによる全面コントロールも試みられていたという。量子コンピュータがロストテクノロジーとなった今では、コントロール下にできるユニットはわずかとなってしまったが――。

いずれにせよミッションの障害になりそうなので、排除するのが良さそうだ。幸い俺にはこちらのコントロール下にあるユニットもあるし、アルカナ内の自然現象を模した「インターセプト」を使う手もある。何ならJOKERを使ってみるのもいい。

ユニットに戦わせる→8
インターセプトを使う→9
JOKERを使う→10

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COJゲームブック:幻のアニメ(7)

2006-04-01 00:23:07 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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7.

「何だ何だ?」突如、後ろから声が響いた。振り返るとギターを抱えた男が。どうやら先程の雷撃の音を聞きつけ、駆け付けてきた様だ。「ちょっと待ってくれ!あんた、遭難者かい?」

端末から流れるデータによると、どうやら政府側のエージェントの様だ。変に関わると面倒なことになりそうだ。
幸い俺にはアルカナ内で捕獲された生物的存在「ユニット」がある。これを使って追い払うことも出来るが、ミッション優先で逃げの一手というのもありだ。

戦いは避けられない、ユニットを使って追い払おう→11
面倒とは関わらないのが最善手、直ちに逃げ出す→12
妙手を思いついた、遭難者のふりをして何とかやりすごそう→13
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COJゲームブック:幻のアニメ(8)

2006-04-01 00:22:08 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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8.

「お前たちの相手はこいつだ」端末にコマンドを入力すると、鷹の兜を被った金色の戦士が現れた。今回のミッション用に、クライアントから提供されたユニットの1つだ。戦士が槍を一振りすると、「ぬいぐるみ」共は光の粒となって消滅した。

俺は戦士にホールの守りを任せ、エレベータで最上階へと向かった。→15

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COJゲームブック:幻のアニメ(9)

2006-04-01 00:21:09 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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9.

「この程度の雑兵、俺一人で十分だ」端末にコマンドを入力すると、周囲に墨の様な霧が発生した。この「毒霧」を浴びた「ぬいぐるみ」共は折り重なって倒れてゆく。

だが俺も無傷という訳にはいかない。この毒霧そのものの影響もそうだが、毒に耐性があると思われる「ぬいぐるみ」の何体かが俺に襲いかかってきたのだ。それでも俺はアルカナ適正の優位を活かし、彼らを手刀の連打で破壊した。

――毒霧が晴れると、立っているのは俺一人だけとなった。大量の「ぬいぐるみ」共の残骸を背に、俺はエレベータで最上階を目指した。【ライフ-5】→15

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COJゲームブック:幻のアニメ(10)

2006-04-01 00:20:10 | ブラウザゲーム1
COJゲームブック:幻のアニメ
(2016年4月1日版)

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10.

「ミッションの邪魔だ、消えろ」端末にコマンドを入力すると、俺の手の甲の「09」の文字が鈍く光りだし、天井から光が降り注ぐ。光はやがて老魔導士の姿となり、「ぬいぐるみ」共に雷撃を放ち、消し炭に変えた。JOKER《THE HERMIT》の力である。

JOKERを通して端末にデータが送り込まれる。どうやら彼らは「珍獣」と呼ばれる、旧世紀の政府が推進していたキャラクターコンテンツをモデルにしたものの様だ。恐らくこれも政府の陰謀に関係があるのだろう。

まもなくして、老魔導士は姿を消した。新たなデータを手にした俺は、エレベータで最上階を目指した。【JOKER《THE HERMIT》を失う】→15

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